JSON の内容を [CF ホーム]\bundles ディレクトリの bundlesdependency_custom.json ファイルにコピーします。
既に別の JSON パッチが存在する場合は、次のようにバンドルを追加します。
ColdFusion で問題の修正や jar で提供される新しい機能の確認を行うために、カスタムパッチの適用が必要になることがあります。
このドキュメントでは、ColdFusion(2021 リリース)でパッケージにカスタムパッチを適用する方法について説明します。
カスタムパッチには JSON と一緒に 1 つ以上の jar が含まれています。
例えば、パッケージ ftp のパッチを適用する場合の JSON は次のようになります。
{ "bundle": "ftp", "minimumcoreserverupdaterequired": 0, "version": "2021.0.0.324000", "description": "The ftp package", "dependencies": [ { "name" : "jsch" , "version" : "0.1.55", "embedded" : false}, { "name" : "commons-net" , "version" : "3.6", "embedded" : false} ], "awsserverless": true }
この JSON の内容:
JSON の内容を [CF ホーム]\bundles ディレクトリの bundlesdependency_custom.json ファイルにコピーします。
既に別の JSON パッチが存在する場合は、次のようにバンドルを追加します。
変更内容に応じて 1 つ以上の jar が提供されています。この例で、新しいバージョンの jsch jar も提供されている場合、jar は次のようになります。
commons-net jar は変更されていないので、提供されていません。
次の jar をコピーします。
cfpm ツールを起動します。
listall コマンドを実行します。 ftp パッケージの古いビルド番号と新しいビルド番号の両方が表示されます(古いビルドがインストールされている場合、古いビルドは緑色で表示されます)。
cfpm>listall
adminapi, versions : [2021.0.0.323925]
administrator, versions : [2021.0.0.323925]
ftp, versions : [2021.0.0.324000, 2021.0.0.323925]
ftp パッケージをインストールします。
cfpm>install ftp
listall コマンドを再度実行します。
cfpm>listall
ftp パッケージの新しいビルド番号が緑色で表示されます。
これで、サーバを再起動せずに ColdFusion サーバに新しいパッチが適用されました。
上記の手順を行うと、ColdFusion(2021 リリース)でパッケージにパッチを簡単に適用できます。
従来の方法で ColdFusion サーバにパッチを適用することもできますが、
パッケージ固有のパッチの場合、この方法では上手く適用できません。
問題が発生した場合は、以下にお問い合わせください。