Bridge の 2019年6月リリース(バージョン 9.1)の新機能と機能強化について説明します。
メニューバー、ラベル、および評価の外観が向上しました。背景のコントラストを調整するには、画像の背景スライダーを使用します。
プロキシ環境で、Creative Cloud ライブラリ、Adobe Stock、Adobe Portfolio、Adobe Stock Contributor などのサービスを使用できます。
スタックの問題および PDF 出力カラーの問題に関する修正を検索します。
透明度を適用した .ai ファイルと .eps ファイルのチェッカーボードサムネールおよびプレビューを参照できます。
Bridge で Dimension ドキュメント(.dn)を操作します。
ユーザーインターフェイスのアップデート
一貫したメニューバーの外観
Windows 10 では、アプリケーションの上部にあるメニューバーは、選択したインターフェイスカラーテーマと一致する配色に従います。
カラーテーマの環境設定をおこなうには、Adobe Bridge/環境設定/インターフェイス(macOS)または編集/環境設定/インターフェイス(Window)に移動して、「アピアランス」セクションの下にある「カラーテーマ」を選択します。

スライダーを左にドラッグすると、アップデートされたメニューバーが Bridge で表示されます。古いバージョンでの表示を確認するには、スライダーを右に動かします。
Windows 8 以前のバージョンでは、選択したテーマに関係なく、メニューバーは明るいカラーテーマで表示されました。macOS では、選択したカラーテーマと一致する配色で表示されます。
画像の背景テーマのサポート
画像の背景スライダーを使用して、コンテンツおよびプレビューパネルの背景のコントラストレベルを目的に応じて調整できます。この調整された背景色は、選択したインターフェイスカラーテーマとは無関係です。
背景テーマを変更するには、Adobe Bridge/環境設定/インターフェイス(macOS)または編集/環境設定/インターフェイス(Windows)に移動して、「アピアランス」セクションの「画像の背景」を調整します。
参考になる詳細情報については、ユーザーインターフェイスの拡大・縮小の環境設定を参照してください。
ラベルと評価の向上
Bridge でファイルやフォルダーにマークを付けるために使用するラベルは、固定幅の長方形になりました。ラベルは、その上に星評価が表示された状態で左揃えで表示されます(該当する場合)。
ファイルまたはフォルダーの評価を削除するには、新しい評価なしアイコンを使用します。選択したサムネールに対して、塗りつぶされた星印をクリックしてその評価を削除することもできます。詳細については、ファイルのラベル付けとレーティングを参照してください。
塗りつぶされていない星評価アイコンは、ファイルまたはフォルダーの下に表示されなくなりました(サムネールを選択した場合を除く)。
コンテンツパネル表示の向上
このリリースから、デフォルトビューにより多くのサムネールが表示されるよう、コンテンツパネルの余白と間隔が効率的に使用されています。これにより、ユーザーはより多くのアセットを表示して、簡単に参照することができます。
プロキシサーバーのサポート
Adobe Bridge では、実行にインターネット接続が必要となる Creative Cloud ライブラリ、Adobe Stock、Adobe Portfolio、Adobe Stock Contributor などのサービスを使用します。以前は、プロキシサーバー経由でのインターネット接続では、これらのサービスにアクセスできませんでした。
このリリースの Bridge では、プロキシ環境での操作をサポートします。参考になる詳細情報については、Creative Cloud アプリのプロキシサポートを参照してください。
透明度のサポート
このリリースの Adobe Bridge では、透明度をサポートしています。透明度を適用した .ai ファイルと .eps ファイル形式のチェッカーボードサムネールおよびプレビューを参照できます。以前は、透明度はマットホワイトの背景に置き換えられていました。
新しいファイル形式のサポート
このリリースの Adobe Bridge では、Dimension ドキュメント(.dn)をサポートするようになりました。
Bridge でサポートされているすべてのファイル形式のリストを表示するには、編集/環境設定(Windows)または Adobe Bridge/環境設定(macOS)を選択して、「ファイルタイプの関連付け」をクリックします。