VR ヘッドセットを使用して、臨場感あふれるバーチャルリアリティを学習者に体験させることにより、学習者の集中力が低下するのを防ぐことができます。

Adobe Captivate (2019 release) と、VR を使用した臨場感あふれる学習プログラム

Adobe Captivate (2019 release) と、VR を使用した臨場感あふれる学習プログラム

360 度の画像を使用して VR プロジェクトを作成する

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360 度の画像やビデオほど、ユーザーの注意を引くアセットはありません。 こうしたアセットでは、実際にその場面にいるわけではないにもかかわらず、臨場感にあふれた感覚を体験することができます。 すべての方向に対応するカメラで撮影された 360 度の画像やビデオは、現実世界のパノラマ画像を抽象化したものです

360 度の画像やビデオでは、臨場感あふれる感覚を体験することができます。 360 度の画像やビデオを eラーニングコンテンツとして使用すると、こうした感覚を体験できるだけでなく、特定の体験を再現することもできます。 こうした体験を再現しながら画像やビデオの各種の要素に意識を集中させることができます。

360 度の画像とビデオは、さまざまな業界に大きな影響を与えました。 新人研修から複雑な航空力学の視覚化にいたるまで、インストラクターの想像力を刺激する 360 度の画像とビデオを活用して、質の高い最先端のトレーニングプログラムが開発されています。

通常、360 度の画像とビデオでは、ホットスポットを使用して対話的に操作を行います。ホットスポットをクリックすると、テキストが表示されたり、音声やビデオが再生されたり、クイズが出題されたりなど、様々な方法で対話的にトレーニングが進んでいきます。

球形の内側に描画を収める必要があるため、360 度の VR を作成するには特殊な画像が必要になります。 360 度の画像を作成するには、360 度カメラと、360 度出力に対応する各種 3D オーサリングツールを使用します。 また、stock.adobe.com、アドビのストックフォトおよびメディア購入サービス、その他の各種ストックフォトリソースからも多数の 360 度 VR 画像をご利用いただけます。

VR プロジェクトを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. ファイル/新規プロジェクト/VR プロジェクトをクリックします。

  2. ステージ上で、360 度の画像とビデオの両方を追加することができます。 画像を追加する場合は、「+」をクリックして、目的の画像を追加します。

    アセットの追加
    アセットの追加

    さらにスライドを追加する場合は、スライド/360 スライドをクリックします。

  3. 360 度の画像を追加したら、その画像にホットスポットを追加します。

    ホットスポットは、グラフィックとして追加することも、テキストとして追加することもできます。ホットスポットを選択すると、それに対応する機能が実行されます。 ホットスポットは、eラーニングプロジェクトで一般的に使用される機能です。ホットスポットを選択すると、音声イベントやテキストイベントなど、任意のイベントが起動します。

    ホットスポットを追加するには、メニューバーで「ホットスポット」をクリックし、任意のホットスポットを選択します。

    ホットスポット
    ホットスポット

    1 つ以上のホットスポットを追加すると、以下ような画像になります。

    ホットスポットの追加
    ホットスポットの追加
  4. ホットスポットにインタラクション機能を割り当てます。 学習者がコントローラーなどを使用してホットスポットを操作すると、それに対応するイベントや対話操作が実行されるため、学習者は必要な情報を学ぶことができます。

    ホットスポットにインタラクション機能を割り当てるには、目的のホットスポットを選択し、「クリック時」ドロップダウンリストで任意のアクションを選択します。

    「クリック時」ドロップダウンリスト
    「クリック時」ドロップダウンリスト

    選択したアクションに応じて、それに対応するイベントがホットスポットによってトリガーされます。

    ここでは、学習者がホットスポットをクリックしたときにテキストが表示されるケースを考えてみます。

  5. ホットスポットにテキストを追加するには、目的のホットスポットを選択し、リスト内で「テキストを表示」を選択します。

    「テキストを表示」オプション
    「テキストを表示」オプション

    「テキスト」フィールドにテキストを入力します。 ここで入力したテキストは、プロジェクトのプレビュー画面で学習者がホットスポットを選択した場合に表示されます。

    テキストの追加
    テキストの追加

    ホットスポット、360 度の画像、360 度のビデオについて、プレビュー時またはパブリッシュ後にどのように表示するかを制御するためのオプションがいくつか用意されています。

    ガイド付き

    360 スライドが「ガイド付き」とマークされる場合、学習者はプレビューまたはパブリッシュ時にあるホットスポットから特定のホットスポットに自動的にガイドされます。これは、タイムライン上の同じフレーム内に隣接するホットスポットが存在するとき、各ホットスポットの表示期限が切れると実行されます。ホットスポットのアクセス順序は、タイムライン上の挿入順序(一番下から上)になります。 アクセス順序を変更するには、タイムライン上のホットスポットの配置順序を変更します。

    探索

    VR スライドを「探索」としてマーキングすると、プロジェクトのプレビュー時に(またはプロジェクトのパブリッシュ後に)、ステージ上に表示されているコンテンツにフォーカスが置かれたままになります。

    一度は見ることが必要

    ホットスポットを「一度は見ることが必要」とマークすると、ホットスポットを少なくとも一度クリックしてから、別のホットスポットに移動する必要があります。クイズのホットスポットを「一度は見ることが必要」とマークすると、他のホットスポットを(移動または続行するため)クリックした場合、以下のポップアップが表示されます。

    ポップアップメッセージ
    ポップアップメッセージ
  6. テキストを追加したら、プロジェクトをプレビュー表示します。 プレビューモードでホットスポットをクリックすると、テキストが以下のように表示されます。

    プレビューのテキスト
    プレビューのテキスト

質問スライドの追加

テキストやビデオだけでなく、採点およびナレッジチェックスライドを挿入して学習者の理解度を評価し、プログラムの終了時にスコアをつけることもできます。

通常、学習者がホットスポットをクリックすると、質問スライドが表示されます。 学習者はクイズに解答し、その結果に応じて評価されます。

  1. 上で説明した手順により、画像にホットスポットを追加します。

  2. 追加したホットスポットを選択し、プロパティインスペクターで「質問を追加」をクリックします。

  3. 質問を挿入ダイアログで、質問のタイプを選択します。

    質問の挿入
    質問の挿入

    OK」をクリックしてから、スライドに質問を追加します。質問のフォントを変更することができます。また、フォントの色とサイズを変更することもできます。

  4. 必要に応じて、成功時のキャプションと失敗時のキャプションのテキストプロパティを変更します。

  5. プロジェクトをプレビューします。クイズをトリガーするホットスポットがプレビューに表示されます。

    このホットスポットをクリックすると、クイズの質問が表示されます。

360 度のビデオを使用して VR プロジェクトを作成する

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  1. VR プロジェクトを作成するには、「ファイル/新規プロジェクト/VR プロジェクト」をクリックします。

    ステージ上で「+」をクリックし、360 度のビデオを挿入します。

    注意:

    360 度のビデオでサポートされているファイル形式は以下のとおりです。

    • mp4

  2. 必要に応じて、ビデオにホットスポットを追加します。

  3. ホットスポット用のアクションを追加するか、質問スライドを追加します。

デバイスでのライブプレビュー

デバイスのライブプレビュー

デバイスのライブプレビュー

学習者の VR デバイスで eラーニングコンテンツがどのように再生されるのかを正確に確認することができます。

Adobe Captivate のライブプレビュー機能を使用して、QR コードを作成することができます。モバイルデバイスを使用してこの QR コードをスキャンし、デバイスのブラウザー上でプロジェクトをリアルタイムにミラーリングすることができます。 

  1. ライブプレビュー機能を起動するには、VR プロジェクトを開き、「プレビュー/デバイスでのライブプレビュー」をクリックします。

  2. QR コードが表示されたら、その QR コードをスキャンします。

    QR コード
    QR コード
  3. コードをスキャンすると、URL が表示されます。 この URL を同じネットワーク内の他のユーザーと共有すると、プロジェクトをリアルタイムでプレビュー表示できるようになります。

  4. リンクをクリックすると、VR プレビューが以下のようにデバイスに表示されます。

    VR4
  5. デバイスVR グラスに挿入すると、臨場感あふれる完全な 360 度の画像を楽しむことができます。

    VR5

VR デバイス用にプロジェクトをパブリッシュする

VR プロジェクトをプレビュー表示して必要な変更を行ったら、そのプロジェクトをパブリッシュします。パブリッシュされた VR プロジェクトは、VR デバイスでストリーミングすることができます。

  1. VR デバイス用にプロジェクトをパブリッシュするには、「パブリッシュ/VR デバイス用にパブリッシュ」をクリックします。

  2. プロジェクトのタイトルを入力し、パブリッシュ後のプロジェクトを保存する場所を指定します。

    パブリッシュオプションについては、「Adobe Captivate で HTML5 ファイルとしてプロジェクトをパブリッシュする」を参照してください。

  3. プロジェクトを Web サーバーにアップロードしたら、以下の VR デバイスでプロジェクトの URL を使用します。

    • Samsung Gear VR:Oculus 専用のブラウザーを使用して、VR コンテンツが表示されます。
    • Daydream VR:Daydream で Chrome を使用して、VR コンテンツが表示されます。

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