注意:

  Typekit は、Adobe Fonts に名前が変わりました。これは、Creative Cloud などのサブスクリプションに含まれています。さらに詳しく

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使用可能な InDesign CC のアップデート

詳しくは、新機能の概要を参照してください。


Adobe InDesign CC 9.2 | 概要

Adobe InDesign CC 9.2 | 概要
Rufus Deuchler

Typekit デスクトップフォントの統合

InDesign の新機能

Creative Cloud の有償メンバーは、Web およびデスクトップの Typekit フォントライブラリにアクセスできます。通常、Creative Cloud デスクトップアプリケーションを使用してコンピューター上の Typekit フォントを同期しますが、InDesign 内から Typekit フォントを参照したり、同期したりできるようになりました。

Typekit デスクトップフォントは InDesign と完全に連携します。このシームレスな統合により、InDesign で以下を簡単に行えるようになりました。

  • ドキュメントの、環境に無い Typekit フォントを検索し、Typekit からこれらのフォントを同期します。
  • 書式メニューで「Typekit からフォントを追加」をクリックし、Typekit Web サイトの新しいフォントを参照して追加します。
  • 新しい Typekit フォントフィルターを使用して、フォントメニューで同期した Typekit フォントをよりすばやく検索できます。
Typekit フォントフィルター
A. Typekit フォントフィルター B. Typekit からフォントを追加 C. Typekit フォントアイコン

注意:

InDesign パッケージファイルを作成する際、Typekit フォントはパッケージすることができません。ただし、PDF または EPUB などの電子ドキュメントで印刷して使用することができます。

詳しくは、 Typekit フォントの使用(記事)Typekit デスクトップフォントとフォントメニューの機能強化(ビデオ)(英語)をご覧ください。

InDesign CC での機能強化

InDesign のこのリリースでは、ハイパーリンクの作成、編集、管理における主な弱点が補強されています。

ハイパーリンク作成の簡易化

InDesign でのハイパーリンクの作成が非常に簡単になりました。右クリックだけでハイパーリンクを作成できます。ハイパーリンクでハイパーリンク文字スタイル(青色で下線付き)を適用できるようになりました。また、InDesign では、テキスト以外のオブジェクトに、ボタン情報に似た情報(オブジェクトのフレームを囲む点線など)を作成できるようになりました。

ハイパーリンクを作成するには:

  1. 選択したテキストまたはオブジェクトを右クリックし、ハイパーリンク/新規ハイパーリンクを選択します。新規ハイパーリンクダイアログボックスが表示されます。

    新規ハイパーリンクダイアログボックス
  2. 適切なハイパーリンク先 URL を指定します。

  3. 初期設定では、ハイパーリンクスタイルが選択したテキストまたはオブジェクトに適用されます。テキストの場合、別のスタイルをスタイルドロップダウンから簡単に選択できます。テキスト以外のオブジェクトの場合、デザイン時の視覚的な識別子がリンクに適用されます(レイヤーの色を継承した色でオブジェクトを囲む点線など)。

テキストのハイパーリンク
文字スタイルはドキュメントの文字スタイルリストに追加されます。スタイルをプリントまたは書き出しできます。

オブジェクトリンクに適用された視覚的な識別子
点線のアウトラインがリンクされたオブジェクトに適用されています。これは、視覚的識別だけを目的とし、プリントまたは書き出しはできません。


簡単になったハイパーリンクの編集

ハイパーリンクを編集ダイアログを使用して初期設定を「共有の移動先」にすることは、非常に煩雑な作業でした。編集機能を右クリックで使用できるようになり、ダイアログで自動的に編集中のハイパーリンクの形式をポイントできるようになりました。

既存のハイパーリンクを編集するには、選択したテキストまたはオブジェクトを右クリックし、ハイパーリンク/ハイパーリンクを編集を選択します。ハイパーリンクを編集ダイアログボックスが、既に選択したリンクの種類とともに表示されます。

ハイパーリンクの簡単な管理

パネルでのハイパーリンクの管理を簡素化するため、ハイパーリンクパネルが改良されました。

ハイパーリンクパネル

 

 

  • URL が利用可能かどうかをすばやくチェックし瞬時にフィードバックを返す信号が追加されました。緑は有効な URL、赤は無効な URL を示します。ライトアイコンをクリックすると、リンク先に移動します。
  • リンクパネルに似たページ番号が追加されました。ページ番号をクリックすると、リンクがある場所に移動し、リンクが選択されます。
  • 電子メールやアンカーなどのアイコンをクリックしてリンク先に移動することもできます。
  • URL の可用性を手動で更新できる URL ステータスを更新が追加されました。
  • 同じリンク先をポイントするリンクはグループ化されます。

また、ハイパーリンクと相互参照のパネルを分離しました。詳しくは、ハイパーリンク(記事)および相互参照(記事)をご覧ください。

その他の機能強化

  • すべてを削除」ボタンは、「未使用を削除」に置き換えられます。
ハイパーリンク先オプション
  • 未使用を削除は、以前に追加されたが、現在は使用されていないリンク先を削除します。
ハイパーリンク先および未使用を削除オプション

詳しくは、ハイパーリンクの簡易化(ビデオ)(英語)をご覧ください、

EPUB の機能強化

InDesign CC での機能強化

InDesign の EPUB 機能に多数の重要な改良や拡張機能が追加されました。(すべての変更の一覧を表示するには、InDesign_EPUB_Changes_CC_9.0_to_9.2.pdf を参照してください。)

再フロー可能なインタラクティブブックの作成

表示するページでポップアップする脚注の作成

iBooks Reader のポップアップ脚注に新しいコントロールが追加されました(EPUB3 の脚注の配置オプションの「ポップアップ表示」)EPUB 書き出しオプションダイアログの「脚注の配置」オプションで、配置オプションを一覧表示するドロップダウンが表示されるようになりました。

ポップアップ表示脚注オプション

この新しいオプションは、脚注参照と脚注コンテンツラッパーのマークアップを変更し、iBooks Reader でのポップアップ脚注を有効にします。リーダーが脚注参照を処理するときにのみ、脚注テキストが表示されます。

簡単になった EPUB 書き出しの管理

書き出されるテキストのカラー、テーブル、先頭文字スタイルのより正確な表現

InDesign で、段落スタイルの文字カラーなどのカラー属性を CSS プロパティに適切にマップできるようになりました。段落スタイルの適用時には、グラデーションカラーもサポートされます。

スタイルに関連付けられたクラスなど、適用されたセルスタイルのマークアップも生成されるようになりました。また、適用されたセルスタイルやセル属性オーバーライドに加え、局部的なセルスタイルも生成され、適切に書き出されます。

重要な問題を解決することにより、先頭文字スタイルやドロップキャップのサポートも改善されています。

  • 先頭文字スタイルが完全にサポートされるようになりました。
  • ドロップキャップのフォントの埋め込みも適切に機能します。また、ドロップキャップの float プロパティで段落の方向が考慮されるようになりました。

ネイティブの InDesign オブジェクト、画像、グループの CSS 処理の向上

オブジェクトに適用する変形(グラフィックを含むオブジェクトの回転など)が CSS に適切にマップされるようになりました。グラフィック、オーディオ、ビデオオブジェクトコンテンツ、およびグループに生成された CSS に、変形を正確にマップできます。

グラフィックに適用された変形と、CSS にマップした例

オブジェクトに適用された変形

 

 

 

div._idGenPageitem-2 {

-webkit-transform:translate(0.000px,0.000px) rotate(330.000deg) skew(0.000deg) scale(1.000,1.000);

-webkit-transform-origin:50% 50%;

display:inline-block;

height:173px;

width:230px;

}


箇条書きおよび自動番号処理の向上

GID/フォント付きカスタム箇条書きは、標準の箇条書き文字に置き換えられています。カスタム箇条書きではフォントの埋め込みもサポートされます。EPUB3 書き出しでは、追加の CSS list-style-type 値がサポートされます。

CSS プロパティ内でのリストタイプとテキストの配置に追加されたサポート

InDesign で CJK および ME の CSS プロパティのサポートが追加されました(list-style-type-epub-text-align-last、および段落でのグラデーション)。

市場に対応した EPUB の作成

日本語

InDesign では、モノルビと自動縦中横設定がサポートされるようになりました。ルビや、縦中横および自動縦中横設定を含む日本語用縦組みコンポジションのサポート向上により、日本市場に向けた適切な EPUB を作成できます。

中東言語

dir タグ属性で、段落と文字の方向がサポートされるようになりました。これにより、右から左に記述する言語の操作性が向上し、アラビア市場に対応した EPUB を作成することができます。


ユーザーインターフェイスの変更

オブジェクト書き出し」オプションをコンテキストメニューで使用できるようになりました。

コンテキストメニューで使用できるオブジェクト書き出しオプション
  • 元の画像を使用」オプションが、オブジェクト書き出しオプションおよびEPUB 書き出しオプションダイアログボックスに追加されました。この新しいオプションでは、書き出しでラスタライズされた画像ではなく、配置された画像が使用されます。
オブジェクト書き出しでの元の画像の使用
EPUB 書き出しでの元の画像の使用

  • 設定をアンカー付きオブジェクトに適用」オプションが EPUB 書き出しダイアログボックスの画像オプションから削除されました。

詳しくは、EPUB の機能強化(ビデオ)(英語)をご覧ください。

その他の機能強化

InDesign CC での機能強化

シームレスな更新

  • 最新のドキュメントリストは、アップデートの適用時に自動的に整理されません。
    注意:これは InDesign CC 9.2.0 以降で行われたアップデートで有効になります。
  • カラーテーマ設定は、アップデートの適用時に自動的に「やや暗め」にリセットされません。

ドキュメントステータスバーのアクティブなプリフライトプロファイル

ドキュメントステータスバーで、現在アクティブなプリフライトプロファイルの名前が表示されるようになりました。そこで名前を変更できます。

欧文フォントの「フォント適用時の保護」

フォント適用中の保護を有効にする設定を欧文フォントにも適用できます。

相互参照パフォーマンスの向上

以前のバージョンの InDesign では、他のドキュメントへの複数の相互参照を含むドキュメントでのテキスト入力で遅延が発生することがありました。これは特に相互参照が複数のドキュメントをポイントし、これらのドキュメントが開いていない場合に発生していました。

この問題は解決されました。参照先のドキュメントがすべて閉じていても、ドキュメントでのテキストの入力は遅延しません。

テキストの選択またはハイライトの動作の復活

テキストの選択またはハイライトの動作が、InDesign CS6 のときの方法に戻されました。システム(OS)のハイライトカラーがテキストのハイライトに使用されることはなくなります。この変更はレイアウトテキストの選択およびハイライトのみに行われます。ストーリーエディターの動作は CC と同じです。


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