パターンプレビューを活用して、完全な繰り返しのパターンをすばやく作成できます。
以前は、テキスタイルデザインやグラフィック背景のパターン作成には、正方形の画像を使用する必要がありました。パターンプレビューでは、正方形は必須ではなくなりました。デザインがパターンとしてどのように精彩を放つかをリアルタイムで視覚的に確認できます。
パターンプレビューを有効にすると、カンバス境界の外側にあるワークスペース領域で、カンバス上のコンテンツが繰り返されることがわかります。例えば、新しい空白のドキュメントの場合、外側のワークスペース領域は背景レイヤーの色を繰り返します。

パターンプレビューを有効にする
パターンプレビューは、プレビューを表示する際にシステムのグラフィックカード(GPU)を使用します。次のシナリオでは、パフォーマンスが低下する場合があります。
- 複雑なブラシを使用したブラシストロークでパターンを作成する
- 大きなドキュメントでパターンプレビューを使用する
- 大幅にズームアウトしてパターンを操作する
パターンプレビューの操作中は、次の点に注意してください。
- アートボードドキュメントではパターンプレビューが無効になっています。
- パターンプレビューはGPUを使用してプレビューを表示しますが、GPU が無効の場合でも機能します。
- 切り抜きツール、カンバスサイズなど、ドキュメントの寸法やドキュメントの境界を変更する特定のツールやコマンドでは、パターンプレビューがオフになります。
- 一部のフィルターや機能(対称、ゆがみ、Vanishing Point、3D など)は、パターンにうまく変換されない結果を生成する場合があります。