組織のアドレス帳

組織のアドレス帳の概要

組織のアドレス帳を設定すると、組織の LDAP または Active Directory が読み込まれ、送信ページの予測電子メールリストに一致する電子メール文字列が入力されます。

受信者の電子メールアドレスのリストがフィルター処理されて電子メール候補リストに入り、ユーザーの個人的連絡先の下の最下部に組織の連絡先が記載されます。

前提条件

Acrobat Sign で組織のアドレス帳を有効にする前に、Adobe Admin Console 管理者は Admin Console をユーザーとともに ID システムに提供する必要があります。

• ユーザー同期ツール
• Microsoft Azure Sync
• Google フェデレーション
• CSV アップロード

使用方法

組織のアドレス帳を設定すると、ユーザーのアドレス帳に、会社の LDAP または Active Directory リスト内のユーザーの完全なリストが入力されます。次にこれにより、ユーザーが電子メールアドレスを入力するときに「送信」タブ上の電子メールアドレスのドロップダウンリストが作成されます。

組織のアドレス帳を有効にすると、送信者は会社が検証したリストから電子メールを選択でき、結果的に契約書の送信時のエラーが減ります。

設定

利用対象：

組織のアドレス帳は、エンタープライズ版のライセンスプランのみで使用できます。

設定スコープ：

この機能は、アカウントレベルでのみ有効にすることができます。

この機能のコントロールは、セキュリティ設定／組織のアドレス帳
に移動して評価できます。

設定可能なオプションは次のとおりです。

• 組織のアドレス帳を有効にする - 組織のアドレス帳で、Adobe Admin Console に接続されている LDAP または AD を入力できるようにします。
  
  • この機能を有効にすると、アカウント内のすべての送信者が、組織内のすべての連絡先にわたるオートコンプリート検索を実行できるようになります。
• 連絡先の取得に Global Admin Console（GAC）親組織を使用：このオプションは、アカウントの組織に、Global Admin Console（GAC）を使用して設定された親組織がある場合にのみ効果があります。有効にすると、受信者候補のリストがグローバルアカウントから読み込まれます。これには、すべての Adobe Admin Console 組織のすべての組織の連絡先が含まれます。
  • アカウントに Global Admin Console がないときにこのオプションを有効にしても効果はありません。