新機能の概要

Adobe Learning Manager の新機能と機能強化について

2018 年 5 月にリリースされた Adobe Learning Manager には、各種の新機能と拡張機能が導入されています。ユーザーの消去機能、タグの管理機能、学習目標名の変更機能、Slack との統合機能など、さまざまな機能が導入されています。 ここでは、これらの新機能と拡張機能について説明します。

Learning Manager の以前のリリースで導入された機能の概要については、「機能の概要 | 以前のリリース」を参照してください。

GDPR への準拠

Learning Manager が GDPR に準拠するようになりました。 GDPR の詳細と、GDPR が Adobe Learning Manager ユーザーにどのように関係しているかについては、GDPR に対する Learning Manager の準拠に関する説明を参照してください。

ユーザーの消去機能

Adobe Learning Manager でユーザーを消去できるようになりました。この機能により、個人の特定が可能なすべての情報と、ユーザーのすべての学習レコードを Learning Manager から削除することができます。この操作を実行するには、Learning Manager の管理者が目的のユーザーを選択して「削除」をクリックする必要があります。削除されたユーザーは、「ユーザークリーンアップ」という新しいタブに表示されます。 管理者は、このタブでユーザーを選択して、消去操作を実行することができます。 この操作を元に戻すことはできません。

この機能は、GDPR の要件に準拠する目的で Learning Manager に導入されました。

詳細については、ユーザーの消去を参照してください。

タグの管理機能

管理者は、Learning Manager でタグを管理できるようになりました。学習者は、改善されたタグ機能と管理が容易なデータベースを使用して、検索処理を素早く実行し、適切な検索結果を表示することができます。 この機能を使用して、余分なタグ、スペルが正しくないタグ、関係のないタグを管理することができます。 管理者は、タグの追加、編集、削除、添付、置換を行うこともできます。 タグを編集するには、画面左側のナビゲーションパネルの「管理」セクションで「タグ」をクリックします。

タグの管理
タグの管理

管理者は、タグの作成者の権限を制限することができます。

タグの管理権限の割り当て
タグの管理権限の割り当て

詳細については、「タグ」を参照してください。

学習目標名の変更機能

管理者は、Learning Manager で学習目標の名前を変更できるようになりました。すべてのユーザーが簡単に理解できるように、用語をカスタマイズすることができます。 コース、学習プラン、学習プログラム、資格認定、作業計画書、カタログの場合に、学習目標の名前を変更することができます。 例えば、「course」を「chapter」に変更すると、「 course 」というテキストが含まれているすべてのインスタンスで「 chapter 」というテキストが表示されるようになります。 名前を変更するには、サンプルの用語 CSV をダウンロードして編集し、編集後の CSV をアップロードします。 この機能を使用できる言語は、英語だけです。

詳細については、「学習目標名の変更」を参照してください。

ゲーミフィケーションレポート

管理者は、ゲーミフィケーショントランスクリプトを CSV 形式でダウンロードできるようになりました。 このレポートは、 個人 ユーザー用にダウンロードすることも、ユーザーグループ用にダウンロードすることもできます。

ユーザー名 、ユーザーの電子メール、 ユーザーの UUID、ユーザーの合計ポイント、 獲得ポイントの 内訳、 ユーザーが属している グループの名前、 マネージャーの 名前、アクティブなフィールドの値が、すべてレポート内に取り込まれます。 管理者はこのレポートを使用して、組織レベルまたは特定のグループにおけるユーザーのランキングを確認することができます。

ゲーミフィケーションレポートの生成
ゲーミフィケーションレポートの生成

詳細については、「ゲーミフィケーションレポート」を参照してください。

Learning Manager と Slack

このリリースでは、 Primebot 、Learning Manager 用の Slack ボットを導入しました。 Slack ユーザーは、Slack App ディレクトリの Adobe Learning Manager アプリを Slack チーム内にインストールして、Slack 内で Learning Manager のコンテンツを検索することができます。Learning Manager で Primebot を対話形式で操作して、新しいコースの検索、推奨事項の表示、この先の期日に関する通知の受信を行うことができます。Slack 内で登録を行って学習プログラムに直接ジャンプすることにより、効率的に学習を進めることができます。

現在、Slack 用の Learning Manager アプリは、米国のインスタンスでのみサポートされています。欧州のインスタンスではサポートされていません。

Slack 上の Primebot
Slack 上の Primebot

詳細については、「Learning Manager と Slack の統合」を参照してください。

Learning Manager と PowerBI の統合

Power BI コネクタとの統合機能を使用して既存の Power BI アカウントを活用することにより、Prime の学習データを Power BI 内で視覚化して分析することができます。 統合を行う管理者は、Power BI のワークスペースを設定する際に、学習者のトランスクリプトとユーザーのスキルレポートという 2 つのライブデータセットを増分的にワークスペースに取り込むように設定することができます。 その後、Power BI のすべての機能を使用してカスタムダッシューボードを作成し、組織内に配布することができます。

詳細については、「Power BI コネクタ」を参照してください。

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