生成クレジットとは何か、Creative Cloud製品の生成AI機能にどう関わるのか、また保有クレジットの確認方法などについても説明します。
学習内容
生成クレジットとは?
生成クレジットは、生成 AI 機能を利用するための、引換券のようなものです。
Adobe Firefly web 版、モバイル版だけではなく、Photoshop、Illustrator など Creative Cloud 製品に搭載されている生成 AI 機能(例:Photoshop の生成塗りつぶし)を利用する際にも必要になります。
生成クレジットはどのくらい必要?
生成クレジットの消費数は、使用する機能に依存します。
多くの機能は、1 回の使用で 1 クレジットを消費します。これらの機能は標準機能と呼ばれます。一部の機能は、1 回の使用で複数クレジットを消費します。これらの機能はプレミアム機能と呼ばれます。中には、生成クレジット無しで利用できる機能もあります。
標準機能とプレミアム機能の差は、生成のために必要になるサーバー側のリソース量が関わっています。たとえば、動画生成は標準的な画像生成より多くのリソースが必要です。そのため、動画関連の生成機能は基本的にプレミアム機能に位置付けられています。また、パートナーモデルの使用も、プレミアム機能として扱われます。
標準機能
・1回の使用で「1クレジット」消費
・詳細:アプリケーション別の生成AI機能
プレミアム機能
・使用する機能によってクレジット消費量は異なる
クレジット無しで使える機能
・クレジット「0」で利用可能
保有する生成クレジットの確認方法は?
アドビアカウントのプロフィール情報をご覧ください。アドビアカウントページ、Firefly web 版、Firefly モバイル版、または、Creative Cloud デスクトップアプリを開き、右上隅にあるプロフィールアバター画像を選択します。すると、プロフィール情報パネルが表示されて、以下のように生成クレジットの情報を確認できます。
標準機能とプレミアム機能それぞれの残り生成クレジット数に加えて、契約中のプランに含まれる生成クレジット数も表示されます。上の図は、標準機能は無制限に利用可能、プレミアム機能はプランに含まれるクレジットが 4000 で、残り 1600 が利用可能であることを示しています。
生成クレジットは、いつまで有効?
生成クレジットの期限は、生成クレジットがユーザーに割り当てられてから 1 か月です。期限が来ると、生成クレジットはリセットされます。
リセットの際、保有している生成クレジットは繰り越されませんが、利用中のプランに応じて、新たに生成クレジットが割り当てられます。リセットのタイミングは、以下のように、残りクレジットの下に表示されます。
- 有料プランの場合:プランを開始・追加した日が、毎月のリセット日になります。
- 無料プランの場合:Firefly 機能を初めて使用した日が、毎月のリセット日になります。
生成クレジットの入手方法は?
Creative Cloud の各プランには、生成クレジットの割り当てが含まれます。プランによって、割り当てられる生成クレジット数は異なります。プレミアム機能を利用できないプランがあることにもご注意下さい。詳しくは、プランごとの生成クレジットをご覧ください。
生成クレジットだけを購入する Adobe Firefly プランもあります。このプランは、Creative Cloud プランに生成クレジットを追加するために利用できます。
その他の情報は、生成クレジットに関する FAQ または生成クレジットへのアクセスと使用をご覧ください。
プレゼンター/写真提供
Adobe Stock提供元