3D モデルを読み込み、コンポジションに追加します。
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コンポジションに読み込んた 3D モデルからライトとカメラを抽出し、アニメーション化する方法を説明します。
After Effects でライトとカメラを抽出すると、3D モデリングアプリケーションを使用して作成したシーンをすばやく再現できます。現在、コンポジションで、GLB、GLTF および OBJ モデルからライトやカメラを抽出することができます。。
最初の 3D モデルをコンポジションに読み込むと、After Effects はデフォルトの非表示環境光を作成します。これは、ライトレイヤーを手動で追加するまでシーンを表示するのに役立ちます。また、After Effects では、デフォルトのカメラを使用してシーンを表示することもできます。ただし、柔軟性を最大限に高めるには、レンダリングに使用するカメラレイヤーを作成して、デフォルトのカメラでシーンを検査できるようにする必要があります。
3D モデルからのライトの抽出およびアニメーション化
3D モデルを読み込むと、カメラレイヤーと同様に、After Effects では 3D シーンのライトデータに基づいて新しいライトレイヤーが作成されます。
ライトをアニメートしている場合は、タイムラインパネルにキーフレームが作成されます。
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コンポジションパネルで 3D モデルを含むレイヤーを選択し、レイヤー/カメラ/3D モデルからライトを作成を選択します。
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3D シーンのカメラデータに基づいて、新しいライトレイヤーが作成されます。
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ライトをアニメーション化している場合は、タイムラインパネルに操作用のキーフレームが作成されます。そうでない場合は、自身で作成を開始できます。
3D モデルを読み込むと、After Effects では 3D シーンのカメラデータに基づいて新しいカメラレイヤーが作成されます。カメラをアニメーション化している場合は、タイムラインパネルにキーフレームが作成されます。
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3D モデルを読み込み、コンポジションに追加します。
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コンポジションパネルで 3D モデルを含むレイヤーを選択し、レイヤー/カメラ/3D モデルからカメラを作成を選択します。
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3D シーンのカメラデータに基づいて、新しいカメラレイヤーが作成されます。
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カメラがアニメートされている場合は、タイムラインパネルに操作用のキーフレームが作成されます。そうでない場合は、自身で作成を開始できます。
留意点:
- ライトとカメラを GLB、GLTF または OBJ ファイルに保存する 3D モデリングアプリに応じて、サポートは異なります。ファイルの保存方法を変更する必要がある場合や、一部の機能がサポートされていない場合があります。。
- 同様に、異なる 3D アプリと 3D ファイル形式では、3D シーンデータの表現方法も異なります。After Effects ベータ版では、ファイルで利用可能なシーンデータを独自のカメラレイヤーやライトレイヤーに変換することが最も適しています。例えば、ライトの機能は、3D アプリケーションによって様々な方法で表現されます。何か問題があると思われるケースを見つけた場合は、調査いたしますのでお知らせください。
- キーフレームは、アニメーションのすべてのフレームに対して作成されます。。
- OBJ 形式は、カメラとライトのシーンデータをサポートしていません。
- 抽出は、一方向の処理です。3D モデリングアプリでシーンを更新してファイルを再保存すると、After Effects ベータ版では、既に抽出されているカメラまたはライトは自動的に更新されません。更新されたカメラやライトを再抽出する必要があります。