情報 ID
Adobe Media Encoder に関するセキュリティアップデート公開 | APSB19-29
|
公開日 |
優先度 |
---|---|---|
APSB19-29 |
2019 年 5 月 14 日 |
3 |
要約
Adobe Media Encoder に関するアップデートが公開されました。このアップデートはクリティカルなファイル解析の脆弱性を解消します。この脆弱性が悪用されると、現在のユーザーのコンテキストで任意のコード実行の原因になりかねません。
影響を受けるバージョン
製品名 |
バージョン |
プラットフォーム |
---|---|---|
Adobe Media Encoder |
13.0.2 |
Windows および macOS |
解決策
アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価で分類し、対象製品をご利用のお客様に最新バージョンへのアップグレードをお勧めします。
アドビでは、Creative Cloud デスクトップアプリケーションのアップデート機能を使用してアップデートすることをお勧めします。詳細については、このヘルプページを参照してください。
製品名 |
バージョン |
プラットフォーム |
優先度 |
---|---|---|---|
Adobe Media Encoder |
13.1 |
Windows および macOS |
3 |
マネージド環境の場合、IT 管理者はアドミンコンソールを使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。
脆弱性の詳細
脆弱性のカテゴリー |
脆弱性の影響 |
深刻度 |
CVE 番号 |
---|---|---|---|
解放済みメモリ使用 |
リモートコード実行 |
クリティカル |
CVE-2019-7842 |
境界を越えた読み取り |
情報漏えい |
重要 |
CVE-2019-7844 |
謝辞
これらの問題をご報告いただき、ユーザーの保護にご協力いただいた Trend Micro の Zero Day Initiative の Mat Powell 様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。