サポートされているファイルを開きます。
環境設定を行うことで、ファイルの作成時または編集時にコードに適用されるフォーマットを制御できます。
コードの手動フォーマット
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編集/コード/ソースフォーマットの適用を選択します。
または、一般ツールバー/ソースコードのフォーマットからソースフォーマットの適用を選択します。
選択したコードの手動フォーマット
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コードを開きます。
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コードを選択します。
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編集/コード/ソースフォーマットを選択範囲に適用を選択します。
または、一般ツールバー/ソースコードのフォーマットからソースフォーマットを選択範囲に適用を選択します。
注意:タグの間にあるコードを選択し、その選択範囲にソースフォーマットを適用すると、親タグまでフォーマットが適用されます。
コードフォーマットのデフォルトのルールの編集
CSS、JS および PHP コードのフォーマットは、サイトのルートフォルダーの .jsbeautifyrc ファイルにフォーマットルールを追加することでカスタマイズできます。
.jsbeautifyrc ファイルを追加するには、次の手順に従います。
- 次の手順は、CSS、JS および PHP ドキュメントにのみ適用されます。
- PHP ドキュメント内の HTML タグは、タグライブラリの環境設定に従ってフォーマットされます。PHP ブロック内のコードは、次の手順でフォーマットすることができます。
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サイトのルートに .jsbeautifyrc という名前の新しいファイルを作成します。
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以下に示す CSS、JS および PHP のデフォルトのフォーマットルールをコピーし、.jsbeautifyrc に貼り付けて、ファイルを保存します。
{ "js": { "eol": "\n", "preserve_newlines": true, "max_preserve_newlines": 3, "space_after_anon_function": true, "keep_array_indentation": false, "space_before_conditional": true, "break_chained_methods": false, "unescape_strings": false, "wrap_line_length": 0, "end_with_newline": true, "comma_first": false, "operator_position": "after-newline" }, "css": { "preserve_newlines": false, "selector_separator_newline" : false, "end_with_newline": false, "newline_between_rules": false, "space_around_selector_separator": true }, "php": { "eol": "\n", "preserve_newlines": true, "max_preserve_newlines": 3, "space_after_anon_function": true, "brace_style": "collapse", "keep_array_indentation": false, "space_before_conditional": true, "break_chained_methods": false, "unescape_strings": false, "wrap_line_length": 0, "end_with_newline": false, "comma_first": false, "space_in_paren":true } }
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以下の表を参照してデフォルトのコードフォーマットルールを編集し、変更を保存します。
他の Dreamweaver サイトにある PHP、CSS および JS ファイルのコードフォーマットをカスタマイズする場合は、カスタマイズした .jsbeautifyrc ファイルを、目的のサイトのルートフォルダーに配置する必要があります。
CSS、JS および PHP のフォーマットのルール
CSS | ルール | Dreamweaver のデフォルト値 | 説明 |
preserve_newlines | false | 空白行を保持するかどうかを指定します。 | |
selector_separator_newline | false | コンマで区切られたセレクター間に改行を挿入するかどうかを指定します。 例:".div, .P" |
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end_with_newline | false | ファイルの終わりに空白行を挿入するかどうかを指定します。 | |
newline_between_rules | false | 各 CSS ルールの後に改行を追加するかどうかを指定します。 | |
space_around_selector_separator | true | セレクターの区切り(「>」、「+」、「~」)の前後に空白を挿入します。 例:"a>b" は、ソースフォーマットを適用すると "a > b" になります。 |
JS | ルール | Dreamweaver のデフォルト値 | 説明 |
"eol" | "\n" | 行末を表す文字を指定します。 | |
preserve_newlines | true | 空白行を保持するかどうかを指定します。 | |
max_preserve_newlines | 3 | "max_preserve_newlines": N とすると、 JS ファイルに N 行以上の空白行が存在する場合、フォーマットの適用時に N-1 行の空白行が保持されます。 注意:max_preserve_newlines は、preserve_newlines が true に設定されている場合にのみ適用されます。 |
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space_after_anon_function | true | 匿名関数の丸カッコの前にスペースを追加するかどうかを指定します。 例:"function()" は、ソースフォーマットを適用すると "function ()" になります。 |
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keep_array_indentation | false | 配列本体の内部での改行を許可または保持します。 | |
space_before_conditional | true | 条件ステートメントの前に空白を追加するかどうかを指定します。 例:"if(true)" は、フォーマットを適用すると "if (true)" になります。 |
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break_chained_methods | false | 連鎖関数の間の改行を許可または保持します。 例: `foobar().baz()` |
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unescape_strings | false | \xNN 表記でエンコードされた文字列内の出力可能な文字をエスケープ解除します。 例: "\x65\x78\x61\x6d\x70\x6c\x65" は、ソースフォーマットを適用すると "example" になります。 |
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wrap_line_length | 0 | 指定した文字数を超えた場合に、適切な位置で行を折り返します。 | |
end_with_newline | true | ファイルの終わりに改行を追加します。 |
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comma_first | false | このフラグを設定すると、コンマの位置で改行する場合に、常にコンマが行の先頭文字になります。 | |
operator_position | after-newline | このフラグは、長い条件式が複数行に分割される場合に、各行での演算子の位置を定義するために使用します。 このフラグには次の値を指定できます。
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PHP フォーマットのルールは JS フォーマット(上記の表で説明)と同じですが、次の 2 つのルールが追加されます。
PHP | ルール | Dreamweaver のデフォルト値 | 説明 |
brace_style | collapse | このオプションを使用して波カッコの位置を制御できます。 例: function f() { // コード } または function f() { // コード } 次の値を割り当てることができます。
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space_in_paren | true | 丸カッコ内にスペースを追加するかどうかを指定します。 例: include('header.php') は、 フォーマットを適用すると include( 'header.php' ) になります |