情報 ID
Adobe After Effects に関するセキュリティアップデート公開 | APSB22-17
|  | 公開日 | 優先度 | 
|---|---|---|
| ASPB22-17 | 2022年3月8日 | 3 | 
要約
Windows 版および macOS 版の Adobe After Effects に関するアップデートが公開されました。このアップデートにより、 クリティカルな セキュリティ上の脆弱性 に対応します。この脆弱性が悪用されると、現在のユーザーのコンテキストで任意のコード実行の原因になりかねません。
対象のバージョン
| 製品名 | バージョン | プラットフォーム | 
|---|---|---|
| Adobe After Effects | 22.2 以前のバージョン | Windows および macOS | 
| Adobe After Effects | 18.4.4 以前のバージョン      | Windows および macOS | 
解決策
| 製品名 | バージョン | プラットフォーム | 優先度評価 | 入手方法 | 
|---|---|---|---|---|
| Adobe After Effects | 22.2.1 | Windows および macOS | 3 | |
| Adobe After Effects | 18.4.5 | Windows および macOS | 3 | 
マネージド環境の場合、IT 管理者はアドミンコンソールを使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。
脆弱性に関する詳細
| 脆弱性のカテゴリー | 脆弱性の影響 | 深刻度 | CVSS 基本スコア  | CVE 番号 | |
|---|---|---|---|---|---|
| スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121) | 任意のコード実行  | クリティカル | 7.8 | CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H | CVE-2022-24094 | 
| スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121) | 任意のコード実行  | クリティカル | 7.8 | CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H | CVE-2022-24095 | 
| スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121) | 任意のコード実行  | クリティカル | 7.8 | CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H | CVE-2022-24096 | 
| スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121) | 任意のコード実行  | クリティカル | 7.8 | CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H | CVE-2022-24097 | 
謝辞
一連の問題を報告し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の研究者の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。
- Nsfocus 社、セキュリティチームの Yongjun Liu 氏 — CVE-2022-24094、CVE-2022-24095、CVE-2022-24096、CVE-2022-24097
 
更新履歴:
2021 年 12 月 17 日:CVE-2021-44190、CVE-2021-44191、CVE-2021-44192、CVE-2021-44193、CVE-2021-44194、CVE-2021-44195、CVE-2021-44188 のCVSS 基本スコアのアップデート
 
 
 
 
 
      
詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.html を参照するか、PSIRT@adobe.com 宛てに電子メールでお問い合わせください。