数値
- Adobe Connect のインストールまたはアップグレード
- 移行、インストールおよび設定の準備
Adobe Connect のインストールに必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワークの要件について説明します。
Adobe Connect のインストール方法は、実行するインストールの種類によって異なります。
Adobe Connect を初めてインストールする場合は、インストール要件、サポートされている設定およびこの章の技術概要を確認します。その後、「Adobe Connect のインストール」を参照してください。
Adobe Connect の以前のバージョンから移行する場合には、このバージョンでの新機能の説明を確認します。その後、「移行の準備」を参照してください。
ハードウェア、ソフトウェア、およびユーザーの要件
Adobe Connect および Adobe Connect Edge Server の要件については、www.adobe.com/go/adobeconnect_techspecs_jp を参照してください。
ポートの要件
次の表は、ユーザーが TCP 接続を確立する必要のあるポートを示します。
|
バインドアドレス |
アクセス |
プロトコル |
80 |
*/任意のアダプター |
公開 |
HTTP、RTMP |
443 |
*/任意のアダプター |
公開 |
HTTPS、RTMPS |
1935 |
*/任意のアダプター |
公開 |
RTMP |
RTMP(Real-Time Messaging Protocol)は Adobe のプロトコルです。
次の表は、クラスター内部で公開しているポートを示します。クラスター内の各 Adobe Connect Server は、これらのポートでクラスター内の他のすべてのサーバーへの TCP 接続を確立できる必要があります。
これらの公開用のポートは、クラスターを使用していない場合でも閉じるようにしてください。
数値 |
ソースポート |
バインドアドレス |
アクセス |
プロトコル |
8506 |
任意 |
*/任意のアダプター |
非公開 |
RTMP |
8507 |
任意 |
*/任意のアダプター |
非公開 |
HTTP |
クラスター内の各 Adobe Connect Server は、次に示すポートでデータべースサーバーへの TCP 接続を確立できる必要があります。
数値 |
ソースポート |
アクセス |
プロトコル |
1433 |
任意 |
非公開 |
TSQL |
次の表は、Adobe Connect が通信のために内部的に使用するサーバーポートを示します。これらのポートがホストサーバーの他のプロセスまたはプログラムによって使用されている場合、Adobe Connect は起動に失敗します。
数値 |
バインドアドレス |
アクセス |
プロトコル |
1111 |
127.0.0.1 |
内部 |
RTMP |
2909 |
127.0.0.1 |
内部 |
RMI |
4111 |
*/任意のアダプター |
内部 |
JMX |
8510 |
127.0.0.1 |
内部 |
HTTP |
統合またはカスタムテレフォニーアダプターをインストールしている場合、クラスター内の各 Adobe Connect Server には使用可能な次のポートが必要です。
数値 |
バインドアドレス |
アクセス |
プロトコル |
9080 または 9443 |
*/任意のアダプター |
InterCall または Arkadin テレフォニーアダプターを使用している場合は公開、他の場合は内部 |
HTTP |
一部の統合テレフォニーアダプターには、上記の表に示されているポートだけでなく、特定のポートへのアクセス権限が必要です。各アダプターの情報に、これらのポートのリストが表示されます。「統合されたテレフォニーアダプターのインストール準備」を参照してください。
Adobe Media Gateway のポートについて詳しくは、「Adobe Media Gateway のポートとプロトコルについて」を参照してください。Adobe Media Gateway(AMG)インストーラは Adobe Connect インストーラにバンドルされています。
8088-8093 の範囲のポートは、AEM がクラスタリングに使用します。AEM Author および AEM Publish サーバーのデフォルトのポートはそれぞれ 4502 および 4503 です。AEM をインストールしたシステムでは、この範囲のポートを開放しておいてください。