Adobe Media Encoder CC へのアップデートをご利用いただけます。
詳しくは、新機能の概要を参照してください。
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詳しくは、新機能の概要を参照してください。
Adobe® Media Encoder CC(2013 年 6 月)では、高度なビデオエンコーディングのエクスペリエンスを実現するための新機能と機能強化を提供します。詳細を紹介するリソースへのリンクから、新機能に関する簡単なガイドをお読みください。
H.264 または MPEG-2 形式でビデオファイルを書き出す場合、Adobe Media Encoder では、「ソースの一致」プリセットを使用して、ソースファイルのビデオ設定を自動的に合わせることができます。「ソースの一致」プリセットを選択すると、書き出し設定ダイアログ内のビデオ設定タブに含まれる適切なオプションが自動的に有効になります。
Adobe Media Encoder には、H.264 および MPEG-2 Exporter の両方に対して、次の 2 つの「ソースの一致」プリセットが用意されています。
「ソースの一致」プリセットは、ソースからいくつかのビデオ属性を渡し、他の属性について具体的な値を選択する場合に便利です。「ソースの一致」設定を新しいプリセットとして保存して、キューまたは監視フォルダーパネル内のあらゆるソースにそれらを適用できます。
例えば、フレームサイズやフレームレートの異なるアセットを含む監視フォルダーがあるとします。監視フォルダー内のすべてのアセットを 24 fps で単一の形式に変換します。これを行うには、フレームレート(24 fps に設定)以外のすべてのプロパティに対してソースの一致が有効にされたプリセットを作成します。
Adobe Media Encoder で、編集/書き出し設定を選択します。
書き出し設定ダイアログボックスで、「ビデオ」タブを選択します。
「ソースの一致」をクリックして、ソースの一致機能を有効にします。ソースの一致機能が次の基本的なビデオ設定に対して有効になります。
ソースの一致機能は、各プロパティの横にあるチェックボックスをクリックすることで、個別のプロパティに対してオンまたはオフに切り替えることができます。「ソースの一致」の選択を解除すると、各設定に対して一致するソース値が表示され、必要に応じて値を編集できるようになります。
クローズドキャプションは通常、この機能をサポートするテレビや他のデバイスで、ビデオのオーディオ部分をテキストとして表示するのに使用されます。
Adobe Media Encoder では、Premiere Pro シーケンスから、キャプションデータを含む別個の「サイドカー」ファイルとしてクローズドキャプショントラックを書き出すことができます。QuickTime の書き出しでは、別個のサイドカーファイルとしてデータを書き出すか、出力ファイル内にデータを埋め込むか選択できます。
書き出し設定ダイアログボックス内の新しい「キャプション」タブでは、クローズドキャプションデータを書き出し中に、形式とフレームレートを指定できます。フレームレートのオプションは、書き出し中に選択するファイル形式に依存します。
Adobe Media Encoder では、次のサイドカー形式が用意されています。
クローズドキャプションデータと一緒に Premiere Pro シーケンスをキューに送信するには、次のいずれかの操作を行います。
書き出し設定ダイアログボックスで、「キュー」をクリックして、シーケンスを Adobe Media Encoder キューに送信します。
代わりに、Premiere Pro から Adobe Media Encoder のキューパネルにシーケンスをドラッグ&ドロップすることもできます。
Adobe Media Encoder で、ファイルのコンテキストメニューから「書き出し設定」を選択します。
書き出し設定ダイアログボックスで、「キャプション」タブを選択します。
次のように書き出しオプションを選択します。
クローズドキャプションデータの書き出しを選択しない場合は、「なし」を選択します。
サイドカーファイルのファイル形式を指定できます。提供されるフレームレートオプションは、選択したサイドカーファイル形式に依存しています。
Avid DNxHD は、いくつかの非線形ビデオ編集システムで使用されるコーデックです。これは編集する際に中間の形式として使用できます。Avid DNxHD コーデックについて詳しくは、Avid の この記事を参照してください。
DNxHD アセットの簡単な読み込みと書き出し
Adobe Media Encoder では、Avid DNxHD アセットの読み込みと書き出しが可能で、追加のコーデックをインストールする必要はありません。
DNxHD アセットは次の形式で読み込むことができます。
あらゆるソースを DNxHD MXF 形式(MXF OP1a のバリエーション)にエンコードすることもできます。
新しい DNxHD MXF プリセット
Adobe Media Encoder には、いくつかの DNxHD MXF プリセットが追加されました。これらのプリセットは、ブロードキャストカテゴリーの下にあるプリセットブラウザーで使用できます。
DNxHD プリセットは、8 ビット/チャンネルまたは 10 ビット/チャンネルの深度として使用できます。8 bit サイズのバリエーションは、YUV カラースペース内にあります。10 bit サイズのバリエーションは、YUV または RGB カラースペース内にあります。名前に「X」が含まれるプリセットは、サイズが 10 bit であることを示しています。
関連項目:
Adobe Media Encoder には、更新された MPEG-2、MPEG-2 Blu-ray および MPEG-2-DVD 書き出し形式が存在します。
更新内容には、パフォーマンスの強化と次のユーザーインターフェイスの変更が含まれます:
メモ:これらのエクスポーターの機能に変更はありません。
CS6 バージョンから MPEG-2 プリセットを読み込むには、手動でプリセットを再作成します。直接プリセットを読み込むことはできません。
SurCode for Dolby Digital オーディオコーデックは、MPEG-2、MPEG Blu-ray、MPEG-2-DVD、H.264 および H.264 Blu-ray Exporter 向けに使用できるようになりました。
書き出し設定ダイアログボックスから、SurCode for Dolby Digital オーディオコーデックを選択できます。
2017 年 9 月 15 日以降、Adobe Creative Cloud アプリケーションは、Dolby Digital および Dolby Digital Plus オーディオ形式のデコード/エンコードにオペレーティングシステム(OS)の機能を利用します。Adobe は今後、Creative Cloud 製品に Dolby からのネイティブライブラリをバンドルしません。
この変更がご利用製品での Dolby オーディオの再生に与える影響については、Adobe Creative Cloud アプリケーションでは、Dolby オーディオの再生に OS のネイティブサポートを利用するを参照してください。
Adobe Media Encoder で、編集/書き出し設定を選択します。
書き出し設定ダイアログボックスで、「オーディオ」タブを選択します。
「オーディオ形式の設定」の下で、オーディオ形式として「Dolby Digital」を選択します。
「オーディオの基本設定」の下で、オーディオコーデックとして「SurCode for Dolby Digital」を選択します。
SurCode for Dolby Digital エンコーダーのインストールの詳細およびその他の追加情報については、「コーデック設定」をクリックします。
Adobe Media Encoder では、初期設定で SurCode for Dolby Digital エンコーダーの体験版がインストールされます。試用期間が切れた後で SurCode for Dolby Digital エンコーダーの使用を継続するには、Minnetonka オーディオソフトウェアからサードパーティのライセンスを購入する必要があります。
After Effects から直接 Adobe Media Encoder にコンポジションを送ることができるようになりました。次の 2 つの新しいメニューコマンドとキーボードショートカットを使用して、プロジェクトパネルで選択したコンポジションを Adobe Media Encoder エンコーディングキューに送ることができます。
以前のバージョンの Adobe After Effects で使用できたいくつかの書き出し形式を Adobe Media Encoder で使用できるようになりました。
注意:これらの書き出し形式は、After Effects の初期設定では無効になりました。必要に応じて、環境設定ダイアログボックスにある「出力」の環境設定を使用して、After Effects でこれらの古いバージョンの形式を再び有効にすることができます。ただし、アドビでは、Adobe Media Encoder で利用できる新しいバージョンの形式を使用することを推奨しています。
これらの形式を使用するには、Adobe After Effects から Adobe Media Encoder にコンポジションを書き出します。
コミュニティリソース:
Adobe Media Encoder CC には、次のモバイルデバイス向けの新しいシステムプリセットがあります。
Adobe Media Encoder には、次の新しい Apple デバイス向けに 1080p プリセットも用意されています。
MXF ラッパーに含まれる XDCAM EX と AVC-Intra 向けの新しいプリセットもあります。
スマートレンダリングは、MXF OP1a と DNxHD MXF 形式向けに初期設定で有効になっています。
Adobe Media Encoder では、次の新しい形式が読み込めるようになりました。
複数の出力に対する出力ディレクトリを一度に変更するには、次の手順に従ってください。
ARRIRAW(.ari)カメラファイルを直接 Adobe Media Encoder に読み込めるようになりました。