この文書の手順では、画像や Adobe Captivate プロジェクトファイルのサンプルなどのアセットを使用する必要があります。 独自のアセットとサンプルを使用することもできます。 ただし、次の zip ファイルをコンピューターにダウンロードして展開することをお勧めします。
Adobe Captivate のオブジェクトは、コンテンツの構成要素です。 Captivate で様々なタイプのオブジェクトを使用して、プロジェクトにコンテンツを追加しましょう。 このセクションでは、オブジェクトを使用して、テキストと画像の形式でコンテンツを追加します。 スマートシェイプも使用して、ユーザーにインタラクティブ機能を提供します。
アセットとサンプル
テキストキャプションを追加する
テキストキャプションを使用すると、スライドに必要なテキストコンテンツを追加して、詳細を入力することができます。
以下のように表示されるように、スライドにテキストキャプションを追加してみみあしょう。
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ダウンロードしたファイルフォルダーで、サンプルサブフォルダーに移動し、以下のファイルを開きます。
add-standard-objects.cptx
注意:このチュートリアルで提供されているプロジェクトファイルのダウンロードは必須ではありません。 ダウンロードしなくても、この手順を行うことができます。 ただし、上記スライドと類似したスライドを含む新しいプロジェクトを Captivate で作成する必要があります。
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フィルムストリップで、サマンサというタイトルのスライドに移動します。
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ツールバーで「テキスト」をクリックし、「テキストキャプション」を選択します。
スライドにテキストキャプションを配置すると、デフォルトでプレースホルダーテキストが選択されます。 これによって、キャプションのテキストをすぐに入力することができます。
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以下のテキストをテキストキャプションに入力またはコピーして貼り付けます。
サマンサ・ウィルソン
副社長、
人事
テキストが、テキストキャプションの表示可能領域に入っていることを確認してください。 テキストキャプションのサイズを変更する必要があります。 また、デフォルトでは、テキストキャプションオブジェクトはスライドの中央に配置されます。 上図のように位置も変更する必要があります。
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テキストキャプション以外の場所をクリックしてから、テキストキャプションをクリックします。
テキストキャプションの角と辺にハンドルが表示されるようになりました。
注意:上記のようにスライド上のオブジェクトにハンドルが表示されている場合、そのオブジェクトはサイズと位置を変更できるモードになっています。 この章の後のセクションでこれらのハンドルを使用します。
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ハンドルを使用してテキストキャプションのサイズを変更し、追加したすべてのテキストが確実に表示されるようにします。
また、テキストキャプションが人物の右に配置されるように配置し直します。
最後に、プロパティインスペクターを使用してテキストキャプションの書式を変更してみましょう。
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プロパティインスペクターが作業エリアの右側に表示されていない場合は、ツールバーの右端のプロパティをクリックします。
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プロパティインスペクターの「スタイル」タブで、以下の操作を行います。
- キャプションタイプを透明に変更します。
- フォントサイズを変更します。
- テキストの配列を変更します。
テキストキャプションのプロパティインスペクターの「スタイル」タブには、フォントファミリーの変更、テキストの太字または斜体など、様々な書式設定オプションがあります。
プロパティインスペクターはコンテキストに依存していることにご注意ください。 つまり、あるオブジェクトに対して利用可能なプロパティオプションは、オブジェクトタイプによって決まります。
テキストキャプションについて詳しくは、Captivate でのテキストキャプションの編集と作成を参照してください。
画像を追加する
前のセクション(テキストキャプションを追加する)で更新したスライドに、サマンサのデスクの位置を示す画像をオフィス配置図に追加しましょう。
このセクションの手順の最後で、スライドが次のように表示されます。
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ダウンロードしたファイルフォルダーで、サンプルサブフォルダーに移動し、以下のファイルを開きます。
add-standard-objects.cptx
注意:このチュートリアルで提供されているプロジェクトファイルのダウンロードは必須ではありません。 ダウンロードしなくても、この手順を行うことができます。 ただし、上記スライドと類似したスライドを含む新しいプロジェクトを Captivate で作成する必要があります。
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フィルムストリップで、サマンサというタイトルのスライドに移動します。
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ツールバーの「メディア」をクリックして、「画像」を選択します。
コンピュータから画像ファイルを選択するためのダイアログボックスが表示されます。
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ダウンロードしたファイルフォルダーで、アセットサブフォルダーに移動します。
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ファイル intro_sam_map を選択して「開く」をクリックします。
画像がスライドに配置されます。
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必要に応じて、前のセクションで説明したハンドルを使用して、スライドの右側に画像のサイズを変更して再配置します。
画像の追加について詳しくは、Captivate での画像およびロールオーバー画像の使用方法を参照してください。
背景画像の設定
スライドに画像を追加する他に、画像をプロジェクトのスライドの背景として設定することもできます。
プロジェクトのスライドの背景画像を設定しましょう。
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ダウンロードしたファイルフォルダーで、サンプルサブフォルダーに移動し、以下のファイルを開きます。
add-standard-objects.cptx
注意:このチュートリアルで提供されているプロジェクトファイルのダウンロードは必須ではありません。 ダウンロードしなくても、この手順を行うことができます。 ただし、上記スライドと類似したスライドを含む新しいプロジェクトを Captivate で作成する必要があります。
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クイズの開始というタイトルのスライドに移動します。
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プロパティインスペクターで、「背景」ドロップダウンリストをクリックして「カスタム」を選択します。
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「プロジェクト背景を追加」をクリックします。
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ダイアログボックスで「abstract-paper-background」を選択し、「OK」をクリックします。
リスト内で画像が見つからない場合
- ダウンロードしたファイルフォルダーで「読み込み」をクリックし、アセットサブフォルダーに移動します。
- アセットサブフォルダーで、abstract-paper-backgrounds-powerpoint.pngを選択します。
ダイアログボックスに表示される画像は、このプロジェクトのライブラリに含まれています。 Captivate プロジェクトに追加するすべてのアセット(画像、オーディオ、ビデオ)が Captivate ライブラリに追加されます。
このプロジェクトのライブラリを表示するには、「ライブラリ」をクリックします。
Captivate の背景画像について詳しくは、背景に画像を使用するを参照してください。
スマートシェイプの追加
Captivate は、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために簡単にカスタマイズできる一連の図形を提供します。 図形にインタラクティブな機能を追加できます。図形にテキストラベルを追加することもできます。
スマートシェイプを使用して次のスライドを作成しましょう。
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ダウンロードしたファイルフォルダーで、サンプルサブフォルダーに移動し、以下のファイルを開きます。
add-standard-objects.cptx
注意:このチュートリアルで提供されているプロジェクトファイルのダウンロードは必須ではありません。 ダウンロードしなくても、この手順を行うことができます。 ただし、上記スライドと類似したスライドを含む新しいプロジェクトを Captivate で作成する必要があります。
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フィルムストリップで、クイズの開始というタイトルのスライドに移動します。
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「シェイプ」をクリックします。
ドロップダウンリストに、使用可能なすべての図形が表示されます。
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基本カテゴリから長方形を選択します。
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長方形を開始するポイントでカーソルをクリックして、長方形を完成する点までカーソルをドラッグします。
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長方形の内側をダブルクリックし、次のテキストを追加します。
LUNARSPHERE STUDIOS
Adobe Captivate トレーニング
注意:Captivate のすべてのオブジェクトと同様に、プロパティインスペクターを使用して長方形の外観を変更することができます。
次に、左右の矢印をスライドに追加しましょう。
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スマートシェイプのリストで
を 選択し、左向き矢印を描画します。
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左向き矢印内をダブルクリックし、次のテキストを追加します。
スタートに戻る
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プロパティインスペクターで、「ボタンとして使用」をクリックします。
アクションタブが表示されます。
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アクションタブに移動し、「成功時」ドロップダウンリストをクリックします。
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私たちは、ユーザーにプレゼンテーションの開始に移動してほしいと思っています。 ドロップダウンリストで、「スライドにジャンプ」を選択します。
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スライドのドロップダウンリストで、プロジェクトの 2 番目のスライドを選択します。
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手順 6 〜 11 を繰り返して、
を使用して右矢印を作成します。
矢印カテゴリの 2 番目の矢印です。
次のテキストを入力します:クイズを開始
次を選択します:ボタンとして使用
アクションとして、「スライドにジャンプ」を選択して、クイズの開始というタイトルのスライドを選択します。
詳しくは、スマートシェイプの作成と編集を参照してください。
プレビューとパブリッシュ
このセクションでは多くの内容を学びました。
テキストキャプション、画像、スマートシェイプを使って作業しました。 これらのオブジェクトタイプで使用できるカスタマイズオプションを使用することで、プロジェクトのスライドの外観が大きく改善されました。
進捗状況をプレビューしてみましょう。
ツールバーの「プレビュー」をクリックしてプロジェクトを選択し、プロジェクト全体をプレビューします。
不足しているものがある場合は、この記事の適切なセクションを確認して、プロジェクトに必要な更新を行います。
すべてがうまくいっているようなら、プロジェクトをコンピュータにパブリッシュしましょう。
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ツールバーで「パブリッシュ」をクリックし、「コンピューターにパブリッシュ」を選択します。
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「OK」をクリックして出力を表示します。