Photoshop iPad 版の 2021 年 12 月リリース(バージョン 3.2)の新機能および機能強化について説明します。
iPad でクリエイティブなデザインを制作中に、絵具を指で走らせるような効果を作成する場合や、アートワークの線をこすってぼかす場合、画像のカラーをブレンドする場合には、この機能が最適です。
線やカラーをこするための描画ツール、指先ツールが、Photoshop iPad 版で使用できるようになりました。最良の結果を得るには Apple Pencil の使用をおすすめしますが、指先でも使用できます。
指先ツールを使用するには、次の操作を行います。
- ツールバーの調整ツールアイコンをクリックしてツールオプションを表示し、指先ツールを選択します。
- ブラシ設定の「サイズ」、「強さ」、「硬さ」を選択します。
- 次に、3 つのドットアイコンをタップして「指先ツールの設定」に移動し、「モード」(「通常」、「比較(暗)」、「比較(明)」、「色相」、「彩度」、「カラー」、「輝度」)、「丸み」および「角度」を選択します。
カラーをこする、またはブレンドする画像領域にブラシをかけます。
詳しくは、Photoshop iPad 版で画像内の領域を指先で操作するを参照してください。
Photoshop iPad 版で、修正ソリューションのスポンジツールが使用できるようになりました。
この機能を使用して、最適な彩度と色合いに仕上げ、領域の彩度を調整し、カラーの強調や除去ができます。
スポンジツールを使用するには、次の操作を行います。
- ツールバーの調整ツールアイコンをタップしてツールオプションを表示し、スポンジツールを選択します。
- スポンジツール設定の「サイズ」、「流量」、「硬さ」を選択します。
- 次に、3 つのドットアイコンをタップして「スポンジ設定」に移動し、モード(「彩度」/「彩度を下げる」)、「角度」および「丸み」を選択します。
- カラーの強度と彩度を増減する画像領域にブラシをかけます。
詳しくは、スポンジツールを使用した画像の彩度の調整を参照してください。
Camera Raw 画像のホワイトバランスの調整
Photoshop iPad 版で作業中に、Camera Raw 画像のホワイトバランスを調整します。
機能を使用するには、次の手順に従います。
- カラーコントロールのスポイト をタップします。
- 画像の領域をタップして、ホワイトバランスを調整すると、温度と色かぶり補正が調整に応じて変更されます。
詳しくは、Camera Raw 画像のホワイトバランスの調整を参照してください。
ワークスペースのツールアイコンに追加されたラベルの表示
Photoshop iPad 版では、ツールアイコンにラベルが追加されており、ツールアイコンにマウスポインターを合わせると表示されます。この方法で、アイコンの意味を確認できます。
詳しくは、ワークスペースでのツールアイコンのラベルの表示を参照してください。
お客様から報告された問題(解決済み)
今月のアップデートでは、お客様から報告された問題に対する機能強化と修正が行われています。
詳しくは、Photoshop の解決済みの問題を参照してください。