Adobe セキュリティ速報

Substance 3D Viewer に関するセキュリティアップデート公開 | APSB25-99

情報 ID

公開日

優先度

APSB25-99

2025年10月14日

3

要約

Adobe Substance 3D Viewer のアップデートが公開されました。このアップデートは、Adobe Substance 3D Viewer のクリティカルおよび重要な脆弱性に対応します。 この脆弱性が悪用されると、コードの恣意的な実行やアプリケーションのサービス拒否につながる可能性があります。

本アップデートによって修正される脆弱性が、広く悪用されているという事例は確認されていません。

対象のバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Adobe Substance 3D Viewer

0.25.2 とそれ以前のバージョン

すべて 

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、Creative Cloud  デスクトップアプリケーションの更新メカニズムを使用してインストールを最新バージョンにアップデートすることを推奨します。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。   

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度

入手方法

Adobe Substance 3D Viewer

0.25.3

すべて

3

ダウンロードセンター     

マネージド環境の場合、IT 管理者は Admin Console を使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。 詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。  

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVSS 基本スコア 

CVE 番号

領域外メモリーへの書き出し(CWE-787

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2025-54273

スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2025-54274

領域外メモリーへの書き出し(CWE-787

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2025-54280

領域外メモリーへの書き出し(CWE-787

アプリケーションのサービス拒否

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H

CVE-2025-54275

謝辞:

一連の問題を報告し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

  • Jony 氏(jony_juice)- CVE-2025-54273、CVE-2025-54274、CVE-2025-54275、CVE-2025-54280

注:アドビは、HackerOne と公開バグバウンティープログラムを実施しています。 外部セキュリティリサーチャーとしてアドビで働くことに興味がある方は、https://hackerone.com/adobe をご覧ください。

Adobe, Inc.

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