機能の概要 | Adobe Camera Raw(2020年10月リリース)

最終更新日 : 2022年1月10日

Adobe Camera Raw の 2020年10月リリース(バージョン 13.0)の新機能と強化機能について説明します

UI の向上

新しい GPU サポートでより迅速な部分補正編集

補正ブラシの使用、段階フィルターまたは円形フィルターの適用、あらゆる部分補正のためのスライダーの調整などで、より迅速な編集が可能になりました。

カラーグレーディングツール

シャドウ、中間調、ハイライトをカラーグレーディングで制御

シャドウ、中間調、ハイライト用の強力なカラーコントロールを使用して、ユーザーのクリエイティブなビジョンに合う完璧なムードを実現したり、画像の全体的なカラーを調整したりできます。

サポート対象のカメラとレンズ

新しいカメラとレンズのサポート

新たに追加されたカメラとレンズは、サポート対象プロファイルの一覧で確認できます。

Camera Raw ワークスペースのカスタマイズ

必要に応じた編集パネルの表示/非表示の切り替え

新しい「表示する編集パネル」オプションを使用すると、編集パネルの表示/非表示を簡単に切り替えることができます。 ワークスペースをさらにカスタマイズする「コンパクトレイアウト」環境設定オプションもあります。

より詳細なカラー制御を実現する新しいカラーグレーディング

Camera Raw の新しい強力なカラーグレーディングツール(3 種類のカラーホイール)で、シャドウ、中間調、ハイライトを同時に制御できるようになりました。 また、グローバルコントロールを使用して、画像の全体的なカラーを調整することもできます。 カラーグレーディングは、明暗別色補正に代わるもので、画像内のカラーをより詳細に調整できます。 カラーホイールを任意の組み合わせで調整して、繊細、鮮やか、相補的、または対照的な外観を作成することで、画像を新しいクリエイティブな高みに引き上げましょう。

カラーグレーディングコントロールを使用するには、次の手順に従います。

Camera Raw で写真を開きます。 右側のパネルの編集ツールは、デフォルトで選択されています。

Photoshop の Camera Raw 編集パネル
Photoshop の Camera Raw 編集パネル

編集パネルで、カラーグレーディングドロップダウンをクリックします。

Camera Raw のカラーグレーディングコントロール
Camera Raw のカラーグレーディングコントロール

3 つのカラーホイールが表示され、それぞれシャドウ、中間調、ハイライトに対応します。 目的のスライダーを移動して、色かぶりを変更します。 各カラーホイールの下にある輝度スライダーを調整して、それぞれの色かぶりの輝度を調整することもできます。

写真のシャドウ、中間調、ハイライトを調整する 3 つのカラーホイール
写真のシャドウ、中間調、ハイライトを調整する 3 つのカラーホイール

メモ

各カラーホイールに編集内容がある場合は、カラーホイールに対してドットのインジケーターが表示されます。 

ブレンドスライダーを調整して、シャドウとハイライトの重なりの度合いを設定します。 スライダーを右にドラッグすると重なりが最大になり、左にドラッグすると重なりが最小になります。 バランススライダーを設定して、シャドウ、中間調、ハイライトの間で効果のバランスを調整します。 また、バランススライダーを使用して、シャドウとハイライトの量を制御することもできます。 0 より大きい値を指定するとハイライトの効果が増え、0 より小さい値を指定するとシャドウの効果が増えます。

メモ

カラーグレーディングパネルは、明暗別色補正パネルに代わるものです。 明暗別色補正の効果を再現するには、ブレンドスライダーを 100 に設定し、「シャドウ」と「ハイライト」を調整します。

一番上の行にあるカラーホイールアイコンをクリックして、スライダーを個別に表示することもできます。

これらのアイコンをクリックして、シャドウ、中間調、ハイライトの個々のカラーホイールを表示
これらのアイコンをクリックして、シャドウ、中間調、ハイライトの個々のカラーホイールを表示

一番上の行にある最後のカラーホイールアイコンを使用すると、グローバルカラーホイールスライダーにアクセスできます。 このスライダーを使用すると、シャドウ、中間調、ハイライトに対する以前のカラー調整に影響を与えずに、写真の全体的なカラーを変更できます。

写真内の全体的なカラーを調整するのに役立つグローバルスライダー。
写真内の全体的なカラーを調整するのに役立つグローバルスライダー

より迅速な部分補正編集を実現する GPU サポート

GPU アクセラレーションをオンにすると、線形グラデーションと円形グラデーションの適用、ブラシツールでのペイント、部分補正用の複数のスライダーの調整などで、編集内容のよりスムーズで高速なレンダリングが可能になります。 

Camera Raw 環境設定ダイアログボックス内の GPU 設定
Camera Raw 環境設定ダイアログボックス内の GPU 設定

ワークスペースのカスタマイズ

編集パネルの表示/非表示を簡単に切り替え

ワークスペースで必要な編集コントロールのみを表示できるようになりました。 Camera Raw 環境設定には、「コンパクトレイアウト」オプションもあります。

Camera Raw で写真を開きます。 編集ツールはデフォルトで選択され、すべての編集コントロールが表示されます。

Camera Raw の編集パネル
Camera Raw の編集パネル

編集パネルをカスタマイズするには、Command キーを押しながらクリック(macOS)または右クリック(Windows)し、「表示する編集パネル」を選択します。

編集パネルのコンテキストメニュー
編集パネルのコンテキストメニュー

表示する編集パネルダイアログボックスで、不要なパネルの選択を解除できます。 必要に応じて、同じダイアログボックスからいつでも元に戻すことができます。

パネルの選択を解除して編集パネルから非表示にする
パネルの選択を解除して親の編集パネルから非表示にする

レイアウトのオプション

Camera Raw に、「通常」レイアウトとは別に「コンパクト」レイアウトオプションが追加されました。 このオプションを表示するには、Camera Raw 環境設定の「一般」タブに移動し、「コンパクトレイアウトを使用」を選択します。 Command キーを押しながらクリック(macOS)または右クリック(Windows)して、「レイアウト」で「コンパクト」オプションを表示することもできます。

「コンパクト」を選択してレイアウトを変更
「コンパクト」を選択してレイアウトを変更

その他の機能強化

ズームの強化機能

ボックスズームを使用して、ズームレベルをより詳細に制御できるようになりました。 Ctrl キー(Windows)または Command キー(macOS)を押しながら画像上にボックスを描いて、目的の選択領域をズームインします。

Camera Raw のボックスズーム
Camera Raw のボックスズーム

新しいカメラとレンズのサポート

現在サポートされているレンズの一覧については、次のリソースを参照してください。