ColdFusion Performance Monitoring Toolset のインストール

インストーラー画面とサイレントモードを使用して ColdFusion Performance Monitoring Toolset をインストールする手順は次のとおりです。

注意:

Performance Monitoring Toolset をインストールする前に、ColdFusion パッケージマネージャーを使用して pmtagent パッケージをインストールする必要があります。

デプロイ

様々な ColdFusion ノードに Performance Monitoring Toolset をデプロイするための詳細なガイドについては、デプロイガイドを参照してください。

Windows

  1. ColdFusion_2021_PerformanceMonitoringToolset_WWEJ_Win64.exe をダブルクリックしてインストーラーを起動します。続行するには、「次へ」をクリックします。

  2. 使用許諾契約の画面で「次へ」をクリックして次に進みます。

  3. インストールするコンポーネントを選択します。

    既にデータストアを設定している場合は、「データストア」オプションを選択する必要はありません。その場合は、後の画面でリモート IP とポートを指定します。

  4. Performance Monitoring Toolset をインストールするには、場所を選択します。続行するには、「次へ」をクリックします。

  5. Performance Monitoring Toolset のデフォルトの HTTP ポートは 9101 です。ただし、別のポートを指定して、PMT を設定することもできます。

    続行するために、「次へ」をクリックします。

  6. 管理者の資格情報を入力します。Performance Monitoring Toolset にログインするには、ユーザー名とパスワードを指定します。

  7. データストアを設定します。データストアをインストールしていない場合は、ホストおよびポート番号を指定してインストールできます。

    データストアがインストールされている場合は、リモートホスト名とポート番号、データストアが配置されているクラスターを入力します。

    続行するには、「次へ」をクリックします。

  8. プリインストールの要約を確認します。Performance Monitoring Toolset をインストールするには、「インストール」をクリックします。

    インストールが正常に完了すると、Performance Monitoring Toolset ダッシュボードがデフォルトブラウザーに起動されます。

Linux

インストールの前に、以下を確認します。

  • 開いているファイルの最大数が 65537 以上であること。コマンド ulimit -n 65536 を使用します。
  • マップの最大数が 262145 以上であること。この下限を増やすには、コマンド sysctl -w vm.max_map_count=262144 を使用します。
  • ルートユーザー以外のユーザーが存在すること。
  1. インストーラーを起動するには、次のコマンドを入力します。/ColdFusion_2021_PerformanceMonitoringToolset_WWEJ_linux64.bin

  2. インストール後、データストアプロセスと Performance Monitoring Toolset プロセスが起動されます。

  3. データストアにアクセスするには、インストール後に http://<PMT-Host>:<port> という URL にアクセスします。

  4. sudo <PMTLocation>/bin/init.sh install を実行することで、init スクリプトを設定できます。

注意:

Mac OS の場合も、手順は Windows の場合と同じです。

Performance Monitoring Toolset のサイレントインストール

プロパティファイルの作成

silent.properties ファイルは、インストールパラメーターを定義する ASCII テキストファイルです。ファイルで指定された詳細を指定します。インストールタイプに適用するもののみを選択します。

プロパティファイルの保存

別の名前を使用したり、別のディレクトリに保存したりできます。

複数のインストーラープロパティファイルが必要な場合、各ファイルにわかりやすい名前を付けます。

インストーラーの実行

次のいずれかの方法で、サイレントインストーラーを実行できます。

  • コマンドラインを使用して。
  • バッチファイルまたはスクリプトを使用して。

次の表に、様々なオペレーティングシステムでインストーラーを実行する場合のコマンドラインオプションを示します。

OS

コマンド

UNIX

./ColdFusion_2021_PerformanceMonitoringToolset_WWEJ_Linux64.bin [-f propertiesFilePath]

Windows

ColdFusion_2021_PerformanceMonitoringToolset_WWEJ_Win64.exe [-f propertiesFilePath]。例えば、Performance Monitoring Toolset をサイレントインストールする場合は、コマンド ColdFusion_2021_PerformanceMonitoringToolset_WWEJ_Win64.exe -f silent.properties を実行します。

サイレントインストーラーのプロパティ

# サイレントモードで起動するようにインストーラーに通知する。INSTALLER_UI=SILENT
# インストーラーで Performance Monitoring Toolset コンポーネントをインストールする必要がある場合は、INSTALL_PMT を 1 にする。それ以外の場合は、INSTALL_PMT を 0 にする。# Performance Monitoring Toolset コンポーネントをインストールする場合、コンポーネントはローカル(INSTALL_DATASTORE=1)またはリモート(INSTALL_DATASTORE=0)にあるデータストアに接続する必要がある。
INSTALL_PMT=1
# INSTALL_PMT=1 の場合にのみ、以下の変数を設定する。
# PMT_HOSTNAME は 127.0.0.1、システムのホスト名、システムの IP アドレスのいずれかにする必要がある。ポートは空いている必要がある。# http://PMT_HOSTNAME:PMT_PORT という URL で管理者ダッシュボードにアクセスするには、Performance Monitoring Toolset サービスまたはプロセスが稼働している必要がある。
PMT_HOSTNAME=127.0.0.1
PMT_PORT=9101
# Performance Monitoring Toolset 管理者ダッシュボードのログイン資格情報。
USERNAME=admin
PASSWORD=Test#1234
PASSWORD_CONFIRM=Test#1234
# インストーラーでデータストアをインストールする必要がある場合は、INSTALL_DATASTORE を 1 に設定する。それ以外の場合は、INSTALL_DATASTORE を 0 にする。INSTALL_DATASTORE=1
# INSTALL_DATASTORE=1 の場合、次の 2 つの変数はローカルインストールに使用される。それ以外の場合は、データストアを削除するための接続に使用される。
# 127.0.0.1 または 0.0.0.0 はホスト名として使用できない。ホスト名は、システムのホスト名または IP アドレスにする必要がある
# デフォルトのポートは 9200。ポートは空いている必要がある。DATASTORE_HOSTNAME=HostNameorIPAddressoftheSystem
DATASTORE_PORT=9200
DATASTORE_PORT_CLUSTER=9300
# オプションのプロパティ
# Performance Monitoring Toolset をインストールする場所
# Windows でのデフォルトの場所
USER_INSTALL_DIR=C:\\ColdFusion2018PerformanceMonitoringToolset
# Mac OS X でのデフォルトの場所
# USER_INSTALL_DIR=/Applications/ColdFusion2018PerformanceMonitoringToolset
# Linux または Solaris でのデフォルトの場所
# USER_INSTALL_DIR=/opt/coldfusion2018performancemonitoringtoolset
# Linux および Solaris プラットフォームの場合のみ。
# システムにランタイムユーザーが存在することを確認する。
# 「nobody」をデフォルトのユーザー名として設定する(これが Linux および Solaris プラットフォームでの最低特権アカウントなので)。
# RUNTIME_USER=nobody
# サイレントモードで起動するようにインストーラーに通知する。INSTALLER_UI=SILENT # インストーラーで Performance Monitoring Toolset コンポーネントをインストールする必要がある場合は、INSTALL_PMT を 1 にする。それ以外の場合は、INSTALL_PMT を 0 にする。# Performance Monitoring Toolset コンポーネントをインストールする場合、コンポーネントはローカル(INSTALL_DATASTORE=1)またはリモート(INSTALL_DATASTORE=0)にあるデータストアに接続する必要がある。 INSTALL_PMT=1 # INSTALL_PMT=1 の場合にのみ、以下の変数を設定する。 # PMT_HOSTNAME は 127.0.0.1、システムのホスト名、システムの IP アドレスのいずれかにする必要がある。ポートは空いている必要がある。# http://PMT_HOSTNAME:PMT_PORT という URL で管理者ダッシュボードにアクセスするには、Performance Monitoring Toolset サービスまたはプロセスが稼働している必要がある。 PMT_HOSTNAME=127.0.0.1 PMT_PORT=9101 # Performance Monitoring Toolset 管理者ダッシュボードのログイン資格情報。 USERNAME=admin PASSWORD=Test#1234 PASSWORD_CONFIRM=Test#1234 # インストーラーでデータストアをインストールする必要がある場合は、INSTALL_DATASTORE を 1 に設定する。それ以外の場合は、INSTALL_DATASTORE を 0 にする。INSTALL_DATASTORE=1 # INSTALL_DATASTORE=1 の場合、次の 2 つの変数はローカルインストールに使用される。それ以外の場合は、データストアを削除するための接続に使用される。 # 127.0.0.1 または 0.0.0.0 はホスト名として使用できない。ホスト名は、システムのホスト名または IP アドレスにする必要がある # デフォルトのポートは 9200。ポートは空いている必要がある。DATASTORE_HOSTNAME=HostNameorIPAddressoftheSystem DATASTORE_PORT=9200 DATASTORE_PORT_CLUSTER=9300 # オプションのプロパティ # Performance Monitoring Toolset をインストールする場所 # Windows でのデフォルトの場所 USER_INSTALL_DIR=C:\\ColdFusion2018PerformanceMonitoringToolset # Mac OS X でのデフォルトの場所 # USER_INSTALL_DIR=/Applications/ColdFusion2018PerformanceMonitoringToolset # Linux または Solaris でのデフォルトの場所 # USER_INSTALL_DIR=/opt/coldfusion2018performancemonitoringtoolset # Linux および Solaris プラットフォームの場合のみ。 # システムにランタイムユーザーが存在することを確認する。 # 「nobody」をデフォルトのユーザー名として設定する(これが Linux および Solaris プラットフォームでの最低特権アカウントなので)。 # RUNTIME_USER=nobody
# サイレントモードで起動するようにインストーラーに通知する。INSTALLER_UI=SILENT

# インストーラーで Performance Monitoring Toolset コンポーネントをインストールする必要がある場合は、INSTALL_PMT を 1 にする。それ以外の場合は、INSTALL_PMT を 0 にする。# Performance Monitoring Toolset コンポーネントをインストールする場合、コンポーネントはローカル(INSTALL_DATASTORE=1)またはリモート(INSTALL_DATASTORE=0)にあるデータストアに接続する必要がある。
INSTALL_PMT=1
# INSTALL_PMT=1 の場合にのみ、以下の変数を設定する。
# PMT_HOSTNAME は 127.0.0.1、システムのホスト名、システムの IP アドレスのいずれかにする必要がある。ポートは空いている必要がある。# http://PMT_HOSTNAME:PMT_PORT という URL で管理者ダッシュボードにアクセスするには、Performance Monitoring Toolset サービスまたはプロセスが稼働している必要がある。
PMT_HOSTNAME=127.0.0.1
PMT_PORT=9101
# Performance Monitoring Toolset 管理者ダッシュボードのログイン資格情報。
USERNAME=admin
PASSWORD=Test#1234
PASSWORD_CONFIRM=Test#1234

# インストーラーでデータストアをインストールする必要がある場合は、INSTALL_DATASTORE を 1 に設定する。それ以外の場合は、INSTALL_DATASTORE を 0 にする。INSTALL_DATASTORE=1
# INSTALL_DATASTORE=1 の場合、次の 2 つの変数はローカルインストールに使用される。それ以外の場合は、データストアを削除するための接続に使用される。
# 127.0.0.1 または 0.0.0.0 はホスト名として使用できない。ホスト名は、システムのホスト名または IP アドレスにする必要がある
# デフォルトのポートは 9200。ポートは空いている必要がある。DATASTORE_HOSTNAME=HostNameorIPAddressoftheSystem
DATASTORE_PORT=9200
DATASTORE_PORT_CLUSTER=9300

# オプションのプロパティ

# Performance Monitoring Toolset をインストールする場所
# Windows でのデフォルトの場所
USER_INSTALL_DIR=C:\\ColdFusion2018PerformanceMonitoringToolset
# Mac OS X でのデフォルトの場所
# USER_INSTALL_DIR=/Applications/ColdFusion2018PerformanceMonitoringToolset
# Linux または Solaris でのデフォルトの場所
# USER_INSTALL_DIR=/opt/coldfusion2018performancemonitoringtoolset

# Linux および Solaris プラットフォームの場合のみ。
# システムにランタイムユーザーが存在することを確認する。
# 「nobody」をデフォルトのユーザー名として設定する(これが Linux および Solaris プラットフォームでの最低特権アカウントなので)。
# RUNTIME_USER=nobody

インストール時の問題

Performance Monitoring Toolset のインストール後、ダッシュボードが表示されないことがあります。ログに次の例外が表示されます。

これは Windows 固有の問題です。Windows では、レジストリに NUL エントリがない場合、Undertow サーバーがリクエストに応答できません。つまり、

  • データストアサービスが作成されず、Performance Monitoring Toolset が起動しません。
  • Performance Monitoring Toolset ダッシュボードにアクセスできないので、CNF 例外が発生します。

回避策

NUL レジストリがない場合は、次の手順に従います。

  • .reg ファイルを生成します。
  • regedit を実行します。
  • 上記の .reg ファイルを読み込みます。
  • Windows を再起動します。

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