Camera Raw でのシャープ処理とノイズ軽減

最終更新日 : 2023年11月3日

写真のシャープ処理

ディテール」タブのシャープコントロールでは、画像のエッジの定義を調整できます。部分シャープを適用する場合、ブラシツールと段階フィルターツールでは、半径ディテール、マスクの値が使用されます。

Camera Raw の「シャープの適用先」オプションを使用すると、シャープ調整をすべての画像に適用するかプレビューにのみ適用するかを指定できます。

メモ

Camera Raw 内から環境設定を開くには、 を選択します。

Camera Rawで写真を開き、プレビュー画像を少なくとも100%までズームします。

ディテールパネルで、次のコントロールを調整します。

の値を調整すると、画像のシャープ処理を強化してエッジの定義を向上させることができます。ゼロに設定すると完全にオフになります。画像をよりきれいにするには、通常を低い値に設定することをお勧めします。この調整はアンシャープマスク技術のバリエーションで、指定されたしきい値に基づいて周囲と異なるピクセルを識別し、それに応じてコントラストを向上させます。ファイルを開くと、Camera Raw プラグインにより、適切なしきい値がカメラモデル、ISO、露光量補正を基にして自動的に計算されます。

半径

シャープを適用するディテールのサイズを調整します。ディテールが細かい写真では、通常、設定を低くする必要があります。 より多くの情報を含む写真では、より大きな半径を使用できます。半径を大きくしすぎると、一般的に、不自然な結果になります。

ディテール

画像でどれだけの高波長情報をシャープ調整するかや、シャープ調整プロセスでエッジをどれだけ強調するかを調整します。 設定を低くすると、主にエッジがシャープになって画像ぶれが除去されます。 値を高くすると、画像のテクスチャがより鮮明になります。 

マスクの使用

エッジマスクを調整します。 ゼロに設定すると、画像内のすべてが同じシャープ処理を受けます。100 に設定すると、シャープ処理は最も強いエッジ近くの領域に制限されます。Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながらこのスライダーをドラッグすると、シャープになる領域(白)とマスクされる領域(黒)とが区別されて表示されます。 

ノイズを軽減

「ディテール」タブの「ノイズ軽減」セクションには、画像のノイズを軽減するためのコントロールがあります。 画像のノイズには、画像の粒子を粗く見せる輝度(グレースケール)ノイズと、写真内にカラーの斑点として表示される彩度(カラー)ノイズがあります。高めの ISO 感度またはあまり精巧ではないデジタルカメラで撮影した写真には、かなりのノイズが入ることがあります。 

メモ

ノイズを軽減するための調整をするには、最初に 100 %以上の倍率でプレビュー画像を表示し、プレビューされるノイズ軽減を確認できるようにします。

カラースライダーとカラーのディテールスライダーを調整すると、色の詳細(右下)はそのままで、彩度ノイズが軽減されます。

輝度

輝度ノイズが軽減されます。

輝度のディテール

輝度ノイズのしきい値を指定します。 ノイズの多い写真に便利です。 値を上げるとディテールが保持されますが、ノイズが目立つ結果になることがあります。 値を下げるとノイズは少なくなりますが、ディテールが失われます。

輝度のコントラスト

輝度のコントラストを指定します。 ノイズの多い写真に便利です。 値を上げるとコントラストが保持されますが、斑点やまだらな模様が目立つ結果になることがあります。 値を下げると結果はスムーズになりますが、コントラストが失われる場合があります。

カラー

カラーノイズが軽減されます。

カラーのディテール

カラーノイズのしきい値を指定します。 値を上げると幅の狭い詳細なカラーのエッジを保護できますが、カラーが斑点状になることがあります。 値を下げるとカラーの斑点はなくなりますが、カラーがにじむことがあります。

Camera Raw でのノイズの軽減に関するビデオチュートリアルについては、次を参照してください。