MS Office ドキュメントがサポート対象のファイルタイプに一覧表示されていない

問題

「ファイル/ファイルから PDF を作成」を選択すると、ポップアップメニューに Microsoft Office 形式がありません。

次の兆候が見られる場合があります。

  • Acrobat で「ファイルから PDF を作成」を選択した場合、サポート対象のファイル形式ポップアップメニューで .doc/.docx を選択するオプションがありません。
  • 「単一の PDF にファイルを結合」を選択した場合、Office ドキュメントに対して「This file type is not supported(このファイルタイプはサポートされていません)」というエラーが表示されます。
  • Office ドキュメントを Acrobat にドラッグした場合、前述のメッセージと同じエラーメッセージが表示されます。
  • Office ドキュメントを右クリックして、PDF に変換できます。
  • Microsoft Word で Acrobat PDFMaker アドインを使用して PDF を作成できます。
  • Adobe PDF プリンターを使用して、Microsoft Word から PDF を作成することもできます。

このドキュメントは、Windows の .doc、.docx、.xls、.xlsx、.ppt、および .pptx ファイル形式に適用されます。

解決策

免責:下の解決策では、Windows レジストリの変更が含まれます。アドビシステムズ社は、不適切なレジストリの変更が原因となって生じる問題のサポートを提供しません。レジストリには、システムのハードウェアおよびソフトウェアに関する重大な情報が含まれます。レジストリを変更する前に、レジストリのバックアップを作成してください。レジストリについて詳しくは、Windows のドキュメントを参照するか、Microsoftにお問い合わせください。

解決策 1:正しいレジストリエントリが存在することを確認する

  • .doc の場合:HKEY_CLASSES_ROOT\.doc\Word.Document.8
  • .docx の場合:HKEY_CLASSES_ROOT\.docx\Word.Document.xx
  • .ppt の場合:HKEY_CLASSES_ROOT\.ppt\PowerPoint.Show.8
  • .pptx の場合:HKEY_CLASSES_ROOT\.pptx\PowerPoint.Show.xx
  • .xls の場合:HKEY_CLASSES_ROOT\.xls\Excel.Sheet.8
  • .xlsx の場合:HKEY_CLASSES_ROOT\.xlsx\Excel.Sheet.xx

ここで、「xx」は、マシンにインストールされている Microsoft Office の内部バージョンです。例:Microsoft Word 2010 の場合、HKEY_CLASSES_ROOT\.docx\Word.Document.12

解決策 2:ユーザーアカウントに完全なパーミッション(読み取りと書き込み)があることを確認する

解決策 1 のレジストリキーが存在する場合、ユーザーアカウントに完全な読み取りおよび書き込みパーミッションがあることを確認してください。

  • この問題は、Acrobat のインストールバージョンを含むオペレーティングシステムイメージが導入されたときに、エンタープライズ環境で起きる可能性があります。
  • また、ドメインユーザー(Windows)が上記のレジストリキーに対する完全なパーミッションを持っていない場合にも起きることがあります。

解決策 3:Microsoft Office を修復する

元のディスクまたはインストーラーを使用して、上記のレジストリキーを作成して、Microsoft Office を修復します。

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