Adobe Acrobat Sign の Adobe Admin Console への移行が必要

この記事では、Adobe Acrobat Sign から Enterprise Term License Agreement(ETLA)Admin Console への移行が必要な場合について説明します。

概要: 

アドビは Acrobat Sign のユーザーとライセンスの管理方法の強化を通じて、ユーザーと組織の生産性を向上させています。この変更の一環として、Acrobat Sign サブスクリプションを Adobe Admin Console に移行しています。

お客様に必要な移行プロセス:ユーザーを Adobe Admin Console に移行:

アドビにより、お客様の組織内の Acrobat Sign ユーザーの Admin Console への移行が開始されます。

  1. お客様の組織において Acrobat Sign のユーザーとライセンスを Adobe Console に移行する必要があることを通知するメールが、アドビから Acrobat Sign の管理者宛てに届いているはずです。
  2. 上記のメール受領後 60 日間以内に、アドビから 2 通目のメールが届きます。  このメールには、次のような情報が含まれています。
    • 組織に割り当てられた移行日と、移行前の電話をスケジュールするオプション。
    • 詳細な移行プランが記載された添付ファイル。  移行日の前に、このプランをご確認ください。 
    • Acrobat Sign のログインに現在 SAML を使用している場合や、Acrobat Sign ユーザーの Adobe Admin Console に SSO(シングルサインオン)を実装する予定の場合は、移行サポート担当者にお知らせください。
  3. 移行中は、Acrobat Sign を使用したりアクセスしたりできなくなります。  アセットやワークフローへの影響を避けるため、移行完了まで Adobe Admin Console から Acrobat Sign ライセンスを割り当てないでください。弊社側で、既存の Acrobat Sign の本番アカウントを Admin Console にマッピングするために必要な措置です。  Acrobat Sign のバックエンド環境を Admin Console に移行するのに発生するダウンタイムは 2 時間未満と予想されます。  以下のことに注意してください。
    • ライセンスの再デプロイメントはお客様が管理します。
    • 現在 IdP(IDプロバイダー)によって開始されるログインを使用して Adobe Acrobat Sign にアクセスしており、ユーザーに引き続き同じログイン手順を使用させたい場合は、「IdP による認証時に SSO を有効にする」を参照してください。
  4. 移行が完了すると、Admin Console から Acrobat Sign へのアクセス方法の詳細情報が記載された 3 通目のメールがアドビから届きます。

移行プラン、スケジュール日に関する質問やスケジュール変更要望がある場合、また移行後のサポートが必要な場合は、移行メールに直接返信してください。

役に立つ情報

パートナー統合チャネルのいずれかとのアクティブな統合があり、自動プロビジョニング機能を使用してユーザーの作成を有効にしている場合は、「パートナー統合の自動プロビジョニング」を参照してください。

よく寄せられる質問:

はい。

Acrobat Sign のバックエンド環境を Admin Console に移行するのに発生するダウンタイムは 2 時間未満と予想されます。

いいえ。

移行プロセスによってエンドユーザーの Acrobat Sign UI エクスペリエンスが変更されることはありません。

はい。

Acrobat Sign アカウントにアクセスするために secure.adobesign.com/public/login に移動すると、Adobe ID ページに自動的にリダイレクトされます。

外部の署名者は、契約書に署名することができます。ただし、移行プロセスによるダウンタイム中は、内部の契約者が契約書に署名することはできません。

  • 外部の署名者とは、Acrobat Sign Enterprise アカウントに属していないユーザーのことを指します。
  • 内部の署名者とは、Acrobat Sign Enterprise アカウントに属しているユーザーのことを指します。

はい。

アドビが、テンプレートや Web フォームなど、過去のデータをすべて移行します。

はい。

これまでに作成されたすべてのワークフローがアカウントに関連付けられたままになるため、移行後も引き続き使用することができます。

違いについては、次のガイドを参照してください:https://helpx.adobe.com/sign/using/adobesign-migrate-to-aac.html

現在の Acrobat Sign Enterprise アカウントで自動プロビジョニング機能が有効になっている場合や、移行後に Adobe Admin Console で Acrobat Sign ユーザー用に自動プロビジョニング機能を導入する場合、管理者は移行プロセスの完了後に Acrobat Sign アカウントに対して追加の操作を行う必要があります。

詳しい手順については、https://helpx.adobe.com/jp/sign/using/partner_autoprovision.html を参照してください。

Adobe Admin Console でユーザー同期機能が有効になっている場合、自動プロビジョニング機能を実行してもユーザーは作成されないことに注意してください。アドビは、Adobe Admin Console に同期されている AD でユーザーを作成することはできません。

https://helpx.adobe.com/jp/sign/using/adobesign-enable-sso-when-auth-by-idp.html に記載されている手順を実行してください。

いいえ。

Admin Console 上のユーザーグループは、Acrobat Sign アカウントにはリンクされていません。Admin Console 上のユーザーグループはユーザーをデプロイする目的でのみ使用され、Acrobat Sign アカウント内のユーザーグループは Acrobat Sign 固有の設定を実装する目的で使用されます。

アドビは、Acrobat Sign ユーザーの管理方法の強化に取り組んでいます。  すべてのお客様が、Adobe Admin Console でユーザーを管理する必要があります。  ベースとなる Acrobat Sign サービスに変更はありません。

Adobe Admin ユーザーコンソールのガイドラインは、次のとおりです。

 

 

Adobe, Inc.

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