Acrobat の最新リリースをご利用いただけます。詳しくは、新機能の概要 | Acrobat 最新リリースを参照してください。
重要なファイルに星を付けて複数のデバイスからアクセス
2019 年 10 月リリースで利用可能
Acrobat で重要なファイルに星を付けて、任意のデバイスで後からアクセスできるようになりました。ローカルマシン、Document Cloud、または任意のサードパーティストレージから、ファイルに星を付けられます。署名のために送信または受信したファイルに星を付けることはできません。
星を付ける際に、ローカルファイルが Document Cloud に自動的にコピーされます。サードパーティのストレージファイルはクラウドにコピーされません。すべての星付きのファイルは、ホームビューの「星付き」タブに表示されます。「最近使用したファイル」の塗りつぶされた星印アイコンは、ファイルに星が付いていることを示します。ファイルの星を外すと、そのファイルは「星付き」タブから削除されますが、クラウドで保持されます。
ホームまたはビューアからファイルに星を付ける:
- ホームビューで、PDF ファイルにカーソルを合わせ、ファイル名の横にある星印アイコンをクリックします。
- Acrobat で PDF ファイルを開き、ツールバーの星印アイコンをクリックします。
PDF ファイルに 初めて 星を付ける場合、すべてのデバイスまたは特定のデバイスで星付きのファイルにアクセスするかどうかを選択するように求められます。
編集/環境設定/アドビオンラインサービス/星付きファイルの場所を選択して、環境設定をいつでも変更できます。
簡素化されたワンクリックによる PDF 圧縮エクスペリエンス
2019 年 10 月リリースで利用可能
Acrobat のファイルメニューから直接、PDF ファイルの最適化されたバージョンをシングルクリックで生成するオプションが使用できるようになりました。PDF 文書を編集後、ファイル/PDF を圧縮または「ファイルサイズを縮小」を選択して、ファイルのサイズを圧縮します。
アドビは、「PDF を圧縮」または「ファイルサイズを縮小」という 2 つの名前で簡素化されたワンクリックエクスペリエンスをテストしています。したがって、最新のリリースにアップデートすると、「PDF を圧縮」オプションまたは「ファイルサイズを縮小」オプションのいずれかが表示されます。機能の観点からは、両方のオプションは同じです。
詳しくは、PDF の最適化を参照してください。
複数の PDF の一括圧縮
2019 年 10 月リリースで利用可能
PDF を最適化ツールバー(ツール/PDF を最適化)で、1 つのファイルのファイルサイズだけでなく、複数のファイルのファイルサイズも縮小できるようになりました。
アドビは、「PDF を圧縮」または「ファイルサイズを縮小」という 2 つの名前で PDF を最適化ツールバーのファイルサイズの削減エクスペリエンスをテストしています。したがって、最新のリリースにアップデートすると、「PDF を圧縮」オプションまたは「ファイルサイズを縮小」オプションのいずれかが表示されます。機能の観点からは、両方のオプションは同じです。
詳しくは、PDF の最適化を参照してください。
簡素化された PDF 保護エクスペリエンス
2019 年 10 月リリースで利用可能
ファイルメニューの新しい「パスワードを使用して保護」オプションを使用して、PDF をシングルクリックで保護できるようになりました。新しいエクスペリエンスは、モダンでわかりやすいものです。パスワードを入力して確認し、そのパスワードが表示または編集のいずれを制限するかを指定します。
ファイルメニューで、「パスワードを使用して保護」を選択します。
パスワードを使用して保護ダイアログボックスで、PDF を表示または編集するためにパスワードを設定するかどうかを選択します。パスワードを入力して、「適用」をクリックします。
詳しくは、パスワードによる PDF の保護を参照してください。
フォームの新規作成
2019 年 10 月リリースで利用可能
Acrobat では、空白ページを使用してフォームを最初から作成するオプションが提供されています。ツール/フォームを準備の順に選択してから、「新規作成」を選択して、「開始」をクリックします。
詳しくは、Acrobat でのフォームの新規作成を参照してください。
テキストを編集とフォームフィールドのエクスペリエンスの統合
2019 年 10 月リリースで利用可能
Acrobat フォームには、編集とテキストを追加という新しいツールが追加されました。テキストを追加ツールを使用して、フォームフィールドにラベルやキャプションを追加します。編集ツールは、フォームを準備ツール(ツール/フォームを準備)内でテキストや画像、フォームフィールドを編集するために使用します。
右側のパネルには、選択したツールに関連するオプションが表示されます。例えば、任意のテキストをクリックするとツールがテキスト編集モードに切り替わり、右側のパネルにテキスト編集オプションが表示されます。フォームフィールドをクリックすると、ツールがフォーム作成モードに切り替わり、右側のパネルにフィールド関連のオプションが表示されます。
新しい簡素化された入力と署名インターフェイス
2019 年 10 月リリースで利用可能
新しい視覚的でわかりやすい入力と署名インターフェイスでは、入力と署名または署名の依頼をする必要があるかを簡単に判断できます。
入力と署名ツールの色のカスタマイズ
2019 年 10 月リリースで利用可能
Acrobat の入力と署名ツールを使用して、PDF フォームに入力して署名するのに好みの色を選択できるようになりました。色を変更するには、入力と署名ツールバーの色ボタンをクリックします。
デフォルトでは、署名の色は黒です。デフォルトの色を保持するには、「署名の元の色を保持」チェックボックスをオフにします。
詳しくは、PDF フォームの入力を参照してください。
入力したフォームのリンクを電子メールに添付して共有
2019 年 10 月リリースで利用可能
入力と署名済みフォームのリンクを電子メールに直接添付して、受信者に送信できるようになりました。
詳しくは、フォームの送信を参照してください。
複数の署名者が必要なフォームを簡単に作成
2019 年 10 月リリースで利用可能
Acrobat から Adobe Sign を使用して文書を署名用に送信する場合は、文書にフォームフィールドを配置し、署名者がデータと署名を入力する場所を指定する必要があります。以前のリリースでは、1 人の署名者に対してこれらのフォームフィールドを配置するシンプルなエクスペリエンスを導入しました。このリリースでは、このシンプルなエクスペリエンスを拡張して、複数の署名者に対してフィールドを割り当てる機能を追加しています。
右側のパネルから署名者を選択し、フォームにフィールドを追加すると、それらのフィールドが署名者に割り当てられます。署名者はこれらのフィールドを使って情報を入力し、フォームに署名できます。
フローティングツールバーを使用して、任意のフィールドの署名者を切り替えることができます。署名者に割り当てられた色で、各署名者のフィールドを簡単に区別できます。
詳細については、署名用に文書を送信を参照してください。
ホームビューでの表示とレビューエクスペリエンスの統一
2019 年 10 月リリースで利用可能
Acrobat ホームの左側にある「表示」タブと「レビュー」タブが「自分が共有」と「他のユーザーが共有」で置き換えられ、共有エクスペリエンスが統一されました。「自分が共有」タブには表示またはレビュー用に自分が他のユーザーと共有したファイルがリストされ、「他のユーザーが共有」タブには他のユーザーが表示またはレビュー用に自分と共有したファイルがリストされます。
ファイルを共有するための簡素化されたワンクリックアクセス
2019 年 10 月リリースで利用可能
ファイルの共有が以前よりも簡単になりました。ツールバーの右上隅にある 3 つのアイコンは、リンクを共有、電子メールで送信、PDF ファイルにユーザーを招待を意味しています。これらのツールを使用して、ファイルへのリンクを他のユーザーと共有したり、電子メールで PDF を送信したり、共有ファイルを表示またはレビューするようにユーザーを招待したりできます。
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Acrobat で PDF を開き、リンクを共有アイコンをクリックします。共有リンクはすぐに生成されるため、ファイルがクラウドにアップロードされるのを待つ必要はありません。
レビュー用にファイルを共有する場合は、「注釈を許可」スイッチをオンにします。表示用にのみファイルを共有するには、注釈を許可スイッチをオフにします。
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「リンクをコピー」をクリックして、受信者とリンクを共有します。
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Acrobat で PDF を開き、電子メールで送信アイコンをクリックします。
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電子メールで送信ダイアログで、次のいずれかの操作を行います。
- Outlook がデフォルトの電子メールアプリケーションである場合は、Outlook を選択します。
- ドロップダウンリストから「Web メール」を選択し、「Gmail を追加」を選択します。電子メールアドレスを入力して、「OK」をクリックします。メッセージが表示されたら、パスワードを入力します。
- 「その他を追加」を選択して、使用する電子メールアドレスを入力します。Web メールアカウントを追加ダイアログで、電子メールアドレス、パスワード、IMAP、SMTP 設定を入力して、「追加」をクリックします。
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「次へ」をクリックします。受信者の電子メールアドレスを入力して送信します。
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Acrobat で PDF を開き、ユーザーを招待アイコンをクリックします。
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受信者の電子メールアドレスを入力するか、アドレス帳から選択します。「注釈を許可」スイッチは、デフォルトでオンになっています。表示用にのみファイルを共有するには、スイッチをクリックしてオフにします。
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(オプション)受信者へのメッセージを入力します。
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(オプション)必要に応じて、受信者の期限とリマインダーを追加します。日付と時刻を選択して、「完了」をクリックします。
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「送信」をクリックします。リンクはすぐに受信者に送信されるため、ファイルがクラウドにアップロードされるのを待つ必要はありません。
アドビは現在、Acrobat で新しい PDF 共有エクスペリエンスをテスト中です。そのため、一部の Acrobat ユーザーは新しいエクスペリエンスを使用できない場合があります。
詳しくは、オンラインでの PDF の共有およびトラック(新しいエクスペリエンス | 以前のエクスペリエンス)を参照してください。
複数ファイル共有オプションの終了
2019 年 10 月リリースで利用可能
複数のファイルを共有するオプションは、デスクトップのすべての共有ワークフローで使用できなくなりました。
- ホーム/ファイルまたは最近使用したファイルで複数のファイルを選択した場合、共有オプションは使用できません。
- ファイルを選択して共有ワークフローを開始した場合、共有ダイアログボックスで「ファイルを追加」オプションは使用できません。
- ファイルを選択せずに共有ワークフローを開始した場合、「ファイルを追加」オプションでファイルを 1 つだけ選択できます。
この変更の前に開始された複数ファイルの共有は、そのまま正常に機能します。
個人用の注釈で @mention を使用してレビューを開始
2019 年 10 月リリースで利用可能
個人用の注釈ノートで @mention を使用して、レビューを開始できるようになりました。PDF ファイルで @mention の使用を開始するとすぐに、レビューモードが有効になります。追加されたレビュー担当者は、Document Cloud の共有レビューファイルへのリンクを含む依頼メールを受信します。
macOS 10.15 Catalina のサポート
2019 年 10 月リリースで利用可能
Acrobat 、Acrobat 2017、および Acrobat 2015 は、新しい macOS 10.15 Catalina と互換性があります。ユーザーエクスペリエンスの主な変更と既知の問題について詳しくは、Acrobat と macOS 10.15 Catalina を参照してください。
Acrobat と OneDrive のビジネス統合のアップデート
2019 年 10 月リリースで利用可能
Microsoft は、2019 年 11 月 1 日に Office 365 Discovery API の使用を停止します。Acrobat または Reader および OneDrive のビジネス統合には、Office 365 Discovery API が使用されています。Office 365 Discovery API の使用停止により、統合が解除されます。この問題を解決するには、Acrobat または Reader を最新リリースにアップデートします。ヘルプメニューで「アップデートの有無をチェック」をクリックして、画面に表示される指示に従い、更新プロセスを完了します。
Acrobat Reader の新しいアプリ内オンボードエクスペリエンス
2019 年 10 月リリースで利用可能
Acrobat Reader には、次のような新しいマルチステートホーム画面が表示されるようになりました。この画面では次のことができます。
- PDF の所有権を要求し、関連するモバイルアプリをダウンロードして、作業の準備を整えます。
- ログインして、無料の Document Cloud サービスにアクセスできるようにします。
- 注釈、入力と署名、PDF を編集、PDF を書き出しなど、人気のツールにアクセスします。
- アクティブな Acrobat サブスクライバーの場合は、Acrobat Reader から Acrobat に移行します。
その他の機能強化
2019 年 10 月リリースで利用可能
ダークモードエクスペリエンスの向上
次のユーザーインターフェイス(UI)要素はダークモードではグレーで表示されていましたが、システムメニューバー、注釈パネル、およびスクロールバーなどの UI の他の部分と同様に、ダークテーマで表示されるようになりました。
Acrobat の新しいシステムテーマ
Acrobat では、ライトグレーとダークグレーに加えて、「システムテーマ」を選択できるようになりました。システムテーマを選択すると、Acrobat はオペレーティングシステム(OS)テーマに従って UI を変更します。Acrobat の実行中に OS テーマを変更すると、Acrobat のテーマも更新されます。テーマを選択するには、表示/表示テーマ/システムテーマの順に選択します。
タイトルバーとメニューバーの結合
Acrobat の外観をモダンにするために、タイトルバーとメニューバーを結合しました。これにより、文書領域のスペースも増えます。
現在、Adobe は Acrobat でこの新機能をテスト中です。そのため、一部の Acrobat ユーザーは新しいエクスペリエンスを使用できない場合があります。
ホームビューからの To Do カードの削除
ホームビューからの To Do カードの削除To Do タスクには、アプリケーションウィンドウの右上隅にある通知メニューからアクセスできます。表示、レビュー、署名などのアクションの実行が必要な文書を受信した場合、通知メッセージが表示されます。
ログアウト時に最近使用したファイルをすべてクリア
Acrobat からログアウトすると、「最近使用したファイル」リストがクリアされます。
クイックツールクラスターの位置を簡単に調整
ツールバーのクイックツールクラスターをドラッグ&ドロップして、ツールバー内の位置を調整できるようになりました。ツールクラスターの上にポインターを移動して、ドラッグ(4 方向)矢印を表示します。クリックしてドラッグし、ツールバーの左側に向かってクイックツールクラスターの位置を調整します。クイックツールクラスターの位置は、セッション間で保持されます。
ツールバーからのヘッドアップディスプレイ(HUD)ツールの非表示
選択ツール、手のひらツール、ズームイン、ズームアウト、ズームレベルなどのヘッドアップディスプレイ(HUD)ツールが、選択とズームを表示ツールで利用できるようになりました。クイックツールバーから HUD ツールを削除できます。すべてのツールを削除すると、HUD ボタンがツールバーから削除されます。
レビュー中の PDF をフルスクリーンモードで表示
Acrobat で、レビュー PDF ファイルをフルスクリーンモードで開くことができるようになりました。フルスクリーンモードではデスクトップの不要なものが見えなくなるため、コンテンツや注釈に集中できます。フルスクリーンモードに切り替えるには、キーボードショートカットの Ctrl+L キーを使用します。
レビュー文書内の注釈テキストの部分的なコピー
レビューワークフローおよび注釈作成ワークフローで、注釈テキストを部分的に選択してコピーできるようになりました。注釈テキストをコピーするには、注釈をクリックしてテキストを選択してから、右クリックしてコピーします。
改善された注釈ボックス
注釈パネルの返信ボックスが拡大され、「投稿」ボタンと @mention アイコンが表示されるようになりました。