次のいずれかの操作を実行します。
- 編集/カラー設定を選択します。
- Control+Shift+K キー(Windows)または Command+Shift+K キー(macOS)を押します。
Adobe Bridge でパネル、カラー、言語設定、環境設定などを使用および管理する方法を説明します。
Adobe Bridge ワークスペースは、様々なパネルが含まれる 3 つの列(ペイン)から構成されています。パネルを移動またはサイズ変更して、Adobe Bridge ワークスペースを調整します。カスタムワークスペースを作成したり、あらかじめ作成された Adobe Bridge ワークスペースの中から選択したりできます。
ビデオリソース:
Adobe Bridge ワークスペースの主要なコンポーネントを以下に示します。
メニューバー
メニューバーを使用してファイル、編集、表示、スタック、ラベル、ツール、ウィンドウ、およびヘルプにアクセスし、これらのいずれかをクリックして、アプリケーション固有の使用可能なドロップダウンメニューオプションを表示します。
アプリケーションバー
Adobe Stock と Adobe Portfolio への公開、PDF コンタクトシートの作成、フォルダー階層内の移動、ワークスペースの切り替え、ファイルの検索などの必須タスクのボタンを利用できます。
パスバー
表示中のフォルダーのパスが表示され、ディレクトリを参照できます。
お気に入りパネル
頻繁に参照しているフォルダーに簡単にアクセスできます。
フォルダーパネル
フォルダーの階層構造が表示されます。フォルダーの参照に使用します。
フィルターパネル
コンテンツパネルに表示されるファイルを並べ替えたり、フィルタリングしたりできます。
コレクションパネル
コレクションやスマートコレクションを作成および検索し、開くことができます。
書き出しパネル
ビデオ、PDF、画像などのアセットを変換して画像ファイル形式として書き出し、Web にすばやくアップロードできます。詳細については、「書き出しパネルを使用したアセットの変換」を参照してください。
コンテンツパネル
アプリケーションバーの移動用ボタン、パスバー、お気に入りパネル、フォルダーパネルまたはコレクションパネルで指定した場所のファイルが表示されます。デフォルトビューにより多くのサムネールが表示されるよう、コンテンツパネルの余白と間隔が効率的に使用されています。
公開パネル
Bridge から Adobe Stock と Adobe Portfolio にコンテンツをアップロードできます。詳しくは、画像を Adobe Stock に公開と Adobe Portfolio にアセットを公開するを参照してください。
このパネルを他のワークスペースに表示するには、ウィンドウ/公開パネルを選択します。
プレビューパネル
選択したファイルのプレビューが表示されます。プレビューは、コンテンツパネルに表示されるサムネール画像とは別個に、通常はサムネール画像よりも大きく表示されます。パネルのサイズを変更して、プレビューを縮小または拡大することができます。
メタデータパネル
選択したファイルのメタデータ情報が表示されます。複数のファイルを選択した場合は、ファイル間に共通するデータ(キーワード、作成日、露出設定など)が表示されます。
キーワードパネル
画像にキーワードを指定して、画像を整理できます。
出力パネル
PDF コンタクトシートの作成オプションが含まれます。出力ワークスペースが選択されているときに表示されます。詳しくは、出力ワークスペースで PDF コンタクトシートを作成を参照してください。
Bridge またはコンピューター上のアセットの検索に加え、(アプリケーションバーの右側にある)クイック検索ボックスを使用して、高画質の Adobe Stock のイラスト、ベクトル、および写真を検索することもできます。検索すると、初期設定の Web ブラウザーで結果が Adobe Stock の Web サイト上に表示されます。Adobe Stock について詳しくは、Adobe Stock ラーニングとサポートを参照してください。
Adobe Stock 検索と Windows(Win)/Spotlight(Mac)検索オプションを切り替えるには、クイック検索ボックスのドロップダウンリストを使用します。
パネルを移動したり、サイズを変更したりして Adobe Bridge ウィンドウを調整することができます。ただし、Adobe Bridge ウィンドウの外にパネルを移動することはできません。
次のいずれかの操作を実行します。
Adobe Bridge でファイル、フォルダーまたはコレクションを選択し、ファイル/お気に入りに追加を選択します。
お気に入りパネルから項目を削除するには、項目を選択し、ファイル/お気に入りから削除を選択します。または、項目を右クリック(Windows)するか、Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、コンテキストメニューから「お気に入りから削除」を選択します。
Adobe Bridge では、パネルの特定の構成またはレイアウトのことをワークスペースといいます。既製のワークスペースを選択することも、自分で保存しておいたカスタムワークスペースを選択することもできます。
Adobe Bridge の様々なワークスペースを保存することによって、複数のワークスペースをすばやく切り替えながら作業することができます。例えば、1 つのワークスペースを使用して新しい写真を並べ替え、別のワークスペースを使用して After Effects のコンポジションのフッテージファイルを操作します。
Adobe Bridge には、次のような設定済みのワークスペースが各種用意されています。
初期設定
お気に入り、フォルダー、フィルター、コレクション、コンテンツ、プレビュー、メタデータおよびキーワードの各パネルを表示します。これがデフォルトワークスペースです。
ライブラリ
ライブラリ、プレビュー、フォルダー、コンテンツおよびメタデータの各パネルを表示します。また、選択したファイルのプレビューをプレビューパネルに表示します。
フィルムストリップ
スクロール可能な横 1 列のサムネール(コンテンツパネル)と、現在選択している項目のプレビュー(プレビューパネル)を表示します。また、お気に入り、フォルダー、フィルター、およびコレクションの各パネルを表示します。
出力
PDF コンタクトシートの作成オプションを表示します。
メタデータ
コンテンツパネルをリスト表示で表示し、さらにお気に入り、メタデータ、およびフィルターの各パネルを表示します。
キーワード
コンテンツパネルを詳細表示で表示し、さらにお気に入り、キーワード、およびフィルターの各パネルを表示します。
プレビュー
大きいプレビューパネルとサムネールが表示されている縦長のコンテンツパネルを表示し、さらにお気に入り、フォルダー、フィルター、およびコレクションの各パネルを表示します。
ライトテーブル
コンテンツパネルのみを表示します。ファイルはサムネール表示で表示されます。
フォルダー
コンテンツパネルをサムネール表示で表示し、さらにお気に入り、およびフォルダーの各パネルを表示します。
Mac OS では、キーワードワークスペースを読み込むために Command + F5 キーを押すと、初期設定では Mac OS の VoiceOver が起動します。キーボードショートカットを使用してプレビューワークスペースを読み込むには、最初に、Mac OS のキーボードショートカット環境設定で VoiceOver のショートカットを無効にする必要があります。操作手順については、Mac OS のヘルプを参照してください。
表示するボタンを増減するには、ワークスペースボタンの左側にある縦線をドラッグします。ボタンの順序を変更するには、ボタンをドラッグします。
ワークスペースを削除
保存されているワークスペースを削除します。ワークスペースを削除ダイアログボックスのワークスペースメニューからワークスペースを選択し、「削除」をクリックします。
ワークスペースをリセット
現在選択されている保存済みのワークスペースをデフォルト設定に復元します。
標準のワークスペースにリセット
アドビの事前定義ワークスペース(初期設定、出力など)のデフォルト設定に復元します。
コンテンツパネルで、サポートされているファイル形式のサムネールとプレビューの透明度の表示を選択できます。デフォルトでは、透明度のオプションは有効になっています。
Bridge は、次のファイル形式で透明度をサポートしています。
ファイルの透明度を表示するには、次のいずれかの操作を実行します。
透明度を有効にすると、チェック柄のグリッドの背景も表示され、コンテンツパネルでファイルの透明な領域を識別できます。アセットで透明グリッドを表示するには、次のいずれかの操作を実行します。
アセットのサムネールに対して、透明度のオプションを無効にすることもできます。「透明度を表示」をオフにすると、「透明グリッドを表示」オプションが自動的に無効になり、透過ファイルでチェッカーボードの背景が白のマットな背景に置き換えられます。
サムネールは、選択したワークスペースにのみ適用されます。ワークスペースを切り替えたら、「サムネールのみ」の環境設定を再設定します。
Adobe Bridge では、評価/ラベルとファイルナビゲーションを容易に切り替えられるようになりました。初期設定では、「評価とラベルに Ctrl/Cmd を使用する」オプションが無効になっています。無効にした場合は、Ctrl/Cmd キーを押さずに、単一の数字キーを使用してコントロールパネルのアセットにラベルと評価を適用します。
「単一キーによる評価とラベル」オプションには、次のいずれかの場所からアクセスできます。
このオプションを有効にすると、ファイルナビゲーションに 0-9 の数字キーを使用できます。
Adobe Creative Cloud を使用している場合、Adobe Bridge を使用してアプリケーション全体で自動的にカラー設定を同期させることができます。この同期によって、カラーマネジメントをおこなう Adobe のすべてのアプリケーション間で同じ色が再現されます。
カラー設定が同期されない場合は、各アプリケーションでカラー設定ダイアログボックスの上部に警告メッセージが表示されます。新規または既存のドキュメントで作業する前にカラー設定を同期させることをお勧めします。
次のいずれかの操作を実行します。
表示された一覧からカラー設定を選択し、「適用」をクリックします。
リストを展開するには、カラー設定ファイルの展開リストを表示を選択します。
Adobe Bridge では、複数の言語でメニュー、オプション、ツールヒントを表示できます。Adobe Bridge でキーボードショートカットに特定の言語を使用することも指定できます。
編集/環境設定(Windows)または Adobe Bridge/環境設定(Mac OS)を選択し、「詳細設定」をクリックします。
「OK」をクリックし、Adobe Bridge を再起動します。
新しい言語は、次回 Adobe Bridge を起動したときに有効になります。
起動スクリプトは、Adobe Bridge の環境設定で有効または無効にすることができます。一覧表示されるスクリプトは、インストールされている Creative Suite® コンポーネントに応じて異なります。起動スクリプトを無効にすると、パフォーマンスを向上させたり、スクリプト間の非互換性を解決したりすることができます。
編集/環境設定(Windows)または Adobe Bridge/環境設定(Mac OS)を選択し、「スタートアップスクリプト」をクリックします。
Bridge CC 2015 6.3 リリースで導入
HiDPI モニターや Apple の Retina ディスプレイでは画面をより高密度に表示できます。高解像度ディスプレイ技術の発達を活用するため、Adobe Bridge には、Windows や Mac OS X で動作する高解像度モニター表示のネイティブサポートが含まれています(Retina ディスプレイを搭載した MacBook Pro など)。
Bridge では、モニターの DPI(1 インチあたりのドット数)の設定に対応しています。HiDPI モニターを使用し、150% 以上の DPI 設定で作業する場合、Bridge のユーザーインターフェイスは自動的に 200% に拡大されます。このように、さまざまな DPI 表示設定において、シャープでクリアな UI 要素、読みやすいフォントサイズ、鮮明なアイコンが表示されるようになります。
Bridge は 2560 x 1600 以上の画面解像度をサポートしています。画面解像度を 2560 x 1600 未満に設定した状態で HiDPI モニターを使用すると、Bridge のユーザーインターフェイスが切り詰めて表示され、アイテムの一部が画面に収まらない可能性があります。
Windows で高 DPI のサポートが有効な場合、HiDPI モニターでは Bridge のユーザーインターフェイスが 200% に拡大されます。また、次の方法で拡大・縮小の設定を手動で設定することもできます。
編集/環境設定/インターフェイスを選択します。
環境設定ダイアログでインターフェイスをクリックします。
アピアランス:
表示されるコンテキストパネルから、アピアランスの下にあるカラーテーマを選択します。画像の背景スライダーを使用して、コンテンツおよびプレビューパネルの背景のコントラストレベルを目的に応じて調整します。この調整された背景色は、選択したインターフェイスカラーテーマとは無関係です。また、Windows 10 および macOS において、メニューバーは選択したインターフェイスカラーテーマと一致する配色に従います。
テキスト:
表示されるコンテキストパネルから、テキストの下にあるテキストサイズを選択します。 ユーザーインターフェイスの拡大・縮小ドロップダウンリストで、次のいずれかの拡大・縮小オプションを選択します。
HiDPI 以外のモニターで 200% の拡大・縮小オプションを選択すると、ユーザーインターフェイスの一部が欠けて表示されます。
「OK」をクリックします。Bridge を再起動します。
拡大・縮小の設定は、次回 Adobe Bridge を起動したときに有効になります。
Adobe Bridge 環境設定ファイルには、表示、Adobe Photo Downloader、パフォーマンスおよびファイルの取り扱いに関するオプションなど、多数のプログラム設定が保存されます。
環境設定を復元すると、設定が初期設定に戻され、多くの場合、アプリケーションの異常が修正される場合があります。
環境設定をリセット
環境設定を出荷時の初期設定に戻します。一部のラベルやレーティングは失われる場合があります。Adobe Bridge の起動時に環境設定ファイルが作成されます。
ローカルのキャッシュファイルをすべて削除
Adobe Bridge でサムネールが正常に表示されない場合は、ローカルのキャッシュをすべてクリアすると問題が解決することがあります。Adobe Bridge の起動時にキャッシュが再作成されます。
標準のワークスペースをリセット
アドビの事前定義ワークスペースを出荷時の初期設定に戻します。
「OK」をクリックします。または、環境設定をリセットせずに Adobe Bridge を開く場合は「キャンセル」をクリックします。
アカウントにログイン