使用可能な InDesign CC のアップデート
詳しくは、新機能の概要を参照してください。
使用可能な InDesign CC のアップデート
詳しくは、新機能の概要を参照してください。
InDesign CC の新機能
新たに導入された「設定を同期機能」を使用すると、ユーザーは Creative Cloud を使用して各自の設定を同期できます。例えば自宅と職場で別々のコンピューターを使用している場合、「設定を同期機能」を使用することで、2 台のコンピューターの設定を簡単に同期して維持できます。古いコンピューターを新しいコンピューターに取り換え、InDesign を再インストールした場合も、ボタンを 1 回押すだけで、古いコンピューターのユーザー設定をすべて維持したままアプリケーションをすばやくセットアップできます。
詳しくは、 Adobe Creative Cloud で設定を同期 (記事)を参照してください。
InDesign CC での機能強化
InDesign では、Photoshop、Illustrator、Premiere Pro などの他のアドビ製品での最新の変更に従って、初期設定でダーク系テーマが利用できるようになりました。このテーマによって、特に色とデザインを多用する作業において、視覚的により快適な体験を実現できます。また、複数のアプリケーションを使用した作業も、より効率的に進めることができます。
ユーザーインターフェイスの新しい豊かなカラーテーマ:暗、やや明るめ、明、やや暗め
ユーザーインターフェイスの明るさは、環境設定ダイアログの「インターフェイス」オプションで好みのトーンに簡単に変更できます。ペーストボード領域のトーンをインターフェイスの明るさと一致するように設定するには、「ペーストボードにテーマカラーを適用」を有効にします。従来の(CS6 またはそれ以前)ペーストボードのカラーを希望する場合は、このオプションの選択を解除します。
詳しくは、新しいインターフェイスの紹介(ビデオ)(英語)を参照してください。
InDesign CC での機能強化
高解像度ディスプレイの性能を活かすために、InDesign は高解像度ディスプレイにネイティブ対応しています。この機能は、現在、Mac OS(Retina ディスプレイ搭載の MacBook Pro など)で利用できます。これらのデバイスに映し出される鮮明でクリアな環境を活用して作業を進めることができるようになりました。テキストや複雑なアートワークもくっきりと表示され、色彩や色相もさらに豊かになります。
InDesign、InCopy、InDesign Server で 64 ビットアプリケーションがサポートされ、Mac と Windows の両方で 3 GB を超える RAM を利用できるようになりました。InDesign のすべての機能を 64 ビットモードで実行できるようになりました。64 ビットアーキテクチャのサポートにより、一般的な処理が高速化され、アプリケーションで利用できる RAM 容量を増やすことができます。これにより、処理速度が向上し、サイズの大きな複数のファイルも同時に作業することができます。
InDesign CC の新機能
InDesign で高品質の独立した QR コードグラフィックを生成して編集できます。生成される QR コードは、InDesign でネイティブなベクトルオブジェクトとまったく同様に動作する高精度のグラフィックオブジェクトです。このオブジェクトは簡単にサイズを変更できるうえ、特定のカラーで塗りつぶすことができます。効果、不透明度に加え、オーバープリントや特色インキ、トラップなどのプリント属性をオブジェクトに適用することもできます。
QR コードを生成機能にアクセスするには、空のフレームが選択されている状態で、オブジェクトメニューあるいは、コンテキストメニューを使用します。
ドキュメントに配置された QR コードは、オブジェクト上にカーソルを移動したときに内容の詳細がツールヒントとして表示されることを除き、従来の EPS オブジェクトと同様に扱われます。
InDesign CC での機能強化
フォントメニューの機能がいくつか強化されており、フォントの表示、検索、選択などをより効率的に行うことができるようになりました。お気に入りフォントを指定して簡単にアクセスできるようにしたり、ブラウズ中に選択されているテキストにフォントを適用してレイアウトでのフォントの表示を確認したりできます。
新しいフォントウィジェットが、文字パネルとコントロールパネルに追加されています。このウィジェットは 4 つの要素で構成されています。
検索文字列を入力することなくドロップダウン矢印ボタンをクリックすると、インストールされているすべてのフォントのポップアップリストが表示されます。
必要なフォントを簡単に検索できるようになりました。これを行うには 2 つのモードを使用できます。
フォント名を消去し、新たに入力を開始した時点で、検索結果がポップアップリストに表示されていきます。すばやく結果を消去して新しい検索を開始できるようウィジェットに×アイコンが表示されます。検索結果は単層のリストで表示されます(フォントと関連ファミリーはグループ化されません)。例えば、Ebrima ファミリーには Regular と Bold という 2 種類のスタイルがあります。Ebrima を検索すると、Regular と Bold は Ebrima としてグループ化されずに、別々の項目として表示されます。
フォントリストは矢印キーを使用してブラウズできます。フォントを選択すると、そのフォントスタイルがレイアウトまたはドキュメント内の選択されているテキストに適用されるため、その表示をプレビューできます。フォント名をクリックするか、Enter キーを押すと、そのフォントスタイルが確定され、フォントリストが閉じます。
フォントリストのお気に入りアイコン(星印)をクリックすると、フォントをお気に入りに追加したり、削除することができます。ドロップダウン矢印キーをクリックしたときに、お気に入りアイコンが黒で表示されているのが、お気に入りに追加されているフォントです。
ファミリーに属しているフォントをお気に入りに追加したり削除したりすると、そのフォントファミリー全体が追加または削除されます。
詳しくは、Adobe InDesign CC でのフォントメニューの機能強化(ビデオ)(英語)を参照してください。
InDesign CC での機能強化
既存の機能の改善、オーサリング時の制御性向上、新機能の搭載などにより、EPUB 書き出しワークフローが単純化されました。
目次ストーリーが修正され、既存の目次ストーリーは、編集されている場合も含め、すべて他のストーリーと同様に書き出されるようになりました。これらの目次ストーリーの一部を別の場所にコピー&ペーストしても、PDF ページおよびソースとなる段落(EPUB 書き出しの場合)へのハイパーリンクは機能します。
EPUB パッケージに必須の NCX(ナビゲーション)ファイルでは、既存の目次を使用できません。このファイルは、CS6 の場合と同様、目次スタイルを使用して生成されます。
EPUB ファイル書き出し時に索引ストーリーがサポートされるようになりました。EPUB 形式で書き出されたファイルで、索引付けされた用語へのライブハイパーリンクが表示され、その用語の段落レベルのコンテンツへの参照が維持されます。
InDesign ドキュメントまたはブックを EPUB/HTML に書き出す際に、CSS を生成しない設定にすると、スタイルに関連付けられているクラスのみが HTML タグでマークアップされます。オーバーライドクラスは作成されません。書き出されたファイルは非常に美しく、外部 CSS の適用が可能です。
段落スタイル、文字スタイル、オブジェクトスタイルの編集ダイアログの「タグを書き出し」に、「CSS に含める」コントロールが追加されました。このスタイルを CSS に含める場合、「CSS に含める」チェックボックスをオンにします。チェックボックスを選択しないと、このスタイルの CSS クラスは生成されません。同じクラスが割り当てられたスタイルが複数ある場合は、InDesign で書き出し時にエラーまたは警告メッセージが表示されます。
InDesign の属性を適切な CSS のプロパティにマップするには、多くの場合、一種の「オーバーライドクラス」を生成して、スタイルから生成される CSS のクラスの動作を調整する必要があります。これまで、生成されるクラスにはあいまいな名前が付けられていました。今回、このようなクラスにはその用途を反映する名前が付けられるようになり、適用されたオーバーライドがより分かりやすくなりました。
オブジェクトスタイルオプションに「タグを書き出し」機能が追加されました。スタイルのクラスおよびタグへのマッピングに関して言えば、オブジェクトスタイルは段落スタイルおよび文字スタイルと同様に機能するようになりました。
オブジェクトスタイルオプションに、Alt テキスト、タグ付き PDF、EPUB および HTML の書き出しオプションが追加されました。ラスタライズの設定およびカスタムレイアウトオプションを指定できます。スタイルが適用されているオブジェクトは、書き出しオプションに基づいて処理されます。
詳しくは、次を参照してください。
InDesign CC の新機能
App 内のエクスペリエンスとして利用できるようになった新しい Adobe Exchange パネルでは、購入や無料ダウンロードが可能なコンテンツ、プラグイン、スクリプトを探すことができます。アドビのクリエイティブアプリケーションの機能性を強化できるスクリプトやテンプレート、プラグインなどを自分で作成した場合、それをすばやくパッケージ化して送信し、大きなコミュニティ向けに提供することができます。
Adobe Exchange では、作成したものを個人的に共有することも可能です。例えば、画像や InDesign テンプレートなど一連のファイルをパッケージ化し、それを誰かと個人的に共有すると、内容を更新するたびに相手もそれをインストールして確認することができます。これは App Store と非常によく似たエクスペリエンスとなっています。
作成者には無料でなれます。まずはこちらを参照してください:https://www.adobeexchange.com/producer
Exchange パネルを開くには、ウィンドウ/エクステンション/Adobe Exchange を選択します。
詳しくは、新しい Exchange パネルの紹介(ビデオ)(英語)を参照してください。
InDesign CC での機能強化
新規ドキュメントダイアログボックスには、新規ドキュメントのプレビュー表示オプションが追加されています。新規ドキュメントの各オプションを選択しながら、同時にその選択内容や背景の変更が反映された状態を確認できます。
詳しくは、新規ドキュメントの作成(ビデオ)(英語)を参照してください。
(日本語、中国語、韓国語のみ)プレビューオプションは新規レイアウトグリッドダイアログボックス(新規ドキュメント/レイアウトグリッドダイアログ)および新規マージン・段組ダイアログボックスに表示されています。