エラー番号
問題点:
Adobe Creative Suite 3 または Creative Suite 3 個人版アプリケーションをインストールするときに、次のいずれかのエラーメッセージが表示されます。
- 「インストール中に問題が発生しました。」
- 「コンポーネントのインストールに失敗しました。」
- 「共有コンポーネントのインストールに失敗しました。」
解決策
解決策 1: CS5 Cleaner Tool を実行する。
Adobe CS5 Cleaner Tool は、Adobe Creative Suite 5、Adobe Creative Suite 4、および Adobe Creative Suite 3 ソフトウェアのインストール時の問題を解決するのに役立ちます。CS5 Cleaner Tool をダウンロードして実行する方法については、「CS5 Cleaner Tool を使用してインストールに関する問題を解決」(cpsid_82947)を参照してください。
解決策 2:イベントビューアでエラー番号を確認する。
Windows イベントビューアをチェックして msi インストーラーエラーの有無を確認します。イベントビューアのチェックの詳細については、このドキュメントの「追加情報」セクションの Windows イベントビューアを参照してください。
一般的な MSI エラー番号と解決策については、下の表を参照してください。参照ドキュメントの一部では特定の製品を指定していますが、イベントビューアで参照されるリソースにも適用できます。
解決策 3: Creative Suite 3 またはその単体製品をインストールする前にウイルス対策ソフトウェアおよびすべてのファイアウォールアプリケーションを無効にする。
ウイルス対策ソフトウェアは、不正なアプリケーションがシステムにインストールされないようにするためのものです。ご使用のウイルス対策ソフトウェアによってアドビアプリケーションがウイルスであると判断されると、製品は正しくインストールされません。さらに、ウイルススキャンソフトウェアは、更新対象のファイルまたはレジストリエントリをスキャンしている場合、アクセスを拒否します。インストールする前にウイルス対策ソフトウェアをオフにしなかった場合は、Adobe Creative Suite 3 製品を削除します。また、ウイルス対策ソフトウェアとファイアウォールも無効にします。両方を無効にしてから、ソフトウェアを再インストールします。
Adobe Creative Suite 3 には、Version Cue というプログラムが組み込まれています。このプログラムは、ネットワークを検索して他の Bonjour 対応マシンの有無を確認する Bonjour というサービスをインストールします。ご使用のファイアウォールがこのプロトコルを認識せずにブロックしてしまうと、Version Cue のインストールが失敗する可能性があります。このエラーが発生しないように、インストール時にはファイアウォールをオフにしてください。
解決策 4:十分なディスク容量があることを確認する。ディスク容量が十分でない場合は、ターゲットドライブ上のディスクスペースをクリアするか、または十分なディスク容量のあるドライブにインストールします。
インストールする Adobe Creative Suite 3 製品の必要システム構成情報を参照してください。最小要件を満たすボリュームにインストールしてください。必要システム構成情報は、Adobe.com 製品ページ http://www.adobe.com/jp/products/ に掲載されています。
解決策 5:アドビのプレリリース版ソフトウェアを削除する。
「CS3 のプレリリースの削除(kb401574)」を参照して、アドビのプレリリース版ソフトウェアまたはベータ版ソフトウェアをコンピューターから削除します。
解決策 6: Google Desktop を削除する。
Google Desktop は Adobe Creative Suite 3 製品のインストールを妨げることがあります。Adobe Creative Suite 3 製品をインストールする前に、システムドキュメントを参照して Google Desktop を削除してください。
解決策 7:インストールメディアを確認する。
Creative Suite 3 ディスクが不良であったり損傷している場合、あるいはコンピューターのハードドライブに欠陥がある場合、Creative Suite 3 インストーラーは失敗することがあります。
次の手順を実行して、インストールメディアが損傷していないかどうかを判別してください。
-
DVD に埃や損傷がないかを点検します。糸くずの出ない柔らかい布で DVD をきれいにします。DVD の裏面に反り、汚れ、傷、変色がないかを点検します。
-
DVD の内容をハードディスクにコピーします。
-
Adobe Creative Suite 3 を別のコンピューターにインストールしてみます。正常にインストールされれば、元のコンピューターのファイルシステムまたはハードディスクドライブに問題がある可能性があります。追加情報については、「追加情報」セクションの「ハードディスクチェックユーティリティ」を参照してください。
-
デスクトップインストールを試みます。デスクトップインストールの作成の詳細については、次のドキュメントのいずれかを参照してください。
- デスクトップから Adobe Creative Suite 3 をインストールする(Windows XP および Windows Vista)(kb400609)
- デスクトップインストールの作成の詳細については、「デスクトップから Adobe Creative Suite 3 をインストールする(Mac OS X)」(kb400613)を参照してください。
-
購入したソフトウェアが電子ソフトウェアダウンロード(ESD)の場合は、ソフトウェアを再度ダウンロードします。ダウンロード処理中に破損したファイルは、インストール中にエラーが発生する原因となります。
解決策 8:以前のバージョンの Flash Player を削除する。
インストーラーログ内のエラーに以下が含まれている場合は、以前のバージョンの Flash Player を削除します。
1: 0 2: Install Flash Player 8 Plugin.msi 3: {91057632-CA70-413C-B628-2D3CDBBB906B} 4: {91057632-CA70-413C-B628-2D3CDBBB906B}; 5: 0 6: 1 7: 1 8: 0 Error 1714.The older version of Adobe Flash Player 9 Plugin cannot be removed. テクニカルサポートグループに連絡してください。
Flash Player を削除するには:
-
\Program Files\Common Files\Adobe\Installers フォルダーにあるログファイルをすべて削除します。これらのファイルについては、「log」または「gz」が含まれているか、末尾が「log」または「gz」です。エラーメッセージの検索に、現在これらのファイルを使用していなければ削除します。使用している場合は、このフォルダーからデスクトップ上のアクセス可能な新しいフォルダーに移動します。
-
Creative Suite 3 を修復またはインストールします。
解決策 9:ファイルに対するユーザー権限を更新する。
「Windows インストーラーエラー 1321」「インストーラーには C:\Windows\system32\Macromed\Flash\FlashPlayerTrust\AcrobatConnect.cfg ファイルを変更する権限がありません」というエラーが表示された場合は、この特定のフォルダーに対するユーザー権限を更新します。 (このエラーは、イベントビューアまたは Adobe Creative Suite インストールログに表示されます。)
以下は、Adobe Creative Suite インストールログまたはイベントビューアのサンプルです。
Action 11:21:48: InstallValidate. Validating install Action start 11:21:48: InstallValidate. Error 1321.The Installer has insufficient privileges to modify the file C:\Windows\system32\Macromed\Flash\FlashPlayerTrust\AcrobatConnect.cfg. Action ended 11:21:48: InstallValidate. Return value 3.
インストールログを参照してユーザー権限の変更が必要なフォルダーまたはファイルを判別します。以下の手順では、一般的にこのエラーが発生したフォルダーを参照します。インストールログの検索と読み取りについては、Adobe Creative Suite のインストールログを参照してください。
Windows XP Professional:
-
「スタート/マイ コンピューター」を選択します。
-
ツール/フォルダオプションを選択します。
-
「表示」タブを選択します。
-
「詳細設定」セクションの下の「簡易ファイルの共有を使用する」オプションの選択を解除します。
-
「OK」をクリックします。
-
「スタート/実行」を選択します。
-
%SYSTEMROOT%\system32 と入力して「OK」をクリックします。
-
Macromed フォルダーを右クリックして「プロパティ」を選択します。
-
「セキュリティ」タブを選択します。
-
Administrators および SYSTEM がリストにあり、セキュリティのアクセス許可が「フルコントロール」に設定されていることを確認します。
-
「詳細設定」をクリックします。
-
「所有者」タブをクリックします。
-
「管理者」を選択します。
-
「サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換える」オプションを選択して「適用」をクリックします。
-
「アクセス許可」タブをクリックします。
-
「子オブジェクトすべてのアクセス許可エントリを、ここに表示されているエントリで子オブジェクトに適用するもので置換する」オプションを選択します。
-
「OK」をクリックし、セキュリティ ダイアログボックスで「はい」をクリックします。
-
Macromed フォルダーを右クリックして「削除」を選択します。
-
Creative Suite を再インストールします。
Windows XP Home:
-
セーフモードで再起動します。
-
Windows を再起動します。
-
「拡張起動オプション」などのメッセージが表示されたら、Windowsが起動する前にF8キーを押します。
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起動オプションから「セーフモード」を選択します。
-
Windows がセーフモードの場合、デスクトップの四隅に「セーフモード」と表示されます。
- デスクトップの四隅に「セーフモード」と表示されない場合は、手順 a ~ c を繰り返します。
- 「セーフモード」がデスクトップの四隅に表示されない場合は、ローカルコンピュータの管理者としてログインします。
-
「Windows はセーフモードで実行されています。」というメッセージが表示されたら「OK」をクリックします。
-
-
「スタート/マイ コンピューター」を選択します。
-
ツール/フォルダオプションを選択します。
-
「表示」タブを選択します。
-
「詳細設定」セクションの下の「簡易ファイルの共有を使用する」オプションの選択を解除します。
-
「OK」をクリックします。
-
「スタート/実行」を選択します。
-
%SYSTEMROOT%\system32 と入力して「OK」をクリックします。
-
Macromed フォルダーを右クリックして「プロパティ」を選択します。
-
「セキュリティ」タブを選択します。
-
Administrators および SYSTEM がリストにあり、セキュリティのアクセス許可が「フルコントロール」に設定されていることを確認します。
-
「詳細設定」をクリックします。
-
「所有者」タブをクリックします。
-
「管理者」を選択します。
-
「サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換える」オプションを選択して「適用」をクリックします。
-
「アクセス許可」タブをクリックします。
-
「子オブジェクトすべてのアクセス許可エントリを、ここに表示されているエントリで子オブジェクトに適用するもので置換する」オプションを選択します。
-
「OK」をクリックし、セキュリティ ダイアログボックスで「はい」をクリックします。
-
Macromed フォルダーを右クリックして「削除」を選択します。
-
Creative Suite を再インストールします。
Windows Vista:
-
「スタート/実行」を選択します。
-
%SYSTEMROOT%\system32 と入力して「OK」をクリックします。
-
Macromed フォルダーを右クリックして「プロパティ」を選択します。
-
「セキュリティ」タブを選択します。
-
Administrators および SYSTEM がリストにあり、セキュリティのアクセス許可が「フルコントロール」に設定されていることを確認します。
-
Administrators および SYSTEM がフルコントロールに設定されていない場合は、次の操作を実行します。
-
「編集」をクリックします。
-
UAC 昇格時のプロンプトまで画面に表示されるナビゲーションに従います。
-
必要な変更を加えます。
-
-
「詳細設定」をクリックします。
-
「編集」をクリックして、UAC 昇格時のプロンプトまでクリックします。
-
「所有者」タブをクリックします。
-
「管理者」を選択します。
-
「サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換える」オプションを選択して「適用」をクリックします。
-
「アクセス許可」タブをクリックします。
-
「子オブジェクトすべてのアクセス許可エントリを、ここに表示されているエントリで子オブジェクトに適用するもので置換する」オプションを選択します。
-
「OK」をクリックし、セキュリティ ダイアログボックスで「はい」をクリックします。
-
Macromed フォルダーを右クリックして「削除」を選択します。
-
「続行」をクリックし、UAC 昇格時のプロンプトまで画面に表示されるナビゲーションに従います。
-
Creative Suite を再インストールします。
コマンドライン:
すべてのバージョンの Windows でメソッドを使用できますが、それにはコマンドプロンプトユーティリティを使用する必要があります。
-
「スタート/ファイル名を指定して実行」を選択して、「名前」ボックスにcmdと入力します。「OK」をクリックします。
注意: UAC を有効にして Windows Vista のアクセス許可レベルを上げてください。
-
スタート/アクセサリを選択します。
-
コマンドラインを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
-
-
次のコマンド(引用符も含む)を使用し、各行の最後で Return キーを押します。また、3 行目の /T、/E、/C、/G の間には必ずスペースを入れてください。
c: cd "%SYSTEMROOT%\system32" cacls "Macromed" /T /E /C /G Administrators:F cacls "Macromed" /T /E /C /G SYSTEM:F exit
解決策 10:エラーログに記載されているレジストリキーを更新する。
「1402 値をキーに読み込めませんでした」または「1406 キーに値を書き込めませんでした」というエラーメッセージが表示された場合は、レジストリキーへのアクセス権限を更新します。 (このエラーは、イベントビューアまたは Adobe Creative Suite インストールログに表示されます。)
インストールログを参照してユーザー権限の変更が必要なレジストリキーを判別します。インストールログの検索と読み取りについては、Adobe Creative Suite インストールログを参照してください。
以下は、Adobe Creative Suite インストールログまたはイベントビューアのサンプルです。
[6240] Fri Apr 27 18:02:12 2007 INFO Error 1406.Could not write value to key \Software\Classes\CLSID\{1171A62F-05D2-11D1-83FC-00A0C9089C5A}. そのキーへのアクセス権限が十分であることを確認するか、サポート担当者にお問い合わせください。[6240] Fri Apr 27 18:02:12 2007 INFO Action ended 18:02:12: InstallFinalize. Return value 3.
[6321] Mon May 01 13:04:06 2007 INFO Error 1402.Could not read value to key \Software\Classes\CLSID\{1171A62F-05D2-11D1-83FC-00A0C9089C5A}. そのキーへのアクセス権限が十分であることを確認するか、サポート担当者にお問い合わせください。[6321] Fri May 01 13:04:06 2007 INFO Action ended 18:02:12: InstallFinalize. Return value 3.
注意: Adobe Creative Suite 3 のインストールを完了してから、この解決策の手順を実行してください。
以下に示す管理者グループは、Windows XP および Vista 用のデフォルトのローカル管理者グループです。
免責:以下の操作には Windows レジストリを編集する作業が含まれています。アドビ システムズ社は、重要なシステムおよびアプリケーション情報が含まれているレジストリの編集のサポートを提供していません。 編集前に必ずレジストリのバックアップを取っておいてください。 レジストリの詳細情報については、Windowsのドキュメントを参照するか、Microsoftにお問い合わせください。
現在のシステムとレジストリをバックアップするためのこれらの手順を実行する前に、2 つのタスクを実行できます。
- 「スタート/すべてのプログラム/アクセサリ/システム ツール/システムの復元」を選択し、コンピューター上に復元ポイントを作成します。
- レジストリ エディタを開いたら、「ファイル/エクスポート」を選択し、すぐにレジストリをバックアップします。 レジストリのバックアップコピーを覚えやすい名前で覚えやすい場所に書き出します。
Windows XP:
-
エラーメッセージで参照されているキーのパスをメモして、インストールを続行します。ログファイルでは複数のレジストリキーを参照できます。ファイルに記載されているすべてのパスを書き留めます。例: \Software\Classes\CLSID\{1171A62F-05D2-11D1-83FC-00A0C9089C5A}。
-
「スタート/ファイル名を指定して実行」を選択し、ファイル名を指定して実行ダイアログボックスの「名前」テキストフィールドに regedit と入力し、「OK」をクリックします。
-
次のように現在のレジストリファイルのバックアップを作成します。
-
レジストリエディターダイアログボックスで、ファイル/エクスポートを選択します。
-
ファイルの名前を入力して、場所を選択します。
-
「エクスポート範囲」で、「すべて」を選択します。
-
「保存」をクリックします。
-
-
エラーメッセージで参照されているキーの親に移動します。 例えば、キー \Software\Classes\CLSID\{1171A62F-05D2-11D1-83FC-00A0C9089C5A} については、open (double-click) HKEY_LOCAL_MACHINE >SOFTWARE > Software > Classes > CLSID。
注意:これらの手順は、エラーメッセージ内のパスによって多少異なる場合があります。リストされているすべてのレジストリキーは HKEY_LOCAL_MACHINE フォルダーから始まります。 -
親キーを右クリックして、「アクセス許可」(HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Software\Classes\CLSID)を選択します。
-
Administrators と SYSTEM が存在していることと、「許可」列の下で「フルコントロール」が選択されていることを確認します。
-
アクセス許可ダイアログボックスで、「詳細設定」をクリックします。
-
Administrators グループを選択し(1)、「サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックマークを入れ(2)、「適用」をクリックして(3)、「アクセス許可」タブをクリックします(4)。
注意: Administrators グループを使用できない場合は、現在の管理者アカウントを選択してください。
-
「すべての子オブジェクトのアクセス許可を元に戻し、継承可能なアクセス許可を継承できるようにする」を選択し(1)、「OK」をクリックします(2)。
-
セキュリティの詳細設定ダイアログボックスで、「OK」をクリックします。Windows によってそれぞれの子オブジェクトのアクセス権限がリセットされて、その親と対応できるようになります。
-
他にもレジストリキーがある場合は、手順 1 から 10 を繰り返します。
Windows Vista:
-
エラーメッセージで参照されているキーのパスをメモします。 ログファイルでは複数のレジストリキーを参照できます。ファイルに記載されているすべてのパスを書き留めます。例: \Software\Classes\CLSID\{1171A62F-05D2-11D1-83FC-00A0C9089C5A}。
-
スタートを選択して、「検索」テキストフィールドに regedit と入力して Enter キーを押します。
-
次のように現在のレジストリファイルのバックアップを作成します。
-
レジストリエディターダイアログボックスで、ファイル/エクスポートを選択します。
-
ファイルの名前を入力して、場所を選択します。
-
「エクスポート範囲」で、「すべて」を選択します。
-
「保存」をクリックします。
-
Regedit を閉じます。
-
-
エラーメッセージで参照されているキーの親に移動します。 例えば、キー \Software\Classes\CLSID\{1171A62F-05D2-11D1-83FC-00A0C9089C5A} については、open (double-click) HKEY_LOCAL_MACHINE >SOFTWARE > Software > Classes > CLSID。
注意:これらの手順は、エラーメッセージ内のパスによって多少異なる場合があります。リストされているすべてのレジストリキーは HKEY_LOCAL_MACHINE フォルダーから始まります。 -
親キーを右クリックして、「アクセス許可」(HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID)を選択します。
-
Administrators と SYSTEM が存在していることと、「許可」列の下で「フルコントロール」が選択されていることを確認します。
-
アクセス許可ダイアログボックスで、「詳細設定」をクリックします。
-
Administrators グループを選択し、「所有者」タブの「サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換える」を選択します。
注意: Administrators グループを使用できない場合は、現在の管理者アカウントを選択してください。 -
「アクセス許可」タブの「このオブジェクトの親から継承可能なアクセス許可を含める」を選択ます。また、「すべての子オブジェクトのアクセス許可を元に戻し、継承可能なアクセス許可を継承できるようにする」も選択します。
-
セキュリティの詳細設定ダイアログボックスで、「OK」をクリックします。Windows によってそれぞれの子オブジェクトのアクセス権限がリセットされて、その親と対応できるようになります。
-
他にもレジストリキーがある場合は、手順 1 から 10 を繰り返します。
Adobe Creative Suite 3 で引き続きエラーメッセージが表示される場合は、エラーの原因である特定のレジストリキーのアクセス許可を調べます。キーが破損している場合、キーの名前を変更することで、インストーラーがキーを再作成してアクセス許可をリセットできることがあります。 アクセス許可を変更できない、またはキーの名前を変えることができない場合は、Microsoft社またはハードウェアのベンダーに問い合わせてください。
解決策 11:現在のアドビカラープロファイルを削除してレジストリ設定を更新する。
Windows インストーラーのエラーメッセージ「Updating component registration Message type: 2, Argument: 1 Message type: 2, Argument: 1 (コンポーネント登録メッセージタイプの更新:2、引数:1 メッセージタイプ:2、引数:1)」が表示されたら、現在のアドビカラープロファイルを削除してレジストリキーへのアクセス許可を更新します。 (このエラーは、イベントビューアまたは Adobe Creative Suite インストールログに表示されます。)
このエラーを検証するには、インストールログで戻り値 3 を検索し、ログファイルに取り込まれたエラーを確認します。インストールログの検索と読み取りについては、Adobe Creative Suite のインストールログを参照してください。
以下は、Adobe Creative Suite インストールログまたはイベントビューアのサンプルです。
UninstallColorProfilesRollback.E35C3ECB_5FDA_49E1_AB1F_D472B7CB9017 (Adobe) -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- BEGIN - Adobe_UninstallColorProfiles -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- (Adobe) UninstallColorProfiles - MSIRUNMODE_ROLLBACK (Adobe) Requesting property: CustomActionData (Adobe) Property cannot be retrieved (Adobe) No Color Profiles to manipulate (Adobe) -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- END - Adobe_UninstallColorProfiles -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- Removing ODBC components Updating component registration Message type: 2, Argument: 1 Message type: 2, Argument: 1 Action ended 13:52:26: INSTALL. Return value 3.
以下に示す管理者グループは、Windows XP および Vista 用のデフォルトのローカル管理者グループです。
免責:以下の操作には Windows レジストリを編集する作業が含まれています。アドビ システムズ社は、重要なシステムおよびアプリケーション情報が含まれているレジストリの編集のサポートを提供していません。 編集前に必ずレジストリのバックアップを取っておいてください。 レジストリの詳細情報については、Windowsのドキュメントを参照するか、Microsoftにお問い合わせください。
現在のシステムとレジストリをバックアップするためのこれらの手順を実行する前に、2 つのタスクを実行できます。
- 「スタート/すべてのプログラム/アクセサリ/システム ツール/システムの復元」を選択し、コンピューター上に復元ポイントを作成します。
- 「ファイル/エクスポート」を選択し、レジストリエディタに入ってすぐにレジストリをバックアップします。レジストリのバックアップコピーを覚えやすい名前で覚えやすい場所に書き出します。
古い ICC プロファイルを削除する
-
Windows Explorer を使用して \WINDOWS\system32\spool\drivers\color に移動します。
-
次の ICC プロファイルを削除します。
- AdobeRGB1998.icc
- AppleRGB.icc
- ColorMatchRGB.icc
- EuropeISOCoatedFOGRA27.icc
- EuroscaleUncoated.icc
- JapanColor2001Coated.icc
- JapanColor2001Uncoated.icc
- JapanColor2002Newspaper.icc
- JapanWebCoated.icc
- USSheetfedCoated.icc
- USSheetfedUncoated.icc
- USWebCoatedSWOP.icc
- USWebUncoated.icc
注意: 上記のファイルがディレクトリに見つからない可能性もあります。存在するファイルはできるだけ多く削除してください。ICC プロファイルを削除できない場合は、フォルダーへのアクセス権限を修正してみてください。「解決策 9:ファイルに対するユーザー権限を更新する
」の手順をガイドとして使用してください。
-
\Program Files\Common Files\Adobe\Color\Profiles をフォルダーの場所として使用して、手順 1 〜 2 を繰り返します。
レジストリキーを更新する
Windows XP:
-
「スタート/ファイル名を指定して実行」を選択し、ファイル名を指定して実行ダイアログボックスの「名前」テキストフィールドに regedit と入力し、「OK」をクリックします。
-
次のように現在のレジストリファイルのバックアップを作成します。
-
レジストリエディターダイアログボックスで、ファイル/エクスポートを選択します。
-
ファイルの名前を入力して、場所を選択します。
-
「エクスポート範囲」で、「すべて」を選択します。
-
「保存」をクリックします。
-
-
HKLM\SOFTWARE\Adobe\ に移動します。
-
「PDF 管理者設定」を右クリックして「アクセス許可」を選択します。
-
Administrators と SYSTEM が存在していることと、「許可」列の下で「フルコントロール」が選択されていることを確認します。
-
アクセス許可ダイアログボックスで、「詳細設定」をクリックします。
-
Administrators グループを選択し(1)、「サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックマークを入れ(2)、「適用」をクリックして(3)、「アクセス許可」タブをクリックします(4)。
注意: Administrators グループが使用できない場合、現在の管理者アカウントを選択します。
-
「すべての子オブジェクトのアクセス許可を元に戻し、継承可能なアクセス許可を継承できるようにする」を選択し(1)、「OK」をクリックします(2)。
-
セキュリティの詳細設定ダイアログボックスで、「OK」 (3) をクリックします。Windows によってそれぞれの子オブジェクトのアクセス権限がリセットされて、その親と対応できるようになります。
Windows Vista の場合:
-
スタートを選択し「検索」テキストフィールドにregeditと入力してEnterキーを押します。
-
次のように現在のレジストリファイルのバックアップを作成します。
-
レジストリエディターダイアログボックスで、ファイル/エクスポートを選択します。
-
ファイルの名前を入力して、場所を選択します。
-
「エクスポート範囲」で、「すべて」を選択します。
-
「保存」をクリックします。
-
Regedit を閉じます。
-
-
HKLM\SOFTWARE\Adobe\ に移動します。
-
「PDF 管理者設定」を右クリックします。
-
Administrators と SYSTEM が存在していることと、「許可」列の下で「フルコントロール」が選択されていることを確認します。
-
アクセス許可ダイアログボックスで、「詳細設定」をクリックします。
-
Administrators グループを選択し、「所有者」タブの「サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換える」を選択します。
注意: Administrators グループを使用できない場合は、現在の管理者アカウントを選択してください。 -
「アクセス許可」タブの「このオブジェクトの親から継承可能なアクセス許可を含める」を選択ます。また、「すべての子オブジェクトのアクセス許可を元に戻し、継承可能なアクセス許可を継承できるようにする」も選択します。
-
セキュリティの詳細設定ダイアログボックスで、「OK」をクリックします。Windows によってそれぞれの子オブジェクトのアクセス権限がリセットされて、その親と対応できるようになります。
アクセス許可を変更できない、またはキーの名前を変えることができない場合は、Microsoft 社またはハードウェアのベンダーに問い合わせてください。
解決策12:弊社テクニカルサポートに問い合わせる。
いずれの解決策でも Creative Suite 3 をインストールできない場合は、Adobe テクニカルサポートにお問い合わせください。サポートへの送信を求められる場合に備えて、インストーラーログファイルとイベントビューアーの情報を準備してください。この情報の入手に関する追加情報については、Adobe Creative Suite インストールログまたは Windows イベントビューアを参照してください。
追加情報
Windows イベントビューアと Adobe Creative Suite インストーラーログは、問題の原因の特定に役立つ 2 つのツールです。
Windows イベントビューア
イベントビューアは、Windows を実行する際に発生するエラーに関するデータを収集する Microsoft ユーティリティです。Adobe Creative Suite 3 インストーラーでは、製品のインストール時に多数の Windows インストーラーが使用されます。Windows イベントビューアを使用して Windows インストーラーに関する問題を診断できます。
-
イベントビューアを起動します。
- Windows XP の場合
- 「スタート/ファイル名を指定して実行」を選択し、eventvwr と入力します。
- 「OK」をクリックします。
- Windows Vista の場合
- 「スタート」をクリックします。
- 検索ウィンドウに eventvwr と入力し、Enter キーを押します。
- Windows XP の場合
-
アプリケーションを選択します。
-
「タイプ」列に、MSI インストーラーが「ソース」列にもあるという黄色の警告と赤色のエラーの有無を確認します。
注:このデータによって、インストーラーと競合したりインストーラーの障害発生の原因となるアプリケーションまたはサービスが示されることがあります。Adobe テクニカルサポートへお問い合わせの際に Adobe サポートからこの情報を求められる場合があります。
Adobe Creative Suite のインストールログ
Adobe Creative Suite 3 インストーラーログには、インストールが失敗した(または成功した)理由に関する詳細なメッセージが記述されています。ログファイルは問題の診断の迅速化に役立ちます。インストールを試みるたびに、前のインストールログに情報が追加されます。現在のインストールログを削除してからインストールを再度実行すると、トラブルシューティングプロセスを簡素化できます。ログファイルは Windows と Mac OS のいずれでも作成されます。記述されるエラーメッセージの形式はオペレーティングシステムの違いにより異なります。
-
Adobe Creative Suite 3 のログファイルに移動します。
\Program Files\Common Files\Adobe\Installers folder.
-
Adobe Creative Suite 3 のログファイルを解凍します。
重要:ログファイルは、gzip という圧縮ユーティリティを使用してアーカイブします。また、Winzip、WinRAR などの解凍ツールが必要です。
ログ名に関する注意:
- 例えば、Creative Suite 3 Design Premium のログファイルは Adobe Creative Suite 3 Design Premium 1.0.log.gz です。
-
ログファイルを検索して次のキーワード(大文字と小文字を区別する)を確認します: FATAL、DEBUG、ERROR、および Return Value 3 (Windows のみ)。
ログに次のエラーメッセージが 1 つ以上記述されている場合は、解決策 1 ~ 5 を試してから、エラーメッセージの横に表示される解決策を試してください。- Windows インストーラーエラー1321 「インストーラには、C:\Windows\system32\Macromed\Flash\FlashPlayerTrust\AcrobatConnect.cfg ファイルを変更する権限がありません。」:解決策 9 - ユーザー権限を更新する。
- Windows インストーラーエラー 1402 「Windows で値をキーに書き込めませんでした」:解決策 10 - レジストリキーを更新する。
- Windows インストーラーエラー 1406 「Windows で値をキーに読み込めませんでした」:解決策 10 - レジストリキーを更新する。
ハードディスクチェックユーティリティ
ディスクユーティリティを実行して、ハードディスクドライブの整合性を検証できます。破損セクター、クロスリンクファイルなどのファイルの破損により、インストールが失敗する可能性があります。これらのユーティリティを実行して、ハードディスクの問題を修正したり、問題を特定したりします。
ディスクデフラグツール
Windows 向けディスクデフラグツールの目的は、アクセス速度の向上です(また、時には使用可能領域増大)。ディスクデフラグツールは、ディスクに格納されているファイルを並べ替えて、連続した場所に格納します。
ディスクデフラグツールを起動するには:
-
「スタート/すべてのプログラム/アクセサリ/システムツール/ディスクデフラグツール」をクリックします。
-
プライマリハードディスクドライブを選択し、「デフラグ」をクリックします。
Chkdsk
Chkdsk はハードドライブをチェックしてエラーや不良セクタを検出できるコマンドラインユーティリティです。「f」スイッチの目的は、検出したエラーをスキャンして修正することです。
Chkdsk を起動する
- Windows XP
- 「スタート/実行」を選択します。
- cmd と入力して「OK」をクリックします。
- chkdsk /f と入力して Enter キーを押します。
- スキャンが完了したら、exit と入力して Enter キーを押します。
- Windows Vista
- 「スタート/すべてのプログラム/アクセサリ」を選択します。
- 「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
注意:画面に UAC ダイアログが表示された場合は、その内容に従ってプロセスを実行してください。プロンプトが表示されたら、管理者アカウントとパスワードを入力します。 - cmd と入力して「OK」をクリックします。
- chkdsk /f と入力して Enter キーを押します。
- スキャンが完了したら、exit と入力して Enter キーを押します。
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