WebHelp 出力のセキュリティ脆弱性の修正 | RoboHelp(2015 release)

問題点: RoboHelp (2015 release)から生成された WebHelp 出力は、悪質なユーザーによる特定のハッキングに対して脆弱です

ご自分のプロジェクトについて WebHelp 出力をパブリッシュする場合、パブリッシュするコンテンツは悪質なユーザーによる特定のハッキングに対して脆弱です。

ハッカーは、パブリッシュされた出力から、以下のいずれでも実行できると判明しました。

  • パブリッシュされた出力のブラウザー URL にコードを入力することで、その悪質なコードを実行する
  • 悪質な URL を Cookie に格納し、ユーザーを別の URL にリダイレクトする

解決方法

これらの問題を解決するには、以下の手順を実行します。

  1. RoboHelp のインストール場所に移動します。

    <ドライブ>:\Program Files (x86)\Adobe\Adobe RoboHelp 2015\RoboHTML

  2. インストール場所内で、WebHelp5Ext フォルダーと ehlpdhtm.js ファイルのバックアップを取ります。

  3. 次の .ZIP ファイルをダウンロードしてコンテンツを解凍します。

    ダウンロード

    WebHelp5Ext.zip フ ァイルには、WebHelp5Ext フォルダーの最新版が入っています
    ehlpdhtm.zip には、ehlpdhtm.js ファイルの最新版が入っています

  4. 新たに抽出した WebHelp5Ext フォルダーと ehlpdhtm.js ファイルをコピーして、RoboHelp のインストール場所に貼り付けます。

    プロンプトが表示されたら、「はい」をクリックして既存のファイルを結合して上書きします。

  5. WebHelp 出力を再生成します。

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