オプションの拡張機能は、オーバースクロール、仮想メモリバッファリング管理、仮想記憶ディスク圧縮の無効化など、特化した動作を管理するために使用されます。

注意:

以前のバージョンでは、お客様は、特化した動作を管理するために、Mac OS に拡張プラグインをインストールし、Windows にレジストリキーをインストールすることができました。これらの古いプラグインとレジストリキーは既に機能せず、インストールした場合には、「このバージョンの Photoshop では動作しないため、[プラグイン名] モジュールをロードできませんでした」というエラーが返されます。

注意:

以前のバージョンの Photoshop のプラグインフォルダーから現在のバージョンの Photoshop のプラグインフォルダーに手動でプラグインをドラッグするという方法は、決してよい考えではありません。詳細は、「Photoshop プラグインに関するトラブルシューティング」を参照してください。

機能拡張を有効にする方法

  1. 単純テキストファイルを作成するには、メモ帳(Windows)または TextEdit (Mac OS)を使用します。

  2. 次の表を使用して、目的の設定を有効にする必須テキストを入力します。

    注意:

    例:次のテキスト

    # 仮想メモリバッファーを強制する
    VMForceBuffering 1

    をテキストファイルに入力します。それぞれの設定の必須テキストを、テキストファイルの新しい行に入力します。

  3. ファイルを Photoshop 設定フォルダーに「PSUserConfig.txt」の名前で保存します。

    • Windows[インストールドライブ]:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC 2015\Adobe Photoshop CC 2015 Settings\
    • Mac OS//Users/[ユーザー名]/Library/Preferences/Adobe Photoshop CC 2015 Settings/
    注意:Windows では一部のファイルとフォルダーが非表示になっています。詳細については、「Windows 10 以前で隠しファイルおよび隠しフォルダーを表示する」を参照してください。
     
    注意:Mac OS 10.7 以降で、ユーザーライブラリフォルダーは非表示になっています。詳細については、「非表示のユーザーライブラリファイルにアクセスする方法 | Mac OS X 10.7 以降」を参照してください。

機能拡張の説明と互換性

Async IO を使用しない

必須テキスト 互換性 古いプラグイン名
# Async IO を使用しない
AllowAsyncIO 0
  • CC(v14.1 以降)
該当なし

仮想記憶ディスク圧縮を使用しない

必須テキスト 互換性 古いプラグイン名
# 仮想記憶ディスク圧縮を使用しない
VMCompressPages 0

  • CC(v14.1 以降)
DisableScratch
Compression.plugin

Photoshop の初期設定では、ページは圧縮されてから仮想記憶ファイルに書き込まれます。この圧縮を行っても、Photoshop では圧縮前のページを格納するためのディスク容量を確保しなければならないため、仮想記憶ファイルのサイズが小さくなることはありません。低速なディスクドライブや SCSI 実装の場合は、転送するデータを圧縮することでデータの圧縮や展開に必要な時間が短くなりますが、高速なディスクドライブおよびSCSI実装の場合には効果はありません。「仮想記憶ディスク圧縮を使用しない」は、高速ディスクドライブと SCSI 実装を備えたマシンで、パフォーマンスをわずかに改善します。

仮想メモリバッファーを使用しない

必須テキスト 互換性 古いプラグイン名
# 仮想メモリバッファーを使用しない
VMDisableBuffering 1

  • Mac のみ
  • CC(v14.1 以降)
DisableVMBuffering.plugin

4 GB 以上の RAM を備えた Mac で実行した場合、Photoshop は、仮想記憶ファイルアクセスの速度を上げるために仮想記憶ファイル用のバッファーとして追加 RAM を使用するように OS に指示します。「仮想メモリバッファーを使用しない」を使用すると、Photoshop は追加 RAM にアクセスしません。

仮想メモリバッファーを強制する

必須テキスト 互換性 古いプラグイン名
# 仮想メモリバッファーを強制する
VMForceBuffering 1
 
  • Mac のみ
  • CC(v14.1 以降)
ForceVMBuffering.plugin

4 GB 未満の RAM を備えた Mac で実行した場合、Photoshop は、仮想記憶ファイルアクセスの速度を上げるために仮想記憶ファイル用のバッファーとして追加 RAM を使用するように OS に指示しません。「仮想メモリバッファーを強制する」を使用すると、Photoshop は仮想メモリバッファーのために RAM にアクセスするように強制されます。

常にオーバースクロールを許可

必須テキスト 互換性 古いプラグイン名
# 常にオーバースクロールを許可
OverscrollAlways 2
  • CC(v14.1 から 14.2.1 のみ)
Overscroll Always.plugin

「常にオーバースクロールを許可」を使用すると、ドキュメントウィンドウの境界(初期設定では画像の境界線を囲む灰色の領域)の外側へもドキュメントをパンし続けることができます。初期設定では、ドキュメントウィンドウに合わせて表示された画像はオーバースクロールできません。

注意:

Photoshop の最新バージョンでは、環境設定でオーバースクロールの挙動を制御します。

  • Photoshop CC 2014 では、「環境設定/インターフェイス」を選択し、オーバースクロールを有効にします。
  • Photoshop CC 2015 では、「環境設定/ツール」を選択し、オーバースクロールを有効にします。

スローファイルを保存

必須テキスト 互換性 古いプラグイン名
# スローファイルを保存
RecentFilesSlowTimeout 1200

  • CC(v14.1 以降)
RememberSlowFiles.plugin

Photoshop の初期設定では、ファイルを開いた後に、または保存した後に、最近使用したファイルのリストの更新時のファイルの保存場所を確認するのに 20 ティック(1/3 秒)以上の時間がかかった場合は、ファイルは最近使用したファイルのリストから削除されます。一部のリムーバブルデバイスやネットワークドライブの場合は、それより長くかかることがあります。「スローファイルを保存」を使用すると、最新のファイルのリストの更新時に、ファイルの場所の検索に時間がかかりすぎるファイルがリストから消去されないようにできます(最大 20 秒まで許容)。ただし、このプラグインをインストールした場合、ファイルを保存または開くための時間が長くなる可能性があります。

レガシー修復ブラシを有効にする

必須テキスト 互換性 古いプラグイン名
LegacyHealingBrush161 1
  • CC (2015.1.x のみ)
該当なし

注意:

Photoshop CC 2015.5 以降では、「環境設定/ツール/修復ブラシの従来の修復ブラシアルゴリズムを使用する」を有効にして、Photoshop CC 2014 における修復ブラシツールの従来の挙動に戻すことができます。

Photoshop CC 2015 に新しいリアルタイム修復ブラシアルゴリズムを導入しました。ただし、ユーザーの中には、従来の修復ブラシアルゴリズムまたはフィードバックを好む場合があります。CC 2015.1.x における修復ブラシの挙動の制御には、3 つのオプションがあります。

0 - Photoshop CC 2015 のリアルタイムアルゴリズムとリアルタイムユーザーインターフェイスフィードバック

1 - Photoshop CC 2014 以前の修復ブラシアルゴリズム(レガシー)と非リアルタイムユーザーインターフェイスフィードバック

2 - Photoshop CC 2015 のリアルタイムアルゴリズム、リアルタイムユーザーインターフェイスフィードバックなし

注意:

注意: Photoshop CC 2015.1 では、従来のアルゴリズムと同様の結果を得られる新しい Diffusion スライダーが導入されました。詳細については、「修復ブラシの例」を参照してください。

システムスタイラスを無効にする

必須テキスト 互換性 古いプラグイン名
# WinTab を使用する
UseSystemStylus 0

  • Windows のみ
  • CC 2014(v15.x 以降)
該当なし

Windows 8 以降では、Photoshop (CC 2014 以降)は、Windows Ink を使用して、Photoshop とスタイラスデバイスのインタラクションを制御します。Windows Ink を使用すると、ストロークの成果が向上し、ドライバーをインストールしなくてもタブレット PC や互換デバイスを使用できるようになります。

タブレットが WinTab ドライバーを使用していたり Windows Ink を使用するオプションがない場合や、他の問題が生じた場合は、「システムスタイラスを無効にする」を使用して WinTab を使用するように Photoshop を強制することができます。

詳しくは、「タブレットでの Photoshop のサポート」を参照してください。

RealTimeStylus を有効にする

必須テキスト 互換性 古いプラグイン名
# RTS を許可する
uRTS 1

  • Windows のみ
  • CC(v14.2.x のみ)
該当なし

Windows 8.x 上で Photoshop CC(v14.2.x)を実行した場合、Photoshop は Microsoft の Wintab 技術を使用して Photoshop とスタイラスデバイスとのインタラクションを制御します。タブレットで WinTab の使用時に問題が生じる場合は、「RealTimeStylus を有効にする」を使用して、スタイラスのパフォーマンスを向上させられる Windows Ink を Photoshop で使用するように強制できます。

詳しくは、「タブレットの機能が Photoshop(v14.2.x)で動作しない | Windows」を参照してください。

無制限のプレビューサイズ

必須テキスト 互換性 古いプラグイン名
# 無制限のプレビューサイズ
FullPreviewMaxSize 32767

  • CC(v14.1 以降)
Unlimited Preview Size.plugin

Photoshop において、ファイルの保存環境設定で「プレビュー画像」の「フルサイズ」オプションを有効にした場合、プレビュー画像のサイズは 512 x 512 ピクセルに制限されます。「無制限のプレビューサイズ」は、512 x 512 ピクセルのファイルプレビューサイズの制限を解除します。

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