ライブラリテンプレートを作成するには、「ホーム」タブをクリックし、「再利用可能なテンプレートを作成」を選択します。
概要
ライブラリテンプレートを使用すると、再利用可能でインタラクティブな文書を作成できます。署名欄が 1 つの簡単な文書(秘密保持契約書など)、または非常に複雑な書類(税金/オンボード文書など)も可能です。
同じファイルを使用して契約書を定義すれば、迅速にテンプレートを作成して署名者に配信できるため、署名済みの最終契約書の一貫性を確保し、チームが常に最新バージョンの文書を使用していることを自動的に確認できます。
テンプレートは、「フォームフィールドレイヤー」と「文書」の 2 つの方法で定義できます。
- フォームフィールドレイヤーは、アップロードしたファイルに適用されるフィールドです。カスタムコンテンツを使用して契約書を動的に、標準化された形式で作成する企業に最適です。ファイルをアップロードし、マウスを数回クリックするだけで、フィールドレイヤーをすべてのフィールドに適用できます。
- 文書には、フィールドに加えてベースファイルが含まれます。所得税申告書、申請書、秘密保持契約書などの動的なコンテンツを含まないボイラープレート文書に適しています。
テンプレートを作成するユーザーがオブジェクトの所有者となります。
テンプレートがグループまたは組織と共有されている場合を除き、所有者のみがテンプレートを編集したり権限レベルを調整したりできます。
- テンプレートが組織と共有されている場合、アカウントレベルの管理者は、管理者メニューの「共有ライブラリ」セクションでテンプレートを編集する権限を持ちます。
- テンプレートがグループと共有されている場合、そのグループの管理者は、管理者メニューの「共有ライブラリ」セクションでテンプレートを編集する権限を持ちます。
- アカウントレベルの管理者は、グループと共有されているすべての文書にもアクセスできます。
テンプレートの所有権は、別のユーザーに譲渡できません。
ライブラリテンプレートの作成
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ライブラリテンプレートを作成設定ページが読み込まれます。
「テンプレート名」フィールドにテンプレートの名前を入力します。
テンプレートの名前を明示的に入力しなかった場合は、最初に追加した文書の名前が使用されます。
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ファイルを「ファイル」セクションにドラッグ&ドロップするか、「ファイル」フィールドの右上隅にある「ファイルを追加」リンクをクリックして、システム上のファイルを参照します。
必要に応じて、複数のファイルを添付して、1 つの大きなテンプレートを作成できます。
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「テンプレートタイプ」を設定します。
- 再利用可能な文書 - このオプションを選択すると、文書全体、コンテンツおよびフォームフィールドが保存されます。
- 再利用可能なフォームフィールドレイヤー - このオプションを選択すると、様々な文書(同じレイアウトで異なるコンテンツの文書)に適用するフォームフィールドレイヤーのみが保存されます。
- 両方 - 両方の種類のテンプレートを利用できます。
注意:テンプレートタイプは、テンプレートプロパティを編集していつでも変更できます。
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このテンプレートを使用できるユーザーを設定します。
この設定により、テンプレートへのアクセス権を、そのテンプレートをアップロードするユーザーに基づいて制御できます。
- 自分のみ - このオプションを選択すると、アップロードするユーザーのみがテンプレートを利用できます。
- グループ内の任意のユーザー - グループレベルのテンプレートを設定し、テンプレートとそのテンプレートをアップロードするユーザーが現在所属しているグループとを論理的に関連付けます。グループのすべてのメンバーがテンプレートにアクセスできます。
- テンプレートをアップロードしたユーザーを別のグループに移動しても、このテンプレートとグループとの関連付けは破棄されません。
- ユーザーのグループの、アカウントレベルの管理者およびグループレベルの管理者は、共有ライブラリメニューでテンプレートを編集できるようになります。
- 「複数のグループユーザー」が有効になっているアカウントでは、テンプレートを関連付けるグループを選択するためのドロップダウンフィールドが表示されます。
- 組織内の任意のユーザー - アカウントのすべてのユーザーがテンプレートを使用できます。
- アカウントレベルの管理者は、共有ライブラリメニューでテンプレートを編集できるようになります。
注意:テンプレートの所有者であるユーザーは、常にテンプレートを削除できます。
所有者であるユーザー、およびグループ/アカウント管理者が、テンプレートを編集できます。
他のユーザーは、テンプレートが契約書に適用された後、送信プロセス中に表示される「プレビューおよびフィールドを追加」を選択して、テンプレートを編集できます。この操作では、個別の契約書のテンプレートのプロパティを編集するだけで、ルートテンプレートは変更されません。
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「署名フィールドをプレビューおよび追加」をクリックして、テンプレートをオーサリング環境に送信します。
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ドラッグ&ドロップオーサリング環境が開きます。右側のレールから、フィールドを文書上の希望する場所にドラッグします。
注意:配置したすべてのフィールドは、デフォルトで 1 番目の受信者に割り当てられます。「受信者」ドロップダウンリストで受信者の選択を変更することにより、配置したフィールドの割り当て先を変更できます。
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フィールドを追加したら、「保存」をクリックします。
ライブラリテンプレート名の変更
テンプレート名は簡単な手順で変更できます。テンプレートを改訂したり、古くなったテンプレートを残したりしたいときに、その旨を示すようにテンプレート名を変更します。
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「管理」タブを選択して、テンプレートに移動します。
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左側のレールで「テンプレート」フィルターを選択します。
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選択するテンプレートをシングルクリックし、右側のレールの「テンプレートを編集」リンクをクリックして、ドラッグ&ドロップオーサリング環境でテンプレートを開きます
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「テンプレートのプロパティ」セクションを展開します。
- 「テンプレート名」フィールドをクリックします
- 必要な名前を入力します
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完了したら、「保存」をクリックします。
ライブラリテンプレートのテンプレートタイプの変更
テンプレートタイプは、テンプレートにベース文書を含めるか、またはフィールドのみで構成するかを定義します。
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「管理」タブを選択して、テンプレートに移動します。
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左側のレールで「テンプレート」フィルターを選択します。
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選択するテンプレートをシングルクリックし、右側のレールの「テンプレートを編集」リンクをクリックして、ドラッグ&ドロップオーサリング環境でテンプレートを開きます
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「テンプレートのプロパティ」セクションを展開します。
「テンプレートタイプ」セクションでは、テンプレートのタイプを定義できます。
- 再利用可能なフォームフィールドレイヤー - アップロードされた文書に適用可能な、レイヤーとしてのフィールドのみが含まれます.
- 再利用可能な文書- フィールドレイヤーが適用された特定の文書が含まれます。
- フィールドを配置しないことも可能です。
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完了したら、「保存」をクリックします。
ライブラリテンプレートの権限レベルの変更
アカウント内のどのユーザーがこのテンプレートにアクセスし、使用できるかは、テンプレートの権限レベルによって決まります。
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「管理」タブを選択して、テンプレートに移動します。
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左側のレールで「テンプレート」フィルターを選択します。
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選択するテンプレートをシングルクリックし、右側のレールの「テンプレートを編集」リンクをクリックして、ドラッグ&ドロップオーサリング環境でテンプレートを開きます。
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このテンプレートを使用できるユーザーを設定します。
この設定により、テンプレートへのアクセス権を、そのテンプレートをアップロードするユーザーに基づいて制御できます。
- 自分のみ - このオプションを選択すると、アップロードするユーザーのみがテンプレートを利用できます。
- グループ内の任意のユーザー - グループレベルのテンプレートを設定し、テンプレートとそのテンプレートをアップロードするユーザーが現在所属しているグループとを論理的に関連付けます。グループのすべてのメンバーがテンプレートにアクセスできます。
- テンプレートをアップロードしたユーザーを別のグループに移動しても、このテンプレートとグループとの関連付けは破棄されません。
- ユーザーのグループの、アカウントレベルの管理者およびグループレベルの管理者は、共有ライブラリメニューでテンプレートを編集できるようになります。
- テンプレートのグループ関係を変更すると、以前のグループのテンプレートにアクセスできなくなりますが、テンプレートを使用して既に送信されている契約書には影響しません。
- 組織内の任意のユーザー - アカウントのすべてのユーザーがテンプレートを使用できます。
- アカウントレベルの管理者は、共有ライブラリメニューでテンプレートを編集できるようになります。
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完了したら、「保存」をクリックします。
- テンプレートに多数のフィールドがある場合は、保存操作を頻繁に行ってください。「保存」をクリックするたびに「管理」ページに移動することになりますが、作業内容を失わないために、こまめに保存することをお勧めします。
- 文書上のフィールドには、意味のある名前を付けることをお勧めします。適切なフィールド名を付けておけば、署名者の入力データを書き出したときに情報を効果的に整理できますし、データを読み取りやすくなります。
共有ライブラリテンプレートを編集するための管理者権限
管理者は、自分のグループまたはアカウントと(テンプレート権限によって)共有されているライブラリテンプレートを編集する権限を持ちます。
- これには、ライブラリテンプレートのみが含まれ、 Web フォームは含まれません。
- テンプレート権限によって共有されているライブラリテンプレートのみが含まれます。
- ユーザーアカウント共有(高度な共有を含む)は、このリストに含まれません。
- グループレベルの管理者は、自分のグループのメンバーによってグループと共有されているすべてのライブラリテンプレートを編集できます。
- アカウントレベルの管理者は、自分のグループまたは組織と共有されているすべてのライブラリテンプレートを編集できます。
- アカウントレベルの管理者は、すべてのグループの共有テンプレートを表示できます。
管理者が共有ライブラリリストにアクセスするには、アカウント/共有ライブラリに移動します。
このページには、以下が含まれます。
- テンプレートの名前 - 管理ページのリストに示されている、ライブラリテンプレートの正式な名前。
- タイプ - テンプレートのタイプ。「ライブラリ文書」、「フォームフィールドレイヤーテンプレート」、「文書とフォームフィールドテンプレートの両方」のいずれかです。
- 所有者 - テンプレートのオリジナルの作成者。ユーザーの正式な名前と電子メールが表示されます。
- 共有先 - これはテンプレート権限設定を反映します。値は、「アカウント」または「グループ」(グループ名も追記)になります。
- 最終変更日 - テンプレートがシステムに最後に保存された日。
テンプレートを編集するには:
- テンプレートをダブルクリックします。
- または、シングルクリックし、「編集」アクションを選択します。
Adobe Acrobat Sign のオーサリング環境が開き、テンプレートのプロパティ、タイプ、名前、フィールド配置/割り当てを編集できるようになります。
- 必要な変更を加え、完了したら「保存」をクリックします。
管理者は、テンプレート権限を変更する権限を持ちます。
テンプレート権限を変更すると、テンプレートが共有ライブラリのリストから削除され、管理者の権限範囲から外れてしまう場合があります。