AEM Mobile アプリのカスタム解析イベントと evar を指定する方法について説明します。

AEM Mobile アプリで使用されている定義済み解析イベントを補完するカスタム解析イベントを定義して実装できます。例えば、HTML 記事内のニュースレターを購読しているユーザー数の解析など、行動を追跡するカスタムイベントを作成できます。

Mobile Marketing Dashboard を使用し、カスタム解析イベントとそれらのイベントの新しい処理ルールを定義します。それらのカスタム解析イベントは、HTML コンテンツ内から送信できます。

 

設定と必要条件

カスタム解析は、Mobile Marketing SDK を通じて提供されます。これは Digital Marketing Cloud で追加購入する必要があります。

カスタム解析イベントを設定するユーザーは、Adobe Analytics のレポートスイートの管理者である必要があります。また、その管理者には処理ルールを編集する権限が与えられている必要があります。処理ルールを編集する権限について詳しくは、処理ルールおよび処理ルールを使用する権限 (英語のみ) を参照してください。

カスタムイベントを送信する HTML コンテンツは、拡張機能が有効である必要があります。このオプションは、オンデマンドサービスポータルの記事のプロパティを編集するときに使用できます。

カスタム解析の設定

カスタム解析の設定における最初の手順は、カスタム解析イベントと evar を定義することです。この手順には、解析管理者権限が必要です。管理者は、Mobile Marketing Dashboard または Adobe Analytics サイトを使用してカスタム解析を設定できます。

Mobile Marketing Dashboard からのカスタム解析の設定

  1. 解析管理者権限があり、上記のように処理ルールを編集する権限が与えられていることを確認します。

  2. Mobile Marketing Dashboard (https://mobilemarketing.adobe.com) に移動します。

  3. 新しいアプリを作成するか、既存のアプリを選択し、「アプリ設定」を選択します。

  4. 変数と指標の設定」をクリックします。

  5. カスタム指標」をクリックします。リストを下にスクロールして、ドロップダウンメニューからイベント番号を選択します。イベント名を入力し、ドロップダウンメニューからタイプを選択します (ほとんどのイベントで「整数」を使用)。

  6. カスタム変数」をクリックします。リストを下にスクロールして、ドロップダウンメニューから evar 番号を選択します。Evar 名を入力します。ドロップダウンメニューから永続性の値を選択します (ほとんどの evar で「コールのみ」を使用)。

  7. ページの一番上にある「保存」をクリックします。

  8. オンデマンドサービスポータルで、アプリを再構築して再送信します。

    Mobile Marketing Dashboard でアプリ設定を変更する場合は、変更を反映するためにアプリを再構築する必要があります。

Adobe Analytics (Omniture) からのカスタム解析の設定

  1. 解析管理者権限があり、上記のように処理ルールを編集する権限が与えられていることを確認します。

  2. Adobe Analytics サイト (https://my.omniture.com/login/) に移動します。

  3. 管理者」をクリックし、「レポートスイート」を選択します。

  4. レポートスイートを選択し、設定を編集コンバージョン成功イベントの順にクリックします。

  5. 新規追加」をクリックします。リストに追加された新しいイベントまでスクロールします。イベント名を入力し、タイプを選択します (ほとんどのイベントで「カウンタ」を使用)。「保存」をクリックします。

  6. 管理者」をクリックし、ドロップダウンメニューから「レポートスイート」を選択します。

  7. レポートスイートを選択し、ドロップダウンメニューから設定を編集コンバージョンコンバージョン変数を選択します。

  8. 新規追加」をクリックします。リストに追加された新しい evar までスクロールします。ステータスを「有効」に設定します。Evar 名を入力し、有効使用回数を設定します (ほとんどのイベントで「ヒット」を使用)。「保存」をクリックします。

処理ルールの定義

カスタム解析イベントと evar を定義したら、管理者はそれらのイベントおよび evar の処理ルールを追加する必要があります。この記事で前述されているように、管理者は処理ルールを編集する権限を与えられている必要があります。

  1. 解析管理者権限があり、上記のように処理ルールを編集する権限が与えられていることを確認します。

  2. Adobe Analytics サイト (https://my.omniture.com/login/) に移動します。

  3. 管理者」をクリックし、「レポートスイート」を選択します。

  4. レポートスイートを選択し、ドロップダウンメニューから設定を編集一般処理ルールを選択します。

  5. イベントの既存のルールを開くか、「ルールを追加」を選択してイベントの新しいルールを作成します。

  6. アクションを追加」を選択します。下の条件が満たされている場合にカスタムイベントを 1 に設定するアクションを設定します。a.action がイベントの送信に使用されるユーザー定義の文字列と等しいという条件を設定します。

  7. evar の既存のルールを開くか、「ルールを追加」を選択して evar の新しいルールを作成します。

  8. アクションを追加」を選択します。イベントの送信に使用される evar でカスタム evar を上書きするアクションを設定します。

  9. ページの下部にある「保存」をクリックします。

  10. オンデマンドサービスポータルで、アプリを再構築して再送信します。

    クラウドで解析設定を変更する場合は、変更を反映するためにアプリを再構築します。

HTML コンテンツへのカスタムイベントの追加

カスタム解析イベント、evar、および処理ルールが定義されたら、カスタムイベントを送信する HTML コンテンツを編集します。HTML 記事では、Analytics SDK を追加し、拡張機能を有効にして、カスタムイベントを送信する必要があります。

Analytics SDK を追加する

HTML コンテンツ内の <head> タグに次の <script> タグを追加します。

<script type="text/javascript" src="cordova.js"></script>

拡張機能を有効にする

HTML コンテンツを含む記事を作成する場合、記事のプロパティで「拡張機能を有効にする」オプションが選択されていることを確認します。

カスタムイベントを送信する

カスタムイベントを送信するように HTML コンテンツを設定します。次の記事 (英語のみ) に記載されている追跡方法を使用してカスタムイベントが送信されます。

https://marketing.adobe.com/resources/help/en_US/mobile/ios/phonegap_methods.html

2 つの例を以下に示します。

ADB.trackAction("MyCustomEvent1",
                {"evar77":"user-defined value"},
                null,
                null);
  
OR
 
ADB.trackAction("MyCustomEvent2",
                {"evar78":"user-defined value"},
                null,
                null);

この例の概要

上の例では、HTML コンテンツは次の 2 つのカスタムイベントを送信するように設定されています。

  • MyCustomEvent1
  • MyCustomEvent2

MyCustomEvent1 には evar77 が使用されます。ユーザーは、この evar でこのイベントに関連する情報を渡します。同様に、MyCustomEvent2 には evar78 が使用されます。

処理ルールでは、MyCustomEvent1 と MyCustomEvent2 を受信すると、対応するイベントの数が増えます。また、MyCustomEvent1 と MyCustomEvent2 は、evar77 と evar78 のそれぞれでユーザーが設定した値に上書きされます。

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