Adobe Captivate Prime の新機能と機能強化の詳細

2017 年 4 月に Adobe Captivate Prime の最新バージョンがリリースされました。このリリースの Captivate Prime で使用可能な新機能と機能強化をご確認ください。Captivate Prime の以前のリリースで導入された機能の概要については、「機能の概要 | 以前のリリース」を参照してください。

 

2017 年 4 月にリリースされた Captivate Prime の新機能

2017 年 4 月にリリースされた Captivate Prime では、次の新機能が導入されました。

ウィジェットベースの学習者アプリ

学習者のホームページが全面的に改良されました。学習者は新しいウィジェットベースのホームページで、コース、スキル、達成状況を簡単に管理できます。予定されているコースや完了済みのコースをすべてシングルクリックで表示、管理できます。スキルや達成状況はどちらもホームページから確認できます。

次の画像は新しい学習者のホームページから表示した一部のウィジェットを示しています。

Screen

学習者は「学習状況」、「スキル」、「学習カレンダー」など、ウィジェットを表示することにより、コースを簡単に表示して利用することができます。さらに、学習者はホームページでウィジェットをドラッグ&ドロップして再配置することにより、ホームページをパーソナライズできます。

使いやすいウィジェットを利用できるほか、すべての学習目標、カタログ、スキル、メモ、ディスカッションを含め、LMS 全体に検索を実行できます。ページの上部にある検索バーに検索キーワードを入力するだけで、結果の完全なリストをすぐに受信できます。

新しいホームページの詳細については、「Captivate Prime の学習者のホームページ」を参照してください。

学習者ダッシュボードの管理者設定

管理者は学習者のホームページの表示内容を管理できます。学習者のホームページで使用するウィジェットを有効または無効にできます。管理者アプリから学習者ダッシュボードを設定するには、左ペインで「設定」をクリックします。

「学習者ダッシュボード」をクリックします。「学習者ダッシュボードの設定」ページで、「学習者」ページで有効にするウィジェットを選択します。選択しなかったウィジェットは「学習者」ページに表示されません。

Captivate Prime の学習者ダッシュボードの設定
Captivate Prime の学習者ダッシュボードの設定

新しい「学習者」ページの使用方法の詳細については、「Captivate Prime の学習者」を参照してください。

学習者向け Captivate Prime モバイルアプリ

学習者は Captivate Prime モバイルアプリを使用することで、コースを簡単に表示して受講できるようになりました。Google Play ストア(Android OS)または iTunes(Mac OS)からこのアプリをダウンロードしてログインし、Captivate Prime 学習者アプリの使用を開始してください。

このアプリを使用すると、登録している学習目標を表示することができます。学習目標の並べ替え、タイプや完了ステータスによる絞り込みが可能なほか、目的のコースをクリックしてコースを受講することができます。また、このアプリで通知の表示や受信をすることができます。

また、学習者はオフライン時や外出先でもコースを受講できるようになりました。モバイルでの Captivate Prime の使用の詳細については、「モバイル向け Captivate Prime 学習者アプリ」を参照してください。

QR コードを使用した出席の記録

Captivate Prime では学習者がモバイルデバイスを使用して教室セッションの出席を簡単に記録できるようになりました。学習者が必要な操作は、モバイルアプリにログインし、「QR スキャンコード」をタップするだけです。モバイルカメラが開いてスキャン画面を表示します。インストラクタから提供された QR コードをスキャンすると、すぐに出席を記録できます。 

モバイルカメラを使用した QR コードのスキャン
モバイルカメラを使用した QR コードのスキャン

インストラクタの役割

Captivate Prime のモジュールにインストラクタの役割が導入されました。インストラクタは、インストラクタに割り当てられたモジュールの時間、会場、人数制限を含め、モジュールセッションを管理できます。また、モジュールセッションの出席や学習者の完了ステータスを記録することもできます。インストラクタはクイズスコアを提示し、学習者のパフォーマンスについてフィードバックを返すことができます。

Captivate Prime でインストラクタが実行するエンドツーエンドのワークフローを次の図に示します。

Captivate Prime でインストラクタが実行するエンドツーエンドのワークフロー
インストラクタが実行するエンドツーエンドのワークフロー

インストラクタの詳細については、「Captivate Prime のインストラクタ」を参照してください。

ピアアカウント

Captivate Prime では購入した席をピアアカウント機能を使用して共有できるようになりました。管理者はピアアカウントを作成し、購入した席をピアアカウントのユーザーと共有できます。また、席の共有を開始した管理者は、ピアアカウントのユーザーのレポートを確認することもできます。

この機能は管理者が部署や部門と席を共有できる企業などに役立ちます。また、席、レポート、カタログを管理者と共有しながら LMS をカスタマイズできます。

ピアアカウントを作成および管理する方法については、「ピアアカウント」を参照してください。

コースの言語オプション

作成者は任意の言語と形式で学習目標を受講するオプションを学習者に提供できるようになりました。コースを作成する際、複数の言語を使用してモジュールを追加することができます。必要な操作は、モジュールやコースを追加するときに「新しい言語を追加」オプションをクリックするだけです。

コース、資格認定、学習プランへの新しい言語の追加
コース、資格認定、学習プランへの新しい言語の追加

その後、必要な言語を選択して「追加」をクリックし、モジュールをさまざまなロケールで追加できます。モジュールを他の言語で作成する方法の詳細については、「コース」を参照してください。

コースカタログの作成時にコースや資格認定のメタデータを他の言語で追加することもできます。これにより、各学習目標のコースコンテンツとメタデータの両方を、選択した言語で使用できます。これにより、多言語のコースを単一の学習目標として管理できます。

学習者のトランスクリプト

Captivate Prime ではこれまでユーザーに関するトランスクリプトを生成することができました。Captivate Prime ではマネージャーや管理者がトランスクリプトデータをダウンロードし、個人やチームの学習履歴を追跡できるようになりました。学習者のトランスクリプトの Excel シートでは、次に示す新しいダッシュボードと情報を確認できます。このシートは Captivate Prime アプリケーションからダウンロードできます。

1- 学習活動ダッシュボード:この LO 固有のダッシュボードでは、個々のコース、学習プログラム、または資格認定の学習者数を表示できます。特定の学習目標に対する学習者の進行状況シートを表示できます。このシートにはコースまたは学習プログラムを完了した学習者数、進行中の学習者、学習者の期日といったデータが表示されます。

2- 学習活動ダッシュボード:この学習ダッシュボードには特定のユーザーのデータが表示されます。このダッシュボードでは、特定のユーザーが登録しているコース、学習プログラム、または資格認定を表示できます。テーブルにはユーザーが完了した学習目標に関するデータ、進行中の学習目標、ユーザーに予定されている期日も表示されます。

1 および 2- スキルダッシュボード:このダッシュボードでは、特定のユーザーまたは複数のユーザーへの絞り込みを行って、ユーザーのスキルレベルをダッシュボードとして表示できます。このシートを使用すると、マネージャーや管理者は各学習者のスキルを追跡し、各学習者のスキルの期待値と比較できます。スキルダッシュボードは学習者が更新する必要のあるスキルを特定する際にも役立ちます。

準拠ダッシュボード:準拠ダッシュボードは、ユーザーごとの準拠レポート、トレーニングごとの準拠レポートの 2 つで構成されます。ユーザーベースのレポートでは、準拠ダッシュボードを使用して、準拠する必要のある重要な取り組みの期日が予定されているユーザーを追跡できます。トレーニングベースのレポートでは、学習プログラムまたは資格認定を使用して絞り込みを行うことができます。

管理者ダッシュボードでレポート/学習者のトランスクリプトをクリックします。必要なパラメータを選択し、トランスクリプトをダウンロードします。

他のコンテンツプロバイダーとの統合

このリリースの Captivate Prime には 3 つのコネクタが導入されているため、学習者は Lynda.com、getAbstract、および Harvard ManageMentor コンテンツプロバイダーからコースを受講できます。各コネクタの詳細については、以下を参照してください。

Lynda コネクタ:Lynda.com をご利用のエンタープライズのお客様は、このコネクタを使用することにより、お客様の学習者が Captivate Prime 内から Linda コースを検索、使用できるようになります。API キーを使用して Lynda.com からコースを定期的に取得するようにコネクタを設定することができます。Prime 内にコースが作成されると、ユーザーはコースを検索して使用できます。学習者の進行状況は Captivate Prime 内で追跡できます。

getAbstract:getAbstract.com をご利用のエンタープライズのお客様は、このコネクタを使用することにより、お客様の学習者が getAbstract の要約を検索、使用できるようになります。Captivate Prime 内で作成された学習者の完了レコードに基づいて、使用データを定期的に取得するようにコネクタを設定することができます。このコネクタを使用するには、getAbstract への API アクセスが必要です。また、getAbstract と連携して、使用データを取得するためのデータフィードを定期的に設定する必要もあります。

Harvard ManageMentor:Harvard ManageMentor をご利用のエンタープライズのお客様は、このコネクタを使用することにより、お客様の学習者が Harvard ManageMentor コースを検索、使用できるようになります。このコネクタは Prime 内でコースを作成するのに役立つほか、学習者の進行状況データを定期的に取得するように設定することができます。学習者のデータを取得するには、Harvard Manager Mentor と連携して、データフィードを定期的に設定する必要があります。

これらのコネクタを設定および使用する方法については、「コネクタ」を参照してください。

Prime とコンテンツプロバイダーとの統合
Prime とコンテンツプロバイダーとの統合

注意:

上記のコンテンツプロバイダーのサブスクリプションを別途購入する必要があります。

学習目標の一意の ID

作成者および管理者は学習目標の作成中にコース、学習プログラム、または資格認定に対して一意の ID を指定できるようになりました。この一意の ID はアルファベットと数字で構成できます。ただし、一意の ID に特殊文字を追加することはできません。

同じ一意の ID を複数作成することはできません。つまり、学習目標には個々に一意の ID が指定されることになります。

一意の ID を使用した検索

作成者や管理者は、学習目標を検索する際に学習目標の一意の ID を使用すると便利です。また、同じ名前を持つ複数の学習目標を差別化するのにも便利です。

一意の ID の管理者設定

学習目標の作成時に一意の ID を有効にするには、設定/一般をクリックします。「一意の学習目標 ID」オプションの横にある「有効化」チェックボックスをオンします。

学習者用の掲示板

学習者はコースの掲示板を使用して、ピアやインストラクタとやり取りできるようになりました。Captivate Prime にログインしてコースを表示または登録すると、「メモ」と「モジュール」の横に「ディスカッション」タブが表示されます。意見やメモを投稿するには、「ディスカッション」タブをクリックします。

学習者はコースのすべての投稿を確認できます。ただし、削除できるのは自分が入力した投稿のみになります。掲示板の詳細については、「ディスカッションの表示と参加」を参照してください。

掲示板の管理者設定:

学習者が掲示版を表示して参加できるようにするには、この機能を有効にする必要があります。管理者アプリにログインし、「設定」をクリックします。左ペインで「一般」をクリックし、掲示板の「有効化」チェックボックスをオンにします。

管理者はすべてのコースのすべての投稿を確認、削除することもできます。コースに登録している場合は、そのコースに関するコメントを投稿することもできます。

「ディスカッション」タブを使用したメモやコメントの投稿
「ディスカッション」タブを使用したメモやコメントの投稿

注意:

コースレベルでの掲示板の設定は、一般設定より優先されます。掲示板をコースレベルで有効または無効にするには、管理者アプリからコース/設定をクリックします。掲示板の設定を指定します。

2017 年 4 月にリリースされた Captivate Prime の機能強化

Y 個中 X 個のコース

コース、資格認定、学習プランなど、学習目標では学習者が Y 個中 X 個のモジュールまたはコースを完了することを完了条件として設定できます。例えば、スクラムベーシックコースの完了条件として 4 個中 2 個のモジュールを完了することを設定できます。つまり、学習者は 2 個のモジュールを受講するとコースを完了できます。他の 2 個のモジュールはオプションになります。この場合、学習者が 1 個のモジュールを完了すると、進行状況バーに完了ステータスが 50% と表示されます。この機能の詳細については、「コースの完了条件」を参照してください。

作成者は資格認定や学習プランの完了条件も同様に設定できます。 

コースのモデレート

作成者がモジュールを編集または更新してコースを再パブリッシュすると、管理者が通知を受け取るようになりました。コースのモデレート通知を表示するには、管理者ダッシュボードの上部にある通知アイコンをクリックします。

管理者は通知をクリックして変更内容を確認できます。その後、コースの更新内容を承認または拒否できます。

コースのこの機能を有効にするには、設定/一般をクリックします。「コースのモデレート」オプションの横にあるチェックボックスをオンにします。

Captivate Prime のコースのモデレート機能の詳細については、「コースのモデレート」を参照してください。

モジュールのリセットの管理者設定
管理者は失敗したコースや完了していないコースを学習者がリセットできるようにするかどうかを「モジュールをリセット」オプションで設定できるようになりました。このオプションを有効にするには、管理者アプリにログインします。設定/一般をクリックし、「モジュールをリセット」オプションの「有効化」チェックボックスをオンにします。

コースレベルでこの機能を有効または無効にすることもできます。「モジュールをリセット」オプションをコースレベルで設定するには、コース/設定をクリックします。モジュールの「モジュールをリセット」オプションの横にあるチェックボックスをオンにします。

カタログのレポート

Captivate Prime でレポートを作成する際に、X 軸のオプションとして「カタログ」を選択できるようになりました。つまり、カタログ用にレポートやグラフを作成することができます。これまではコース、コースインスタンス、登録タイプなどのみを選択できました。

Captivate Prime のレポートの X 軸に「カタログ」を選択
レポートの X 軸に「カタログ」を選択

学習者レポートの生成時に、「フィルター」フィールドで「カタログ」オプションを選択できます。

学習プランの機能強化

管理者は学習プランで「日付」を指定して作成できるようになりました。「日付」を指定して学習プランを使用すると、学習者はイベント名を指定し、そのイベントの日付を選択し、イベントを割り当てるユーザーグループを選択できます。イベントがトリガーされると、管理者は学習目標を指定して特定の 1 人以上のユーザーに割り当てることができます。

これまで学習プランの「ユーザーの学習目標完了時」では、完了ステータスのオプションとして「完了済み」のみを使用できました。管理者は学習プランのイベントに対して「完了済み / 合格」、「完了済み / 不合格」をトリガーできるようになりました。これらの 2 つの条件では、2 つの異なるイベントを指定してトリガーできます。

日付 - Captivate Prime の学習プラン
日付 - 学習プラン

学習プランの「完了ステータス」に追加された 2 つの新しいオプション
学習プランの「完了ステータス」に追加された 2 つの新しいオプション


管理者は「ユーザーに割り当てるイベント」フィールドで教室または VC タイプのコースを選択できるようになりました。

コース固有の登録メッセージ

管理者はコース固有の登録メッセージを設定し、学習者に電子メールで送信できるようになりました。これらのメッセージを設定するには、左ペインで「電子メールテンプレート」をクリックします。「学習活動」タブを選択し、コース登録メッセージを設定します。

 

コース固有の登録メッセージの設定
コース固有の登録メッセージの設定

上記の設定はアカウントレベルで行われます。これとは別に、管理者と作成者は特定の学習目標に移動して「電子メールテンプレート」をクリックすることもできます。

学習目標の作成者または管理者は使用可能なテンプレートから「コース登録」テンプレートをクリックし、このテンプレートを変更できます。このテンプレートのメッセージを変更して保存した場合、コースレベルのメッセージがアカウントレベルの電子メールテンプレートよりも優先されます。

注釈アナウンス

管理者はアナウンスで注釈機能を有効にできるようになりました。この機能を有効にするには、管理者アプリで「アナウンス」をクリックします。「追加」をクリックするか、既存のアナウンスを編集します。アナウンスダイアログボックスで「詳細設定」をクリックして、「注釈」チェックボックスをオンにします。

アナウンスは「学習者」ページの上部に、アナウンス作成時に指定した終了日までウィジェットとして表示されます。

アナウンスの URL のサポート

HTML に URL を追加することにより、アナウンスに URL を追加できるようになりました。例えば、次のような URL を追加できます。<a href="http://www.w3schools.com" target="_blank">W3Schools にアクセス</a>

新しい配信タイプの追加(コース)

Captivate Prime でコースの配信タイプを簡単に追加できるようになりました。必要な操作は、配信タイプを追加するコースを選択し、「基本情報」ページで「編集」をクリックするだけです。この後、「モジュール」フィールドで「その他の配信タイプを追加」オプションを使用して、配信タイプを追加できます。

作成者の役割の機能強化

これまで作成者が作成できたのはモジュールとコースのみでした。作成者は学習者向けに資格認定と学習プログラムも作成できるようになりました。

社外ユーザーに対する作成者の役割

管理者は社外ユーザーに対して作成者の役割を割り当てられるようになりました。

複数の作成者

以前のバージョンでは、特定の時点にコンテンツグループを編集する権限は 1 人の作成者のみに付与されました。今回、複数の作成者が同じコンテンツグループを同時に編集できるようになりました。最後に保存されたバージョンがコンテンツグループの最新バージョンとして保持されます。

Adobe Connect の機能強化

複数の Prime アカウントを使用して 1 つの Adobe Connect URL を設定できるようになりました。

新しい言語のサポート

このリリースからは日本語、ポルトガル語(ブラジル)、イタリア語がサポートされます。

Captivate Prime についてご確認ください

Captivate Prime についてご確認ください

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