既存の Photoshop ドキュメントを開くか、新しいドキュメントを作成して、パターンプレビューを有効にします。
Photoshopの 3D 機能の廃止
Photoshop の 3D 機能は、今後の更新で削除されます。3D を使用されるユーザーは、Adobe の次世代 3D ツールを代表する Adobe の新しい Substance 3D コレクションのご検討をお勧めします。Photoshop の 3D 機能の廃止に関する詳細は、Photoshop の 3D 機能 | 廃止された 3D 機能に関するよくある質問を参照してください。
パターンプレビューを活用して、完全な繰り返しのパターンをすばやく作成できます。
以前は、テキスタイルデザインやグラフィック背景のパターン作成には、正方形の画像を使用する必要がありました。パターンプレビューでは、正方形は必須ではなくなりました。デザインがパターンとしてどのように精彩を放つかをリアルタイムで視覚的に確認できます。
パターンプレビューを有効にして作業を開始
パターンプレビューを有効にするには、表示/パターンプレビューを選択します。
パターンプレビューを有効にすると、カンバス境界の外側にあるワークスペース領域で、カンバス上のコンテンツが繰り返されることがわかります。例えば、新しい空白のドキュメントの場合、外側のワークスペース領域は背景レイヤーの色を繰り返します。
新規パターンの作成
次の 5 つの簡単な手順に従って、パターンプレビューを使用した作成を開始します。
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シェイプ、ペイントストローク、タイプなどの要素をカンバスに追加するか、ライブラリパネルから直接アセットをドラッグします。
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グラフィックのサイズ変更、回転、再配置を行います。
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必要に応じてズームアウトし、パターンが規則的に繰り返し表示されることを確認します。
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正しく表示されたら、パターンパネルの下部にある「+」をクリックするか、編集/パターンを定義...
を選択して、新しいパターンプリセットを簡単に作成できます。
ヒントとコツ
スマートオブジェクトを使用
パターンプレビューとラスターレイヤーを使用して作業する場合は、レイヤーをスマートオブジェクトに変換すると、パターン要素の変形、回転、拡大・縮小時に最適な結果が得られます。
レイヤースタイル
さまざまなクリエイティブな効果を得るには、レイヤースタイルをスマートオブジェクトレイヤー、またはスマートオブジェクト内に含まれるレイヤーのいずれかに追加して試してみます。
パフォーマンスのヒント
パターンプレビューは、プレビューを表示する際にシステムのグラフィックカード(GPU)を使用します。次のシナリオでは、パフォーマンスが低下する場合があります。
- 複雑なブラシを使用したブラシストロークでパターンを作成する
- 大きなドキュメントでパターンプレビューを使用する
- 大幅にズームアウトしてパターンを操作する
制限
パターンプレビューの操作中は、次の点に注意してください。
- アートボードドキュメントではパターンプレビューが無効になっています。
- パターンプレビューはGPUを使用してプレビューを表示しますが、GPU が無効の場合でも機能します。
- 切り抜きツール、カンバスサイズなど、ドキュメントの寸法やドキュメントの境界を変更する特定のツールやコマンドでは、パターンプレビューがオフになります。
- 一部のフィルターや機能(対称、ゆがみ、Vanishing Point、3D など)は、パターンにうまく変換されない結果を生成する場合があります。