API Manager をインストールする場所を入力します。デフォルトでは、インストーラーによって C:\ColdFusion2016APIManager ディレクトリが作成されます。
ColdFusion に API Manager をインストールする手順は、プラットフォーム(Microsoft Windows、Linux または Apple Mac OS X)によって異なります。
Windows
ColdFusion API Manager インストールウィザードは、直感的なユーザーインターフェイスで、インストールプロセスの様々な手順を案内します。
また、API Manager のデータストアおよび分析サーバーをインストールするアドオンインストーラーもあります。API Manager を 1 台のマシンに、データストアおよび分析サーバーを別のマシンに、それぞれインストールできます。
必要システム構成
Windows
- Microsoft Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10、または Windows Server 2012 R2
- 2GHz 以上のプロセッサー
- 3 GB のハードディスク空き容量を推奨
- Google Chrome、Mozilla Firefox または Internet Explorer ブラウザーの最新バージョン
API Manager のインストール
インストーラーをダブルクリックすると、以下の画面が表示されます。
-
-
ColdFusion(2016 リリース)のライセンスキーを入力します。
API Manager の 30 日間のトライアル版も利用できます。トライアル期間が終了したら、ColdFusion(2016 リリース)の有効なシリアル番号を使用して製品を登録する必要があります。
-
「ポート」フィールドに、API Manager のポートを入力します。
-
分析サーバーまたはデータストアをローカルまたはリモートにインストールするするかどうかを選択します。サブコンポーネントのポートを入力します。
-
API Manager の管理者資格情報を入力します。
API Manager アドオンのインストール
アドオンインストーラーを使用して、API 分析サーバーと API データストアもインストールできます。アドオンインストーラーのサイズは、API Manager インストーラーのサイズよりも小さいです。両方のオプションを選択して、画面上の指示に従います。コンポーネント用のポートを入力し、「インストール」をクリックします。
API Manager を実行するには、分析サーバーと データストア の両方が必要です。
管理者ポータルへのログイン
API Manager をインストールして起動したら、管理者ポータルにログインします。
管理者ポータルは、ColdFusion API Manager の管理者プロパティおよび機能を管理するためのプラットフォームです。管理者ポータルを使用すると、公開されたすべての API を管理したり、クラスターおよび通知をセットアップしたり、ユーザーおよびユーザーストアを作成したり、API 認証ポリシーを設定したりできます。
管理者ポータルにログインするには:
- ブラウザーを開き、「 http ://<locahost or IP address>:<port number>/admin」と入力します。
- ユーザー名およびパスワードを入力します。「ログイン」をクリックします。
データストアのパスワードの変更
Windows の場合:
ファイル redis .windows.conf.properties(<API Manager Home>/database/datastore 内にあります)を開き、エントリ requirepass を探し、値を編集して、API Manager を再起動します。
Windows 以外の場合:
ファイル redis.conf.properties(<API Manager Home>/database/datastore 内にあります)を開き、エントリ requirepass を探し、値を編集して、API Manager を再起動します。
Linux
Adobe ColdFusion(2016 リリース)のインストール後、バイナリファイルが <ColdFusion install folder> ディレクトリにコピーされます。
このインストール手順は、次の OS フレーバーで使用できます。
- Solaris
- SUSE Linux
- RHEL
- Ubuntu
Linux での Adobe API Manager の起動
-
API Manager を起動するには、API Manager のインストーラーが存在するディレクトリに移動します。通常、この場所は /opt/coldfusion2016apimanager/bin です。「/apimanager start」と入力します。
上記のコマンドを実行すると、API Manager のデータストアと分析サーバーのサービスも起動します。
-
API Manager のデータストアおよび分析サーバーを既にインストールしている場合は、アドオンを再度インストールする必要はありません。ターミナルで「/apimanager start skipaddons 」と入力します。
Mac OS X
Mac OS に API Manager をインストールするには、/ColdFusionAPIManager_2016_WWEJ_osx10.dmg を実行し、画面の指示に従います。
-
ColdFusion がインストールされている場所を入力します。
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API Manager の場所を入力します。
-
API Manager を ColdFusion と同じ JVM で実行するかどうかを選択します。「はい」または「いいえ」を選択します。詳しくは、Windows での API Manager のインストールの手順 3 を参照してください。
-
「ポート」フィールドに、API Manager のポートを入力します。
-
分析サーバーまたはデータストアをローカルまたはリモートのどちらにインストールするかを選択します。サブコンポーネントの ポートを入力します 。
-
API Manager の管理者資格情報を入力します。
Mac での Adobe API Manager の起動
<API_Manager_install_dir>/bin に移動し、「/start.sh」と入力します。
これらの 2 つのサービスを実行する必要があります。 これらを実行しないと、 API Manager を起動することができません。
<APIM_Home>/wsconfig に移動して、「/wsconfig -usage」を実行します。wsconfig の すべての オプションが表示されます。Apache を設定するには、以下のコマンドを入力します。
。/wsconfig –ws Apache –dir <apache-conf-dir> - vhost All
ポートの変更はありません。Apache のポートから、API Manager ポータルおよびプロキシにアクセスできます。ただし、管理者ポータルには引き続きポート 9000 からアクセスできます。
API Manager のサイレントインストール
Adobe ColdFusion API Manager をサイレントインストールできます。サイレントインストールは、ユーザーとやり取りしません。サイレントインストールは、API Manager を複数のコンピューターに同じインストールオプションおよび設定でインストールする場合に便利です。
プロパティファイルの作成
silent.properties ファイルは、インストールパラメーターを定義する ASCII テキストファイルです。ファイルで指定された詳細を指定します。インストールタイプに適用するもののみを選択します。
INSTALLER_UI=SILENT INSTALL_DRIVE_ROOT =C\:\\ USER_INSTALL_DIR=C\:\\ColdFusion2016APIManager LICENSE_MODE=full PREV_SERIAL_NUMBER= SERIAL_NUMBER=xxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxx USE_WITH_CF="","No" USE_WITH_CF_2=No APIM_SERVER_PORT_1=9000 USER_DATA_STORE=Yes USER_REDES_PORT_1=6379 REDIS_PORT_NUMBER=6379 USER_REDES_INFO_2=1 USER_REDES_INFO_1=1 USER_ANALYTIC_SERVER=Yes ANALYTICS_PORT_NUMBER=9200 USER_REDES_PORT_2=9200 USER_ADMIN_CRED_3=admin USER_ADMIN_CRED_2=admin USER_ADMIN_CRED_1=admin
プロパティ |
説明 |
---|---|
INSTALLER_UI |
インストールモードがサイレントであることをインストーラーに示します。 |
INSTALL_DRIVE_ROOT |
API Manager をインストールする必要があるルートドライブ。 |
USER_INSTALL_DIR |
システムの API Manager の場所。 |
LICENSE_MODE |
API Manager インストールが完全、トライアルまたはデベロッパーモードの場合に指定します。 |
PREV_SERIAL_NUMBER |
ColdFusion をアップグレードしている場合にのみ指定します。 |
SERIAL_NUMBER |
ColdFusion インストールが新規の場合に指定します。 |
USE_WITH_CF |
CF インスタンス |
USE_WITH_CF_2 |
CF インスタンス 2 |
APIM_SERVER_PORT_1 |
API Manager にアクセスするポート。 |
USER_DATA_STORE |
API Manager データストア を設定したい場合に指定します。 |
REDIS_PORT_NUMBER |
データストアのポート番号を指定します。 |
USER_ANALYTIC_SERVER |
API Manager 分析サーバーを設定したい場合に指定します。 |
ANALYTICS_PORT_NUMBER |
分析サーバーのポート番号を指定します。 |
USER_ADMIN_CRED_3 |
サブスクライバー |
USER_ADMIN_CRED_2 |
パブリッシャー |
USER_ADMIN_CRED_1 |
API Manager 管理者の資格情報。値は、 admin です。 |
プロパティファイルの保存
インストーラープロパティファイル silent.properties に名前を付けて API Manager インストールプログラムと同じディレクトリに保存する場合、インストーラーは自動的にそのファイルを使用します。
別の名前を使用したり、別のディレクトリに保存したりできます。インストールで使用するファイルパスを指定します。
複数のインストーラープロパティファイルが必要な場合、各ファイルにわかりやすい名前を付けます。
インストーラーの実行
次のいずれかの方法で、サイレントインストーラーを実行します。
- コマンドラインを使用して。
- バッチファイルまたはスクリプトを使用して。
次の表に、様々なオペレーティングシステムでインストーラーを実行する際 の コマンドラインオプションを示します。
OS |
コマンド |
---|---|
UNIX |
./coldfusionapimanager_installer.bin [-f propertiesFilePath] |
Windows |
coldfusionapimanager_installer.exe [-f propertiesFilePath]. 例えば、ColdFusion(2016 リリース)をサイレントインストールする場合、コマンド ColdFusionAPIManager_2016_WWEJ_win64.exe -f silent.properties を実行します。 |
Mac OS |
.zip を抽出してインストールします。 |