オプションの拡張機能は、オーバースクロール、仮想メモリバッファリング管理、仮想記憶ディスク圧縮の無効化など、特化した動作を管理するために使用されます。

機能拡張を有効にする方法

  1. メモ帳(Windows)またはテキストエディタ(macOS)を使用して、プレーンテキストファイル(.txt)を作成します。

  2. 次の表を使用して、目的の設定を有効にする必須テキストを入力します。

    注意:

    例:次のテキスト

    # 仮想メモリバッファーを強制する
    VMForceBuffering 1

    をテキストファイルに入力します。それぞれの設定の必須テキストを、テキストファイルの新しい行に入力します。

  3. ファイルを Photoshop 設定フォルダーに「PSUserConfig.txt」の名前で保存します。

    Windows : 

    • [インストールドライブ]:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe\[Photoshop のバージョン]\[Photoshop のバージョン]Settings\

    macOS:

    • //Users/[ユーザー名]/Library/Preferences/[Photoshop のバージョン]Settings/

    注意:

    macOS では、ユーザーライブラリのフォルダーは非表示になっています。詳しくは、「非表示のユーザーライブラリファイルにアクセスする方法 | macOS 」を参照してください。

機能拡張の説明と互換性

Async IO を使用しない

必須テキスト 互換性
# Async IO を使用しない
AllowAsyncIO 0
  • v14.1 以降

UX フリクションを減らす機能を無効にする

必須テキスト 互換性

# Disable Reduce UX Friction

ReduceUXFriction 0

  • v17.0 以降

有効にした場合、アクティブなテキストレイヤーのあるキャンバスをクリックすると、Enter または Esc キーを押したり、オプションバーの「確定」チェックボックスをクリックしなくても、テキストが確定されます。また、背景レイヤーを移動しようとすると、「標準レイヤーに変換」オプションが表示されます。このオプションを無効にすると、従来のデフォルトの機能が有効になります。

仮想記憶ディスク圧縮を使用しない

必須テキスト 互換性
# 仮想記憶ディスク圧縮を使用しない
VMCompressPages 0

  • v14.1 以降

Photoshop の初期設定では、ページは圧縮されてから仮想記憶ファイルに書き込まれます。この圧縮を行っても、Photoshop では圧縮前のページを格納するためのディスク容量を確保しなければならないため、仮想記憶ファイルのサイズが小さくなることはありません。低速なディスクドライブや SCSI 実装の場合は、転送するデータを圧縮することでデータの圧縮や展開に必要な時間が短くなりますが、高速なディスクドライブおよびSCSI実装の場合には効果はありません。「仮想記憶ディスク圧縮を使用しない」は、高速ディスクドライブと SCSI 実装を備えたマシンで、パフォーマンスをわずかに改善します。

仮想メモリバッファーを使用しない

必須テキスト 互換性
# 仮想メモリバッファーを使用しない
VMDisableBuffering 1

  • macOS のみ
  • v14.1 以降

RAM が 4 GB 以上の macOS で実行した場合、Photoshop は、仮想記憶ファイルアクセスの速度を上げるために仮想記憶ファイル用のバッファーとして追加 RAM を使用するように OS に指示します。「仮想メモリバッファーを使用しない」を使用すると、Photoshop は追加 RAM にアクセスしません。

仮想メモリバッファーを強制する

必須テキスト 互換性
# 仮想メモリバッファーを強制する
VMForceBuffering 1
 
  • macOS のみ
  • v14.1 以降

RAM が 4 GB 未満の macOS で実行した場合、Photoshop は、仮想記憶ファイルアクセスの速度を上げるために仮想記憶ファイル用のバッファーとして追加 RAM を使用するように OS に指示しません。「仮想メモリバッファーを強制する」を使用すると、Photoshop は仮想メモリバッファーのために RAM にアクセスするように強制されます。

常にオーバースクロールを許可

注意:

Photoshop の最新バージョンでは、環境設定でオーバースクロールの挙動を制御します。

  • 環境設定/ツールを選択し、オーバースクロールを有効にします。

スローファイルを保存

必須テキスト 互換性
# スローファイルを保存
RecentFilesSlowTimeout 1200

  • v14.1 以降

Photoshop の初期設定では、ファイルを開いた後に、または保存した後に、最近使用したファイルのリストの更新時のファイルの保存場所を確認するのに 20 ティック(1/3 秒)以上の時間がかかった場合は、ファイルは最近使用したファイルのリストから削除されます。一部のリムーバブルデバイスやネットワークドライブの場合は、それより長くかかることがあります。「スローファイルを保存」を使用すると、最新のファイルのリストの更新時に、ファイルの場所の検索に時間がかかりすぎるファイルがリストから消去されないようにできます(最大 20 秒まで許容)。ただし、このプラグインをインストールした場合、ファイルを保存または開くための時間が長くなる可能性があります。

レガシー修復ブラシを有効にする

注意:

現在のバージョンの Photoshop では、ツールオプションバーの「従来形式を使用」を有効にすると、修復ブラシツールの以前の動作に戻すことができます。

新しい誤差拡散法スライダーを使用すると、従来のアルゴリズムと同様の結果を得ることができます。詳細については、「修復ブラシの例」を参照してください。

Windows Ink の代わりに WinTab を使用する

必須テキスト 互換性
# Use WinTab
UseSystemStylus 0

  • Windows のみ

Windows 10 では、Photoshop は Windows Ink を使用して、Photoshop とスタイラスデバイスのインタラクションを制御します。Windows Ink を使用すると、ストロークの成果が向上し、ドライバーをインストールしなくてもタブレット PC や互換デバイスを使用できるようになります。

タブレットで WinTab ドライバーを使用していて、Windows Ink を使用できない場合は、Windows Ink ではなく WinTab を使用するように Photoshop を設定できます。

詳しくは、「タブレットでの Photoshop のサポート」を参照してください。

無制限のプレビューサイズ

必須テキスト 互換性
# 無制限のプレビューサイズ
FullPreviewMaxSize 32767

  • v14.1 以降

Photoshop において、ファイルの保存環境設定で「プレビュー画像」の「フルサイズ」オプションを有効にした場合、プレビュー画像のサイズは 512 x 512 ピクセルに制限されます。「無制限のプレビューサイズ」は、512 x 512 ピクセルのファイルプレビューサイズの制限を解除します。

「デフォルトで縦横比率に応じて変形」を無効にする

注意:

現在のバージョンの Photoshop では、環境設定/一般/従来の自由変形を使用を有効にすると、以前の動作に戻すことができます。

詳しくは、「一貫した変形動作」を参照してください。

「クリックして確定」を無効にする

必須テキスト 互換性
# 「クリックして確定」を無効にする
OnCanvasClickToCommit 0
  • v20.0.1 以降

クリックして確定」を無効にすると、切り抜き、変形、配置の確定動作が従来の方式に戻ります。

ライブブレンドモードを無効にする

必須テキスト 互換性
# ライブブレンドモードを無効にする
LiveBlendModes 0
  • v20.0.1 以降

ライブブレンドモードを無効にすると、レイヤーブレンドモードのキャンバスでライブプレビューが無効になります。

ドキュメントの分類を無効にする

必須テキスト 互換性
# ドキュメント分類を無効にする
EnableDocumentGroup 0
  • v21.0 以降

Photoshop は、アドビ製品向上プログラムに基づき、アプリケーションから保存されるドキュメントの種類をデフォルトで収集します。

「被写体を選択」のバージョン

必須テキスト 互換性

# Use Select Subject Version 1 Algorithm

SelectSubjectVersion 1

v21.0 ~ 21.1.3

有効にすると、Photoshop v21.0 ~ 21.1.3 は古い Photoshop 20.x の「被写体を選択」アルゴリズムを使用します。