既存の Adobe Connect Server を最新バージョンにアップグレードすることにより、最新機能、セキュリティアップデート、その他の機能強化されたパフォーマンスを活用できます。アップグレードするには、Adobe Connect インストーラーをサーバーで実行します。インストーラーの指示に従ってアップグレードを行うことができます。アップグレードパスは下記のとおりです。
- Adobe Connect 9.0
- Adobe Connect 9.1
- Adobe Connect 9.2
- Adobe Connect 9.3
- Adobe Connect 9.4
- Adobe Connect 9.5
- Adobe Connect 9.6
- Adobe Connect 9.8
- Adobe Connect 10.1
- Adobe Connect 10.5
- Adobe Connect 10.6
- Adobe Connect 10.8
- Adobe Connect 11.0
アップグレードについて詳しくは、Adobe サポート(www.adobe.com/jp/support/programs/connect)にお問い合わせください。
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ユーザーに移行について通知します。
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インストーラーを使用して Adobe Connect をインストールします。インストーラーにより Adobe Connect サービスが停止し、custom.ini ファイルなどの既存のファイルがバックアップされます。
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(オプション)必要な情報を収集し、1 つ以上の統合されたテレフォニーアダプターをインストールします。詳しくは、「統合されたテレフォニーアダプターのインストールの準備」を参照してください。
ソフトウェアのアップグレード(特に、ワークグループに影響するアップグレード)では常に、連絡と計画が重要です。移行、または Adobe Connect へのモジュールの追加を開始する前に、次の作業を行うことをお勧めします。
移行を確実に成功させるために、十分な時間を割り当てます。アップグレードが通常の保守期間に適合するようにします。
移行中は Adobe Connect を使用できなくなることをユーザーに事前に通知しておきます。
移行の後にどのような変更(新機能やパフォーマンスの向上など)が予測されるかをユーザーに知らせます。新機能について詳しくは、https://www.adobe.com/jp/products/adobeconnect.html を参照してください。
インストーラーは appserv ディレクトリおよび comserv ディレクトリと custom.ini ファイルのバックアップコピーを作成してから、新しいバージョンをインストールします。コンテンツディレクトリは削除または上書きされません。ConnectProSvc.conf または TelephonyService.conf ファイルで行われたカスタマイズは、64 ビット OS の場合、Adobe Connect 9.x への移行後は保持されません。
オプションで、これらのディレクトリとファイルのバックアップコピーを作成するように選択できます。
埋め込み型データベースの使用から、別のコンピューター上にある SQL Server の使用に移行するには、次の手順に従います。この移行は Adobe Connect のインストール後にいつでも実行することができます。
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SQL Server をホストするコンピューターにデータベースを復元します。詳しくは、「データベースのバックアップを復元する方法」を参照してください。