ここでは、Adobe Connect セッションに参加するためのハードウェア要件、ネットワーク要件、システム要件と、Adobe Connect Server をインストールするためのハードウェア要件、ネットワーク要件、システム要件について説明します。
各種デバイスで仮想セッションに参加するための要件
Windows
- 1.4 GHz Intel Pentium 4 と同等以上の処理速度を持つプロセッサー
- Windows 10、8.1(32 ビット/64 ビット)、Windows 7(32 ビット/64 ビット)
- 512 MB の RAM(1 GB を推奨)
- Microsoft Internet Explorer 11 以降、Windows Edge ブラウザー、Mozilla Firefox、Google Chrome
- HTML クライアント - Google Chrome(v66.0 以降)、Mozilla Firefox(v55.0 以降)、Edge(EdgeHTML v16 以降)
macOS
- 1.83 GHz Intel Core Duo と同等以上の処理速度を持つプロセッサー
- 512 MB の RAM(1 GB を推奨)
- Mac OS X 10.11、10.12、10.13
- Mozilla Firefox、Apple Safari、Google Chrome
- HTML クライアント - Google Chrome(v66.0 以降)、Apple Safari(v11.0 以降)、 Mozilla Firefox(v55.0 以降)
Linux
- Ubuntu 14.04 および 16.04、Red Hat Enterprise Linux 6
- Linux では、アプリケーションはサポートされていません。Linux ユーザーは、ブラウザーを使用して会議に出席することができます。
- Google Chrome
- Adobe Flash Player 23.0
仮想環境
- Citrix XenApp 7.5 および 7.11
- Horizon バージョン 6.2
モバイル
- iOS と Android 用の Adobe Connect アプリを使用するには、バージョン 8.2 以降の Adobe Connect Server が必要になります
- いずれかの Adobe Connect 会議でバージョン 9.4.2 よりも古い Adobe Connect Server が使用されている場合、すべての Adobe Connect 会議で一部の機能が使用できなくなる可能性があります(カスタムポッドで必要)
- Google Android 4.4 以降
- Apple iOS:iOS 8.1.2 以降
その他の要件
帯域幅:Adobe Connect アプリケーションを使用する場合、および Adobe Connect 会議に出席する場合は、512 Kbps の帯域幅が必要になります。
接続:Adobe Connect のプレゼンター、管理者、トレーナー、イベント主催者、会議主催者の場合は、DSL/ケーブルが必要になります(有線接続をお勧めします)。
会議主催者、イベント管理者、ウェビナーマネージャー、仮想教室マネージャー、管理者が Adobe Connect アカウントの管理を行う場合は、Adobe Flash Player 13 以降が必要になります。
オンプレミス展開環境でのサーバー要件
Adobe Connect Server
Windows:
Microsoft Windows Server 2012 R2(64 ビット)、2016(64 ビット)
仮想環境
VMware ESXi 5.x
データベース
Microsoft SQL Server 2017(64 ビット)、Microsoft SQL Server 2012(64 ビット)、2014(64 ビット)、2016(64 ビット)
Amazon Web Services
T3.2 XLarge
ハードウェア要件
- 2 GHz クアッドコア Intel Xeon と同等以上の処理速度を持つプロセッサー
- 16 GB 以上の RAM
- エンタープライズインストール環境用の 4 GB のハードディスク空き容量と、コンテンツストレージ用の 150 GB のハードディスク空き容量(保存するコンテンツの量が多くなると、必要なディスク容量も大きくなります)。
- NTFS ファイルシステム
- DVD-ROM ドライブ
- SSL ハードウェアアクセラレーターを推奨
注意:HDD 容量と RAM の要件は、CQ や FMG などのコンポーネントが Adobe Connect と共にローカルにインストールされているのか、スタンドアロンのサーバー上にインストールされているのかによって異なります。
共有ストレージの要件
- ハードディスクの仕様:10,000 ~ 15,000 RPM(ファイバーチャネルを推奨)
- ネットワークリンク:TCP/IP(1GigE I/O スループット以上)
- コントローラー:アクティブ/アクティブのマルチパス機能が搭載されたデュアルコントローラー
- プロトコル:CIFS と同等のプロトコル
注意:ネットワーク接続ストレージまたはストレージ領域ネットワークと共に Adobe Connect Server を展開する場合は、上記の仕様をお勧めします。展開環境の規模と用途に応じて、要件が異なることに注意してください。
ネットワークの要件
100 Mbps のイーサネット(1 Gbps を推奨)
ポートの要件
1935(RTMP)、ポート 80 または他の HTTP ポート、SSL が有効になっている場合はポート 443、SMTP を使用する場合はポート 25(オプション)、外部データベースを使用する場合はポート 1433(オプション)
LDAP ディレクトリサーバー
詳しくは、http://blogs.adobe.com/connectsupport/adobe-connect-directory-service-integration-for-ldap-sync-and-authentication-explained/ を参照してください。
Adobe Connect ACTS Server の要件(新規)
Windows:
Microsoft Windows Server 2016(64 ビット)
仮想環境
VMware ESXi 5.x
ハードウェア要件
- 2 GHz クアッドコア Intel Xeon と同等以上の処理速度を持つプロセッサー
- 8 GB 以上の RAM
- エンタープライズインストール環境用およびログストレージ用の 10 GB のハードディスク空き容量
- NTFS ファイルシステム
- DVD-ROM ドライブ
ネットワークの要件
100 Mbps のイーサネット(1 Gbps を推奨)
ポートの要件
ポートは構成可能ですが、デフォルトの要件は次のとおりです。
- サービスポート TCP 8080 の CPS から ACTS へのヘルスチェック
- ACTS から CPS サーバーへのライブ会議のデータ転送 - 1935(RTMP)、80 またはその他の HTTP ポート、SSL が有効な場合は 443。
- クライアントから ACTS TCP 9002
Adobe Connect Edge Server の要件
AMS システムの要件については、www.adobe.com/go/ams_techspecs を参照してください。
Adobe Media Gateway を使用する Universal Voice
サポート対象のオペレーティングシステム
Microsoft Windows Server 2008(64 ビット)、2012 R2(64 ビット)
ハードウェア要件
- 2 GHz クアッドコア Intel Xeon プロセッサー(3 GHz クアッドコア Intel Xeon を推奨)
- 4 GB の RAM
- インストール用として 2 GB のハードディスク空き容量、システム運用のために 10 GB のハードディスク空き容量
- NTFS ファイルシステム
- CD-ROM ドライブ
ネットワークの要件
- TCP/IP - 100 Mbps(1 Gbps を推奨)
- ポート 5060 TCP
- Universal Voice を使用する同時会議ごとに 2 つのポートが追加で必要になります。これらのポートは、ポート番号の範囲として設定されます。例えば、ポート番号の範囲として 5000 ~ 6000 を設定すると、Universal Voice を使用する会議が 500 件サポートされます。
- 100 Mbps のイーサネット(1 Gbps を推奨)
注意:Universal Voice を使用するには、Adobe Media Gateway をインストールして設定する必要があります。目的のオーディオコンファレンスサービスに通話を転送する SIP 対応エンドポイント経由で通話を発信するように AMG を設定してください。
注意:Adobe Media Gateway は、アプリケーションサーバーと同じマシンにインストールすることができます。ただし、アプリケーションンサーバーとは別のマシンに AMG をインストールすることをお勧めします。
AEM の使用
詳しくは、「AEM の技術要件」を参照してください。Adobe Connect Server とは別のマシンに AEM をインストールすることをお勧めします。