ここでは、Adobe Connect セッションに参加するためのハードウェア要件、ネットワーク要件、システム要件と、Adobe Connect Server をインストールするためのハードウェア要件、ネットワーク要件、システム要件について説明します。
各種デバイスで仮想セッションに参加するための要件
Windows
会議アプリケーション向け
- Intel Core 2 と同等以上の処理速度を持つプロセッサー
- Windows 10(64 ビット、Windows 10「N」エディションユーザーはアプリケーションをインストールする前に「Media Feature Pack」をインストールする必要があります)
- 1 GB の RAM(2 GB 以上を推奨)
HTML クライアント向け
- Intel Core i5 と同等以上の処理速度を持つプロセッサー
- Windows 10、8.1(32 ビット/64 ビット)、Windows 7(32 ビット/64 ビット)
- 2 GB の RAM(4 GB を推奨)
- Google Chrome(v70.0 以降)、Mozilla Firefox(v65.0 以降)、Edge(Chromium)(v79.0 以降)
macOS
会議アプリケーション向け
- 1.83 GHz Intel Core Duo と同等以上の処理速度を持つプロセッサー
- 512 MB の RAM(1 GB を推奨)
- Mac OS X 10.13、10.14、10.15
HTML クライアント向け
- Intel Core i5 と同等以上の処理速度を持つプロセッサー
- Mac OS X 10.13、10.14、10.15
- 2 GB の RAM(4 GB を推奨)
- Apple Safari(v12.0 以降)、Google Chrome(v70.0 以降)、Mozilla Firefox(v65.0 以降)、Microsoft Edge(Chromium)(v79.0 以降)
Linux
HTML クライアント向け
- Ubuntu 18.04、Red Hat Enterprise Linux 7
- Google Chrome
- Linux では、アプリケーションはサポートされていません。スクリーン共有を除くすべての機能が、HTML ブラウザーで有効になっています。
仮想環境
- Citrix XenApp 7.11
その他の要件
接続:学生、ウェビナー参加者、会議出席者の場合、最低 512 Kbps
接続:Adobe Connect の会議主催者、プレゼンター、管理者、トレーナー、イベント主催者の場合、最低 1 Mbps(有線接続を推奨)
オンプレミス展開環境でのサーバー要件
Adobe Connect Server
Windows:
Microsoft Windows Server 2016(64 ビット)、2019 (64 ビット)
仮想環境
VMware ESXi 5.x
データベース
Microsoft SQL Server 2017(64 ビット)、2016(64 ビット)
Amazon Web Services
T3.2 XLarge
ハードウェア要件
- 2 GHz クアッドコア Intel Xeon と同等以上の処理速度を持つプロセッサー
- 16 GB 以上の RAM
- エンタープライズインストール環境用の 4 GB のハードディスク空き容量と、コンテンツストレージ用の 150 GB のハードディスク空き容量(保存するコンテンツの量が多くなると、必要なディスク容量も大きくなります)。
- NTFS ファイルシステム
- SSL ハードウェアアクセラレーターを推奨
注意:HDD 容量と RAM の要件は、CQ や FMG などのコンポーネントが Adobe Connect と共にローカルにインストールされているのか、スタンドアロンのサーバー上にインストールされているのかによって異なります。
共有ストレージの要件
- ハードディスクの仕様:10,000 ~ 15,000 RPM(ファイバーチャネルを推奨)
- ネットワークリンク:TCP/IP(1GigE I/O スループット以上)
- コントローラー:アクティブ/アクティブのマルチパス機能が搭載されたデュアルコントローラー
- プロトコル:CIFS と同等のプロトコル
注意:ネットワーク接続ストレージまたはストレージ領域ネットワークと共に Adobe Connect Server を展開する場合は、上記の仕様をお勧めします。要件は展開環境の規模と用途に応じて異なります。
ネットワークの要件
100 Mbps のイーサネット(1 Gbps を推奨)
ポートの要件
1935(RTMP)、ポート 80 または他の HTTP ポート、SSL が有効になっている場合はポート 443、SMTP を使用する場合はポート 25(オプション)、外部データベースを使用する場合はポート 1433(オプション)
LDAP ディレクトリサーバー
詳細については Adobe Connect と LDAP ディレクトリサービスの統合をご参照ください。
Adobe Connect ACTS Server の要件(新規)
Windows:
Microsoft Windows Server 2016(64 ビット)、2019(64 ビット)
仮想環境
VMware ESXi 5.x
ハードウェア要件
- 2 GHz クアッドコア Intel Xeon と同等以上の処理速度を持つプロセッサー
- 8 GB 以上の RAM
- エンタープライズインストール環境用およびログストレージ用の 10 GB のハードディスク空き容量
- NTFS ファイルシステム
ネットワークの要件
100 Mbps のイーサネット(1 Gbps を推奨)
ポートの要件
ACTS はリスニングモードで次の構成可能なポートを開き、ACTS のセキュリティを確保するために該当する制限を適用する必要があります。
- ACTS ヘルスチェック管理ポート:デフォルト 8080
- このポートは内部ヘルスチェックおよび管理アクティビティにのみ使用され、Adobe Connect サービスのドメインの外部に公開されることはありません。
- ACTS ws ポート:デフォルト 9002
- このポートは WebSocket リクエストを処理するために使用され、ロードバランサーを使用して外部に公開される必要があります。
- ロードバランサーはすべての HTTPS(wss)トラフィックと SSL オフロードを処理します。ACTS はオフロードされたデータを受信します。
- ACTS から CPS サーバーへのライブ会議のデータ転送 - 1935(RTMP)、80 またはその他の HTTP ポート、SSL が有効な場合は 443
Adobe Connect Edge Server の要件
AMS システムの要件については、www.adobe.com/go/ams_techspecs を参照してください。
Adobe Media Gateway を使用する Universal Voice
サポート対象のオペレーティングシステム
Microsoft Windows Server 2008(64 ビット)、2012 R2(64 ビット)
ハードウェア要件
- 2 GHz クアッドコア Intel Xeon プロセッサー(3 GHz クアッドコア Intel Xeon を推奨)
- 4 GB の RAM
- インストール用として 2 GB のハードディスク空き容量、システム運用のために 10 GB のハードディスク空き容量
- NTFS ファイルシステム
ネットワークの要件
- TCP/IP - 100 Mbps(1 Gbps を推奨)
- ポート 5060 TCP
- Universal Voice を使用する同時会議ごとに 2 つのポートが追加で必要になります。これらのポートは、ポート番号の範囲として設定されます。例えば、ポート番号の範囲として 5000 ~ 6000 を設定すると、Universal Voice を使用する会議が 500 件サポートされます。
- 100 Mbps のイーサネット(1 Gbps を推奨)
注意:Universal Voice を使用するには、Adobe Media Gateway をインストールして設定する必要があります。目的のオーディオコンファレンスサービスに通話を転送する SIP 対応エンドポイント経由で通話を発信するように AMG を設定してください。
注意:Adobe Media Gateway は、アプリケーションサーバーと同じマシンにインストールすることができます。ただし、アプリケーションンサーバーとは別のマシンに AMG をインストールすることをお勧めします。
AEM の使用
詳しくは、「AEM の技術要件」を参照してください。Adobe Connect Server とは別のマシンに AEM をインストールすることをお勧めします。