サードパーティ製ハードウェア互換情報
Adobe Premiere Pro と、一般的なカメラやキャプチャカード、サウンドカードとの互換性について詳しくは、以下のドキュメントを参照してください。 Adobe Premiere Pro CS 6
サポートされるビデオ形式
ARRIRAW のネイティブ対応
映画撮影機材メーカー ARRI 社のデジタルシネマカメラフォーマット ARRIRAW ファイルもトランスコードせずに RAW フッテージを読み込みます。ネイティブ対応により、貴重な制作時間をファイルのトランスコードやフォーマット変換に浪費することなく、いつでも元のファイル本来の品質で編集できます。ARRI AMIRA カメラのファイルもネイティブ対応され、読み込み時に LUT をマスタークリップエフェクトとして適用できます。
QuickTime フォーマットのネイティブ編集
一般的な QuickTime フォーマット(Apple ProRes ファイルやキヤノン EOS-5D Mark II や EOS 7D で撮影した MOV ファイル、JVC ProHD カメラの MOV ファイルなど)すべてを、変換することなくネイティブに読み込み、編集できます。クリップのメタデータにもそのままアクセス可能です。さらにキヤノン 1DC で 4K 撮影した MJPEG メディアにもネイティブに対応するようになりました。
DPX の読み込みと書き出し
Adobe Premiere Pro では、DPX フレームシーケンスを素材として使用できます。ブラックポイント、ビット数、対数/リニアのようなパラメーターをフルコントロールすることにより、制作工程のどの段階でも非破壊編集が可能です。DPX フレームシーケンス内にタイムコードデータが埋め込まれているファイルの読み込みと書き出しに対応します。これにより、DPX フォーマットでもきめ細かなコントロールが可能です。
RED のサポート
高解像度の RED Raw 収録ファイルのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。RED ONE®、RED EPIC® Mysterium-X、RED EPIC® Dragon、RED Scarlet で撮影された Raw ファイルにネイティブ対応、RED ROCKET カードや、最新の Color Science とファームウェアにも対応します。現像パラメーターの設定、およびRMDファイルの入出力も可能です。Adobe Premiere Pro CC、Adobe After Effects CC では最大で 6K までの RED R3D ファイルを変換なしでそのまま編集することができます。サポートされる GPU をパフォーマンスが大幅に向上したデベイヤー RED メディア製品に使用できます。詳細
ブラウズとメタデータに対応した Panasonic P2 の読み込み
Panasonic P2 カメラの P2 収録ファイルを、複数の P2 カードにわたって記録されている場合も含めて、ネイティブ編集できます。これらのコンテンツを読み込んで編集する前に、メディアブラウザーでカメラのメタデータを表示したり、ファイルを整理したりすることができます。その際、トランスコードやフォーマット変換は必要ありません。カメラやカードリーダーを介して P2 カードのコンテンツを直接編集できます。メディアブラウザーを使用してコンテンツをハードディスクに転送すればより快適に編集できます。Panasonic P2 フォーマットで P2 メディアに書き出して P2 のワークフローで使用したり、ハードディスクに書き出してアーカイブしたりできます。詳細
CinemaDNG のネイティブ対応
CinemaDNG にネイティブで対応しているので、Blackmagic カメラまたは Convergent Design ハードウェアのユーザーはファイルを直接編集できます。サポートされる GPU をパフォーマンスが大幅に向上したデベイヤー CinemaDNG メディア製品に使用できます。
Phantom Cine のサポート
Vision Research Phantom で超高速度撮影された Phantom Cine メディアをそのまま読み込んで編集し、美しいスローモーション映像に仕上げることができます。
業界標準の中間フォーマットにネイティブ対応
Apple ProRes 形式は、Windows と Mac のどちらのプラットフォームでもネイティブにデコードできます。Mac OS X(10.8 以降)でも、その他数多くの QuickTime フォーマットと共に使用できます。さらに DNxHD 形式はどちらのプラットフォームでも、64-bit でデコードおよびエンコードが可能です。
キヤノンのネイティブ対応
キヤノン Cinema EOS C300 カメラなどで撮影されたキヤノン XF 形式のファイルにもネイティブ対応しています。
AVCHD サポート(メタデータ対応)
ソニー、パナソニック、キヤノン製のカメラから、待ち時間なしで AVCHD コンテンツを読み込んで編集できます。ネイティブ編集とは、コンテンツのトランスコードや形式変換をすることなく、コンテンツの編集をすぐに始められることをいいます。メディアブラウザーを使って、クリップやメタデータを表示することができます。
AVC-Intra および AVC-Ultra フォーマットのネイティブ対応
パナソニックの AVC-Intra、AVC-Ultra、AVC-LongG ファイルに対応したファイルベースワークフローにより、トランスコードやフォーマット変換をおこなわずに、それらの形式のクリップをネイティブに読み込んで再生、編集できます。一般的なフレームレートと解像度で、50 Mbps、100 Mbps および 200 Mbps ビットレートの AVC-Intra 形式で出力できます。
ビデオ制作ワークフローガイド
HP および NVIDIA システムで驚異的なパフォーマンスを実現します。処理能力を最大限に高めるためのコンピューターの設定またはアップグレード方法をホワイトペーパー または AdobeTV でご覧ください。
Canon デジタルビデオカメラで Adobe Premiere Pro を使用
非テープ方式の Sony XDCAM コンテンツで Adobe Premiere Pro を使用
RED Digital Cinema コンテンツで Adobe Premiere Pro を使用
非テープ方式の JVC ProHD コンテンツで Adobe Premiere Pro を使用
Production Premium での Panasonic AVCCAM カメラとのエンドツーエンドの編集ワークフロー
Production Premium での Panasonic P2 および P2 HD カメラのためのエンドツーエンドの編集ワークフロー
ブラウズとメタデータに対応したソニー XDCAM、XDCAM EX、XDCAM 50、XDCAM HD、XAVC およびソニー RAW の読み込み
ソニー XDCAM EX、XDCAM 50 および XAVC 形式のファイルを変換することなくそのまま編集できます。メディアブラウザーで素材をブラウズしたり、メタデータを元に整理したりできます。カメラやカードリーダーを介して SxS カードのコンテンツを直接編集することもできます(XDCAM EX のみ)。メディアブラウザーを使用してコンテンツを高速なストレージに転送すれば、より快適に編集できます。F65 などのカメラで撮影したソニー RAW メディアにもネイティブに対応し、さらに XAVC MXF(4,096x2,160/3,840x,2,160/1,920x1,080@23.976/25/29.97/50/59.94)への書き出しもできるようになりました。ソニー SStP メタデータもネイティブ対応になりました。Sony XDCAM ファミリのワークフローガイド