新機能の概要

Adobe Learning Manager の新機能と機能強化について

2021 年 8 月にリリースされた Adobe Learning Manager では、学習エクスペリエンス、レポート作成、管理者用のワークフローが強化されています。追加された機能の一部をここで紹介します。

  • コンテンツマーケットプレイス:Learning Manager では、テクノロジー、管理、リーダーシップなど、さまざまな分野に関する 70,000 種類を超えるコースが用意されています。
  • アクセシビリティのサポート強化:キーボードナビゲーションの強化、スクリーンリーダー機能およびコントラスト比の準拠により、学習者の役割に対するアクセシビリティのサポートが強化されています。 
  • リッチテキスト書式設定:Learning Manager では、コース、プログラム、証明書および作業計画書の説明を、リッチテキストを使用して編集できるようになりました。これにより作成者は、標準テキストではなく、ハイパーリンク、画像およびその他のテキスト書式設定オプションを含むリッチテキストを使用して説明を作成できます。
  • 星評価:学習者はコースを 5 段階で評価できるようになりました。管理者は、従来の有効性評価と 5 つ星評価のどちらかを選択できます。 
  • Badgr の統合:学習者は、Prime を設定して、Prime で獲得したバッジを、自動で Badgr アカウントにプッシュできるようになりました。プッシュされたバッジはソーシャルネットワークで共有できます。
  • Salesforce への学習イベントの書き出し:Learning Manager では、新しいユーザーの追加、登録および完了など、Prime の特定のイベントを Salesforce テナントに書き出し、Salesforce の適切なユーザーオブジェクトや連絡先オブジェクトにそのイベントをリンクできるようになりました。

続きを読んで、詳細を確認してください。

新機能と変更点

コンテンツマーケットプレイス

Learning Manager では、コンテンツマーケットプレイスでトレーニングを検索および購入できるようになりました。多岐にわたるトピックが扱われ、様々な形式で利用できる 70,000 種類以上のコースを検索できます。 あらゆる役割に対応しており、学習やスキルアップのニーズに合わせることが可能な、キュレートされたプレイリストから選択できます。 

詳細については、コンテンツマーケットプレイスを参照してください。

星評価

学習者はコースを 5 段階で評価できます。 アカウントで星評価が有効になっている場合、学習者は 1~5 段階でコースを評価できます。 評価を有効にするオプションは、管理者が設定できます。 学習者は、学習者アプリのどのページでもコースの評価を確認できます。 また、評価に基づいてトレーニングを並べ替えることもできます。 

詳細については、星評価を参照してください。

Salesforce への学習記録の書き出し

Learning Manager では、トランスクリプト、ユーザーレポート、スキルレポートなどの学習記録を Salesforce に書き出せるようになりました。

詳細については、学習記録の書き出しを参照してください。

リッチテキストエディター

コース、学習プログラム、資格認定や作業計画書を作成する際に、作成者はテキストや画像など様々な種類のコンテンツを入力したり、様々なテキスト書式設定オプションを適用したりできます。

詳細については、リッチテキスト書式設定のサポートを参照してください。

Badgr からのバッジ

学習者は、学習プラットフォームアカウントを Badgr アカウントと統合できます。 学習者はこれにより、Badgr アカウントからソーシャルネットワークでバッジを共有できます。 また、Badgr では、バックパックの標準に基づいて認証可能なバッジを提供しています。そのため、検証済みのバッジを使用することができます。

詳細については、Badgr の統合を参照してください。

その他の新機能

ユーザーグループの除外

大きなユーザーグループから一部のユーザーを除外する場合があります。 これは、特定のユーザーを学習プランからトレーニングに登録する場合や、カタログを正しく表示するように設定する場合に必要です。このリリースの Learning Manager では、カスタムユーザーグループの作成時に学習者またはユーザーグループを除外できます。

詳細については、ユーザーグループの除外を参照してください。

没入型モバイル web UI

没入型モバイル web UI エクスペリエンスとして、このリリースで追加された新機能は以下のとおりです:

  • ホーム、カタログページおよびプレーヤーにアクセスできるようになりました。
  • コースの説明にリッチテキストを使用できるようになりました。
  • コースを 5 段階(1 - 最低、5 - 最高)で評価できるようになりました。
  • カタログで期間と形式のフィルターを使用できるようになりました。

コースのリセット

管理者は、学習プログラム内のコースの進捗をリセットできます。

学習者が受講したコースにある最初の 3 つのモジュールで、3 番目のモジュールのクイズを間違うと、学習プログラムの次のコースに進めません。 ここで管理者は、不合格となった 3 番目のモジュールをリセットできます。学習者がモジュールにもう一度アクセスすると、モジュールを最初からやり直すことができます。

詳細については、コースのリセットを参照してください。

コースの承認待ち

管理者はこのリリースの Learning Manager で、コースの承認待ちを表示できます。これにより関係者は、マネージャーを追跡して、従業員の学習内容とコースの適合性を確認できます。 

管理者は、必要に応じてコース登録を承認することも可能です。

Power BI

このリリースの Learning Managerでは、トレーニングレポートを Power BI に書き出すことができます。

統合レポート機能の一環として、Power BI にトレーニングレポートを書き出すことができます。

トレーニングレポートには、次の 2 つのフィールドが追加されます。

  • コースに関するフィードバックを共有したユーザーの数
  • コースの平均星評価

ユーザー監査追跡レポートのフィルター

ユーザー監査追跡レポートには、追加、削除、役割の変更、マネージャーの変更など、ユーザーに対するあらゆる操作に関する詳細が含まれています。

以前のリリースの Learning Manager では、日付に基づくフィルターでレポートが構成されていました。このリリースでは、このレポートにユーザーとユーザーグループのフィルターが追加されたため、書き出すデータをカスタマイズして管理できるようになりました。 

詳細については、ユーザー監査追跡を参照してください。

作業計画書での HTML パッケージのサポート

作業計画書が、新しいタイプのコンテンツとして標準の HTML パッケージに対応可能となりました。 この機能強化により、学習者は、作業計画書プレーヤーから HTML パッケージを開いて表示したり、ダウンロードしたりできます。 

詳細については、作業計画書での HTML サポートを参照してください。

クイズレポート

複数の言語でコースを受講できる場合、クイズレポートには様々な言語のデータが含まれます。 これまでは、回答時の言語に関わらず、様々なユーザーからの回答がリスト形式で書き出されていました。 今回のリリースでは、複数の言語でコースを受講できる場合、様々な言語で提供されるクイズの回答が、クイズレポートの追加列として記入されます。 これにより、全回答は言語別で列に表示されます。 

この形式は、1 つの言語のみで提供されているコースには適用されません。 これまでのリリースと同じ形式で、クイズレポートが書き出されます。 1 つの言語のみのコースに変更が適用される予定はありません。

ユーザーの一括消去

最初の 50 人のユーザーを選択し、そのユーザーをまとめて消去できます。 これにより管理者は一度に 50 人のユーザーを選択して、まとめて消去できるようになります。 この機能は、管理者がユーザーを一括消去する場合に役立ちます。 消去対象として選択されているユーザーを必ず確認することをお勧めします。 対象のユーザーのみが消去されるようにするには、この確認が重要です。詳細については、ドキュメントを参照してください。

このリリースの機能強化

学習者の経験

コースカード

カードをクリックすると、コース概要ページが開きます。 以前のリリースの Learning Manager では、クリックできるのはカードの一部分のみでした。 今回のリリースでは、カードのどの部分でもクリックできます。 コース、プログラムおよび資格認定カードすべてに、この変更が適用されます。

リーダーボード

リーダーボードのタイムラインに同僚を追加するアクセシビリティのサポートを改善するために、同僚を追加するワークフローが強化されました(以下のスナップショットを参照)。 この変更は機能に影響しません。 今後も学習者は、リーダーボードのタイムラインに同僚を追加/削除できます。

学習者アプリのアクセシビリティのサポート

Learning Manager の学習者の役割に対するアクセシビリティのサポートを改善するために、複数の機能が強化されました。機能強化の一環として、ユーザーが学習者の役割にアクセスし、キーボードの Tab ボタンを押すと、クイックナビゲーションメニューが開きます。 この変更により、キーボードのタブ移動を利用する学習者は、ページの特定のセクションにすばやく移動できます。 次のようなナビゲーションメニューが表示されます:

ナビゲーションでのアクセシビリティ
ナビゲーションでのアクセシビリティ

作業計画書

学習者がダウンロードした作業計画書が、学習者のリストに追加されるようになりました。 以前は作業計画書をダウンロードおよび表示することは可能でしたが、作業計画書の追加はできませんでした。

管理者のエクスペリエンス

ユーザーグループの除外

特定のコースへの登録やカタログへのアクセス権を、特定のユーザーグループから除外する場合があります。このリリースの Learning Manager では、学習者またはユーザーグループを除外できます。ユーザーグループを追加ダイアログの「学習者を除外」セクションで、除外することが可能です。

例えば、「場所=カリフォルニアに属するユーザーのうち、ストア 5(カリフォルニア州に所在)を除く」すべてのユーザーが登録されるように、学習プランを設定する場合などです。 除外するには、「カリフォルニア」グループのすべてのユーザーを含み、「ストア 5」が除外されるカスタムユーザーグループを作成します。 このようなカスタムグループは、学習プランやカタログの表示設定などで使用できます。 

クイズレポート

複数の言語でコースを受講できる場合、クイズレポートには様々な言語のデータが含まれます。 これまでは、回答時の言語に関わらず、様々なユーザーからの回答がリスト形式で書き出されていました。 今回のリリースでは、複数の言語でコースを受講できる場合、様々な言語で提供されるクイズの回答が、クイズレポートの追加列として記入されます。 これにより、全回答は言語別で列に表示されます。 

この形式は、1 つの言語のみで提供されているコースには適用されません。 これまでのリリースと同じ形式で、クイズレポートが書き出されます。 こうしたトレーニングに変更が適用される予定はありません。  

ユーザーの一括消去

最初の 50 人のユーザーを選択し、そのユーザーをまとめて消去できます。 これにより管理者は一度に 50 人のユーザーを選択して、まとめて消去できるようになります。 この機能は、管理者がユーザーを一括消去する場合に役立ちます。 消去対象として選択されているユーザーを必ず確認することをお勧めします。 対象のユーザーのみが消去されるようにするには、この確認が重要です。 

リッチテキストエディターのサポート

リッチテキストエディターのサポートが拡張され、作成者および管理者向けのトレーニングや作業計画書に対応しています。 学習者はリッチテキストエディターを利用して、ソーシャルメディアにコメントを投稿することや、掲示板に投稿することが可能です。

トレーニングに追加済みの説明は、今までと変わらず機能します。 このリリースは、既存の説明には影響がありません。 

カスタムのビジュアルインターフェイスを構築したお客様には、既存の説明に対する影響はありません。 リッチテキストで書式設定された新しいテキストを利用するには、Learning Manager チームが提供する CSS ファイルを適用または読み込む必要があります。このファイルは、リリース後に Learning Manager ヘルプのドキュメントで入手できます。  

電子メール ID のコピーと貼り付け

学習者のトランスクリプトダイアログでは「電子メール ID」セクションで指定した電子メール ID に対して、学習者のトランスクリプトを生成できます。 電子メール ID を検証することも可能です。

その学習者のトランスクリプトを生成するために、学習者の電子メール ID をコピーおよび貼り付けできる「電子メール ID」タブが追加されています。

大文字と小文字の区別の変更

大文字と小文字の区別が異なるユーザー属性を読み込む際に発生する問題が確認されています。 例えば、ユーザー属性「Location」が「Location」として読み込まれ、その後「location」として読み込まれるとします。 ここでは「L」が小文字に変更されています。 この場合、Learning Manager で 2 つのユーザー属性が作成されます。 

このリリースの Learning Manager では、このような入力属性が分析されるため、大文字と小文字の違いで 2 つの属性が作成されることはありません。上の例では属性の名前として、最後に読み込まれたラベルの「location」が保存されます。

このような属性がアカウントに含まれている場合、ユーザーの csv を読み込むと、属性が結合されます。 例えばこのリリースでは、csv に「location」というラベルが含まれているため、属性「Location」は削除されます。 「Location」のすべての値(「San Jose」や「Sydney」など)は、属性名「location」に正しく関連付けられます。 そのため、データが失われることはありません。

この変更について、例を使って説明します。 

例えば、読み込んだ「Location」属性には、ユーザーに「San Jose」や「Miami」などの値が設定されているとします。 ユーザー csv を再度読み込みましたが、今回は属性の名前が「location」に変更されています。 「L」が大文字から小文字に変わっています。 この場合、以前作成した「Location」とは異なる属性「location」を持つ別のユーザーグループが、プラットフォームで作成されます。 つまり、「Location - miami」と「location - miami」の 2 つのグループが作成されます。 したがって、学習者のトランスクリプトなどのレポートには、同じ属性「Location」と「location」用の列が 2 つ作成されます。 

このリリースでは、属性が同じであるとプラットフォームで認識されます。 そのため、最後に指定された大文字と小文字の区別(この例では「location」)が保存されます。 したがって、既存の「Location - Miami」グループは「location - Miami」に変更され、ユーザーは引き続き同じグループに所属することになります。 

「Miami」や「San Jose」などの属性値にも同じ概念が適用されます。 ユーザー csv で「Miami」が「miami」に変更された場合、プラットフォームには「miami」用の新しいユーザーグループが作成されることはありません。 既存のユーザーグループが「location - Miami」から「location - miami」に変更され、すべてのユーザーは引き続き同じグループに所属することになります。 

属性値

このリリースの Learning Manager では、ユーザー属性およびその値の大文字と小文字の区別が維持されます。例えば、大文字と小文字の区別が保持されたユーザー属性が「location」で値が「PARIS」の場合、大文字と小文字の区別がそのまま表示されます。問題が発生した場合、管理者は属性名と値を編集して、大文字と小文字の区別に関する問題を修正できるようになりました。 

管理者は、管理者アプリ/ユーザー/ユーザーグループにアクセスし、グループ名をクリックするとこの操作を実行できます。

日付範囲ラベルの変更

管理者とマネージャー用のダッシュボードレポートを表示する際に、日付範囲を使用して、次の期間フィルターを追加します:

  • 今月
  • 過去 3 か月
  • 過去 12 か月

このリリースでのフィルターの特徴は正確な日付です。このフィルターを使用して、選択した日付フィルターに対応するレポートをダウンロードできます。 例えば、フィルターには次のように表示されます:

  • 2021 年 5 月 1 日~本日
  • 2021 年 2 月 1 日~2021 年 4 月 30 日
  • 2020 年 5 月 1 日~2021 年 4 月 30 日

管理者とマネージャーの両方のアプリで、この変更が適用されます。 機能に変更はありません。 正確な日付を指定すると、機能しやすくなります。

リリースノート

Learning Manager の Web アプリとデバイスアプリの現在および以前のリリースについて詳しくは、リリースノートを参照してください。

バグの修正

このアップデートで修正されたバグを確認するには、修正されたバグの一覧を参照してください。

既知の問題

このアップデートの既知の問題を確認するには、既知の問題の一覧を参照してください。

必要システム構成

Learning Manager の以前のリリース

お問い合わせ

コミュニティで質問

ご質問や共有したいアイデアがある場合、Adobe Learning Manager コミュニティにご参加ください。ご質問、お問い合わせをお待ちしております。

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