After Effects の最新リリースでは、専用の 3D 関連機能を使用してまったく新しい次元でデザインできます。これにより、3D モデルの読み込み、直感的なツールを使用した整列、画像を使用したリアルな照明の作成、高忠実度の GPU 高速処理レンダリングの実行が可能になります。
After Effects では、3D モデルファイルを GLTF および GLB 形式で読み込み、ネイティブ After Effects カメラ、ライト、その他の 3D レイヤーと同じ 3D スペースでレンダリングできます。。
3D モデルファイルは、ローカルディスクまたは Creative Cloud ライブラリから読み込むことができます。
GLTF および GLB 形式で 3D モデルファイルを読み込み、コンポジションに追加します。
ハイダイナミックレンジ画像(HDRI)ファイルを使用して画像ベースの環境マップを作成し、リアルな照明、反射、シャドウを備えたシーンに 3D モデルを配置します。微妙な照明効果でも、強いシャドウでも、3D オブジェクトはアニメーション環境に属しているように見えます。
画像を使用して、3D シーンにリアルな反射とアンビエントライトを作成します。
詳しくは、画像ベースの照明と、環境光およびシャドウの追加方法を参照してください。
新しいパフォーマンス指向のコンポジションレンダラーである Advanced 3D を使用すると、高画質のアンチエイリアシングと透明度を備えた 3D モーショングラフィックをレンダリングできます。Advanced 3D には、他のアドビ製品および Substance 製品と共有される基盤となるレンダリングエンジンがあり、物理ベースのレンダリングにアドビの標準マテリアルプロパティを使用します。
Advanced 3D により、次のレンダリングが可能になります。
- GLTF および GLB 形式で読み込まれた 3D モデル
- HDRI ファイルを使用したリアルな画像ベースの照明とシャドウを実現する環境光。
- 押し出しテキストおよびシェイプレイヤー、カメラ、ライトなどの他の 3D レイヤー
- 統一された空間における 3D モデルおよび他の 3D レイヤーの物理ベースのレンダリング
- テキスト、シェイプ、ソリッドなどの 3D レイヤーのマテリアル
詳しくは、Advanced 3D レンダラーを参照してください。
3D モデルや押し出しテキストおよびシェイプなどの 3D アセットを、コンポジション内で 2D アセットと組み合わせることができます。After Effects の柔軟性の向上により、2D 要素と 3D 要素を組み合わせて、魅力的なアニメーションを作成し、より幅広いクリエイティブな可能性を探索できるようになります。
3D モデルを読み込む方法を参照し、コンポジションで使用してください。
コンポジションで、GLB と GLTF モデルのライトやカメラを抽出することができます。ライトとカメラのデータが含まれている3D シーンを読み込むと、After Effects は新しいライトとカメラレイヤーを自動的に作成します。ライトまたはカメラがアニメーション化されている場合は、キーフレームも作成されます。
読み込んだ 3D モデルからライトとカメラを抽出し、アニメーション化する方法について説明します。
3D ギズモの制約付き X、Y、Z 位置ハンドルをドラッグしながら、3D スペースでレイヤーをスナップできるようになりました。これには、3D 位置ギズモの XY、XZ および YZ コンボハンドルが含まれます。3D モデルレイヤーの操作中に、制約付きスナップと制約なしスナップの両方を使用して、ピクセルレベルで完璧な精度で 3D レイヤーおよびオブジェクトを整列および配置できます。
制約付きスナップまたは制約なしスナップを使用して、3D レイヤーとオブジェクトを整列および配置します。
操作について詳しくは、3D デザインアニメーションスペースとナビゲーションコントロールを参照してください。
3D モデルレイヤーのレンダリングされたフレームをソースとして使用し、2D ワークフローと 3D ワークフローを 1 つのコンポジションに組み合わせます。このワークフローを使用すると、3D シーンの一部に 2D エフェクトを適用し、ディスプレイスメントマップ、ベクトルブラー、計算など、別のレイヤーを参照するエフェクトを使用して、高度にスタイライズされたレンダリングを作成できます。
3D モデル駆動型エフェクトを使用するいくつかの方法を確認します。
更新されたプリセットには、より現代的なデザイン要素を取り入れた、更新および強化されたアニメーションエフェクトが含まれています。更新では、簡素化された設定プロセスに焦点を当てており、新しいプリセットのコレクションも含まれています。
After Effects で使用できるアニメーションプリセットの完全なリストを参照してください。
修正された問題
最新の修正やパフォーマンスの向上などを確認してください。