Adobe Dimension の最新リリースの新機能について説明します。
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Dimension の 2018 年 10 月以降のリリースには、グラフィックデザイナーが待ち望んでいた新しい機能が搭載されています。これらの機能の簡単な説明と、詳細情報を提供するリソースのリンクをご確認ください。


注意:

新しい自動更新機能では、新しいバージョンが利用可能になったときに、Creative Cloud アプリが自動的にアップグレードされます。Creative Cloud デスクトップアプリを使用して、更新の環境設定を管理できます。詳しくは、こちらを参照してください。

Adobe Dimension では、2D と 3D のアセットを簡単に合成して、製品画像、シーンの視覚化、および抽象アートを作成できます。

Dimension CC 2.2(2019 年 4 月リリース)

Dimension の今回のリリースには、新機能、パフォーマンスの向上、機能の強化および不具合の修正が含まれています。

クラウドレンダリング(ベータ版)

新しいサービスであるクラウドレンダリング(ベータ版)を発表しました。クラウドレンダリングを使用すると、Dimension のシーンをクラウドにアップロードし、サーバーでレンダリングを行うことができます。その後、最終結果をダウンロードできます。これにより、コンピューターリソースを解放し、レンダリングを大幅に高速化できます。

クラウドレンダリングはベータ期間中無料です。お客様のフィードバックをお待ちしております。

Dimension でのレンダリング
左:ローカルレンダリング、右:クラウドレンダリング、違い:クラウドレンダリングはより速く完了し、コンピューターリソースを解放して作業を続行します。

詳しくは、Dimension でのレンダリングと書き出しを参照してください。

Substance マテリアルのサポート

.sbsar 形式の Substance マテリアルを読み込むことができるようになりました。Substance マテリアルは、テクスチャをパラメトリックに生成する方法で、1 つのマテリアルから数千ものバリエーションのパターンやデザインを得ることができます。

Substance マテリアルのプロパティ
Substance マテリアルには、1 つのファイルで数千もの固有のバリエーションを生成できる簡単に編集可能なパラメーターがあります。

Substance マテリアルおよびその入手先について詳しくは、サポートされているマテリアルファイル形式を参照してください。

配置されたグラフィックの更新

モデルに配置されたグラフィックには、品質と制御に関していくつかのアップグレードが行われています。すべてのグラフィックが、高い解像度を維持するようになりました。ピクセル化が減少し、表示の忠実度が向上します。グラフィックには、デカールと塗りつぶしの 2 つのモードもあります。デカールモードでは、グラフィックフロートがマテリアルの上に表示され、塗りつぶしモードでは、グラフィックがマテリアル全体に塗りつぶされます。塗りつぶしモードには、繰り返し用とミラー用の新しいタイル方法があります。

Dimension でのグラフィックの配置
グラフィックをデカールまたは塗りつぶしレイヤーとして適用できるようになりました。タイルコントロールを使用すると、画像を繰り返す方法を正確に設定できます。

Creative Cloud ライブラリの更新

Dimension では、グラフィックとカラーの両方を CC ライブラリに保存できるようになりました。Creative Cloud ライブラリから画像を読み込むと、その画像が、ワークフローの編集および更新時にクラウドリンクファイルとして維持されるようになりました。Creative Cloud ライブラリパネルも更新され、新しいカスタムグループ化機能がサポートされました。

Creative Cloud ライブラリのクラウドリンクグラフィック。
Creative Cloud ライブラリのクラウドリンクグラフィックは、Photoshop または Illustrator で編集すると更新されます。

単位と寸法

Dimension で、寸法を使用できるようになりました。いくつかの 3D 測定単位から選択し、オブジェクトのサイズを寸法で変更して、簡単に拡大・縮小できます。

単位およびサイズのプロパティを使用すると、Dimension 内のオブジェクトを簡単に拡大・縮小できます。
単位およびサイズのプロパティを使用すると、オブジェクトを簡単かつ正確に拡大・縮小できます。

レンダリングモードでレンダリングの設定にアクセスします。シーンの単位の設定について詳しくは、ドキュメント設定を参照してください。

機能の強化

  • 球状パノラマの環境光のサポート:Dimension で、環境光として球状パノラマ画像を読み込んだことを検出できるようになりました。Dimension は、すでに球状パノラマである画像に球状パノラマ画像の自動変換を適用しなくなりました。
  • 移動ツールヘルパー:移動ツールに、オブジェクトの移動距離を特定するのに役立つ新しい位置合わせインジケーターと距離インジケーターが加わりました。
  • 自動選択の編集コマンド:自動選択による選択部分で、切り取り、コピー、ペースト、複製の編集コマンドを使用できるようになりました。これにより、モデルを複数の部分に分割できます。
  • 新しい言語:言語の選択肢として、簡体字中国語がサポートされるようになりました。

変更点

  • VRay レンダリングエンジンの削除:Adobe Rendering Engine の開発により、Dimension のコアアプリケーションの一部である VRay レンダリングエンジンが削除されました。将来的には、外部レンダリングエンジンのサポートが検討される可能性があります。
  • スターターアセット:Substance の .sbsar 形式のサポート導入により、スターターアセットにあるマテリアルのほとんどが Substance マテリアルに置き換わりました。
  • カンバスの選択:選択範囲が誤って変更されることを防止するために、カンバスの境界線が選択できなくなりました。カンバスサイズのラベルは引き続き選択できます。

Dimension CC 2.1.0(2018 年 12 月リリース)

Dimension の今回のリリースには、パフォーマンスの向上、機能の強化および不具合の修正が含まれています。

パフォーマンスの向上

  • Adobe Dimension レンダリングプレビューウィンドウを使用する際の、Adobe Dimension レンダラーの起動速度が向上しました。
  • Adobe Dimension レンダラーの最終レンダリング速度が向上しました。
  • 元に戻す/やり直し操作のパフォーマンスが向上しました。

機能の強化

Adobe Dimension レンダラーを使用する際の、最終レンダリング時のノイズを軽減する新しい環境設定を実装しました。このオプションでは、結果のノイズを除去して、合計レンダリング時間を短縮することで、最終レンダリングの品質を向上させます。

Dimension CC 2.0(2018 年 10 月リリース)

Photoshop および Illustrator との統合の強化

Dimension では、.ai ファイル形式の直接読み込みをサポートするようになったため、ファイルを使用して効率良く作業できます。Photoshop の .psd ファイルや Illustrator の.ai ファイルから Dimension に読み込むときに、アートボードを選択することができます。ラスターグラフィックとベクターグラフィックの両方を、クリップボードから Dimension に直接コピーして貼り付けられるようになりました。

Dimension CC の新しいファイル形式で効率良く作業
新しいファイル形式、コピー/貼り付けのサポート、アートボードの選択オプションを使用することで効率良く作業できます。

画像ピッカーポップアップウィンドウから、アートボードを選択します。詳しくは、アートボードへのアクセスを参照してください。

複数のグラフィックの配置

Dimension では、固有のマテリアルプロパティと設定を持つ複数の画像を別のレイヤーとしてモデルに追加できるようになりました。

Dimension CC への複数のグラフィックの配置
モデルに複数のグラフィックを追加してから、各レイヤーについて位置決め、順序付けおよびマテリアルプロパティの変更を行います。

グラフィックをモデルにドラッグして適用します。詳しくは、モデルの外観のカスタマイズを参照してください。

複数のレンダリングの設定

レンダリングモードで、カメラのブックマークを保存できるようになりました。レンダリングする複数の保存済みビューを簡単に選択して、すべてのビューを同時に設定できます。

Dimension CC でカメラのブックマークを使用して複数のビューを保存してから、複数のレンダリングを設定します
カメラのブックマークを使用して複数のビューを保存してから、複数のレンダリングを設定します。

レンダリングモードでレンダリングの設定にアクセスします。詳しくは、Dimension でのレンダリングを参照してください。

カンバスとレンダリングサイズの印刷コントロール

Dimension カンバスが更新され、2D ズーム、パン、およびサイズ調整コントロールが使いやすくなりました。印刷コントロールを使用すると、物理的単位と印刷解像度の設定に基づいて、カンバスのサイズを簡単に設定できます。

ズームツール、パンツールおよびショートカットを使用することで、カンバスでの作業が容易になりました。
ズームツール、パンツールおよびショートカットを使用することで、カンバスでの作業が容易になりました。

デザインモードのカンバスサイズの印刷コントロールには、ドキュメント設定からアクセスします。詳しくは、カンバスサイズの設定を参照してください。

機能の強化

  • サンプラーツールのカラーモード:

新たにサンプラーツールを使用して、ライティングと効果の適用前に、マテリアルおよび画像の画面カラーとベースカラーをサンプリングできるようになりました。

  • テクスチャの変換:

マテリアルの変換に加えて、それぞれのテクスチャを個別に拡大・縮小、回転、オフセットできるようになりました。

  • シーングリッドの更新:

グリッドの可視性とカラーを調整できるようになりました。グリッドの視覚的強化により、大規模なシーンを扱いやすくなりました。

  • カメラ取り消し/やり直し:

ドキュメントの他の編集履歴とは独立して、カメラの移動履歴を表示できるようになりました。

  • フォーカスによるカンバスの視覚化:

フォーカス(被写界深度)効果を、カンバス内でプレビューできるようになりました。カンバスプレビューはインタラクティブなため、実際の効果を確認できます。ただし、最終的な効果はレンダリングプレビューで視覚化する必要があります。

  • 新しい言語:

Dimension が韓国語に対応するようになりしました。対応言語に関するヘルプドキュメントについては、言語バージョンを参照してください。

  • アセットパネルでの Stock 検索:

アセットパネルに用語を入力して検索できるようになりました。検索結果の下に、Adobe Stock を検索するためのリンクが表示されます。

  • 新しいファイル形式:
    • .fbx、.stl および .skp 3D モデルの読み込み。
    • .ai 画像の読み込み。

サポートされている読み込み/書き出しファイル形式に関するヘルプドキュメントについては、以下のドキュメントを参照してください。
サポートされているファイル形式 | 3D モデル
サポートされているファイル形式 | 画像

  • ユーザーインターフェイスの強化:

パネルのタイトルおよびラベルを 1 回クリックしただけでセクションが折りたたまれたり展開されたりすることがなくなりました。シーンパネルのマテリアルの表示が右から左に移動されました。シーンパネル内のアイコンが更新されました。

変更点

  • コンテンツパネル:コンテンツパネルに新しいアイコンが追加されました。また、ツールバー内の位置が変更されました。
  • ツールオプション:ツールオプションが、カンバスの上にある表示コントロールバーから、ツールバーのポップアウトウィンドウに移動されました。
  • カメラ設定:カメラのプロパティが、環境から新しいカメラオブジェクトに分割されました。
  • キーボードショートカット:新しい 2D カンバスコントロールをサポートするため、一部のツールのショートカットが更新されました。
    • 軌道カメラツール:3D カメラを回転します。初期設定のショートカットは 1 です。
    • パンツール:以前のハンドツールで、3D カメラをパンします。初期設定のショートカットは 2 です。代替ショートカットの H が削除されました。
    • 遠近ツール:3D カメラをズームイン/アウトします。初期設定のショートカットは 3 です。代替ショートカットの Z が削除されました。
    • ハンドツール:2D カンバスをパンします。初期設定のショートカットは H です。
    • ズームツール:2D カンバスをズームイン/アウトします。初期設定のショートカットは Z です。

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