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Adobe Creative Cloud のサポートポリシーに従い、2021 年 2 月 4 日より、Admin Console からダウンロード可能な Creative Cloud アプリケーションのバージョンが変更されます。Creative Cloud エンタープライズ版のお客様は、Creative Cloud アプリケーションの最新バージョンと 2 つ前までのメジャーバージョンをダウンロードできます。Creative Cloud グループ版のお客様は、最新バージョンと 1 つ前のメジャーバージョンをダウンロードできます。 |
アドビが Creative Cloud アプリケーションに対して提供するサポートのレベルは、Creative Cloud のプランによって異なります。Creative Cloud サポートポリシーでは、Creative Cloud プランでサポートされるアプリケーションのバージョンと、それに対して提供されるサポート要素について説明します。
どの役割のユーザーも、このポリシーでサポート対象のアプリケーションバージョンと Creative Cloud プランのサポート期間を確認できます。
Creative Cloud アプリケーションでは、
N.m.p の形式でリリースバージョンを表しています。
N はメジャーバージョン、m はマイナーバージョン、p はパッチバージョンです。
例えば、23.2.1 の場合、メジャーバージョンが 23、マイナーバージョンが 2、セキュリティパッチバージョン1 であることを示しています。
メジャーバージョンには次のものがあります。
- 最新バージョン(N):アプリケーションの最新のメジャーバージョンです。
- 前のバージョン(N-1):最新バージョンの 1 つ前のメジャーバージョンです。
- 長期サポートバージョン(LTS):Creative Cloud エンタープライズ版プランでのみ使用されるバージョンです。セキュリティアップデートの提供期間が最大で 1 年間延長されます。詳しくは、「長期サポートバージョン」を参照してください。
- 古いバージョン(N-2 以前):最新バージョンの 2 つ以上の前のメジャーバージョンです。
例えば、利用可能なアプリケーションの最新バージョンが 23.2.1 の場合:
- 最新のメジャーバージョン(N)は 23 です。
- このアプリの前のバージョン(N-1)は 22 です。
- LTS はバージョン 22.4 になります。
- 古いバージョン(N-2、N-3、またはそれ以前)は、バージョン 21、20、それより前のリリースになります。

機能のアップデートには、新機能と既存の機能に対する変更が含まれます。
機能アップデートがリリースされると、アプリケーションのマイナーバージョンを表す数字が 1 つ大きくなります。例:N.m+1

セキュリティアップデートは、アプリケーションの最新バージョンまたは LTS バージョンで見つかったセキュリティ上の脆弱性を解決するアップデートです。セキュリティアップデートがリリースされると、アプリケーションのパッチバージョンを表す数字が 1 つ大きくなります。お客様の Creative Cloud プランに応じて、セキュリティアップデート後のパッチバージョンは p+1 または LTS.p+1 になります。

アドビでは、次のオペレーティングシステムとアプリケーションの最新バージョンの互換性を提供します。
- Windows 10:最新バージョンとその 2 つ前までのアップデート。
- macOS:最新バージョンとその 2 つ前までのアップデート。
- iOS:最新バージョンとその 1 つ前のバージョン。
- Android:最新バージョンとその 2 つ前までのバージョン。
詳しくは、Creative Cloud の必要システム構成を参照してください。

アドビの Web ベースのサービスは、次のブラウザーの最新バージョンをサポートしています。
- Safari
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Firefox
詳しくは、Creative Cloud の必要システム構成を参照してください。

製品に関するお問い合わせ、問題の報告については、アドビのカスタマーケアまでご連絡ください。
バージョンが N-3 以前の Creative Cloud は利用できません。このようなバージョンについてはサポートも提供されません(機能アップデート、バグ修正、セキュリティアップデート、OS の互換性、ブラウザーのサポート、支援サポートなど)。ただし、アドビカスタマーケアが独自の判断で N-3 以前のバージョンに対して限定的なサポートを提供する場合があります。
警告:
アドビは、アプリケーションの変更、提供終了、サポート提供を独自の裁量で行う権利を有しています。
Creative Cloud エンタープライズ版プランでは、最新バージョンとその 1 つ前のバージョンのアプリケーションがサポートされています。アプリケーションの古いバージョンもダウンロードできます。また、Creative Cloud エンタープライズ版をご利用のお客様には、LTS(長期サポート)バージョンも用意されています。
LTS バージョンは次の場所からダウンロードできます。
- Creative Cloud デスクトップアプリケーション(現在、Federated ID または Enterprise ID タイプを使用しているお客様のみが利用できます)
- Admin Console
注意:
デフォルトでは、エンタープライズ管理者が Admin Console でパッケージを作成するときに、セキュリティアップデートまたは機能アップデート(最新バージョンと LTS バージョン)が提供されるバージョンのみが表示されます。パッケージに他のバージョンを含めるには、パッケージの環境設定で使用可能なアプリケーションバージョンを選択する必要があります(Admin Console で、パッケージ/環境設定を選択します)。詳しくは、Admin Console でのアプリケーションのパッケージ化を参照してください。
警告:
最新バージョンよりも 3 つ以上古いアプリケーションはサポートされません。また、ダウンロードもできません。古いバージョンを長期間使用する場合は、パッケージを保管しておくか、インストーラーを安全な場所に保存してください。現在、このような古いバージョンのアプリケーションを使用している場合は、今後の使用のため、パッケージまたはインストーラーを保存しておくことができます(ただし、このような使用はサポート対象外です)。
長期サポート(LTS)バージョンは、一部のデスクトップアプリケーションに対してアドビが指定したバージョンで、セキュリティアップデートの期間を 1 年間延長できます。アドビでは、LTS バージョンを年に 1 回リリースします(通常は 11 月頃)。翌年に新しい LTS バージョンで置き換えられるまで、LTS バージョンには引き続きセキュリティパッチが提供されます(最大で 1 年間)。

LTS バージョンを導入することで、Creative Cloud エンタープライズ版に対するセキュリティパッチの提供期間を 1 年間延長できます。この延長期間の間に、最新バージョンにアップグレードする前に、テストとデューディリジェンスを行うことができます。
アプリケーション | LTS バージョン(2021 年 10 月まで) | |
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After Effects | 17.m* |
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Animate | 20.5 |
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Adobe Audition | 13.m* |
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Adobe Bridge | 10.1 |
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Character Animator | 3.m* |
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Dreamweaver | 20.2 |
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Illustrator | 24.3 |
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InCopy | 15.1 |
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InDesign | 15.1 |
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Lightroom Classic | 9.4 |
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Adobe Media Encoder | 14.m* |
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Photoshop | 21.2 |
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Premiere Pro | 14.m* |
注意:
- * このバージョンは 2021 年初めまで機能アップデートとセキュリティアップデートが提供されます。その後は、セキュリティアップデートのみが提供されます。
- Photoshop の LTS 版は、Creative Cloud グループ版と Creative Cloud 個人版のお客様もご利用いただけます。
- アドビのクラウドファーストアプリ(Lightroom、Fresco、Adobe XD、Premiere Rush など)には LTS バージョンがありません。これらのアプリとサービスは、新しい機能を追加し、Creative Cloud の Web サービスとの互換性を維持するため、頻繁に更新されます。
- Adobe Prelude に LTS バージョンはありません。
- サポート終了のアプリケーションに LTS バージョンはありません。
- Dimension や Substance などの 3D アプリケーションにも LTS バージョンはありません。
- Acrobat には独自のサポートポリシーがあり、2 つのリリーストラックをサポートしています。詳しくは、「Acrobat の Continuous トラックと Classic トラック」を参照してください。
この変更については、次のようにお知らせします。
2020 年 11 月 10 日:サポートページが更新されました。エンタープライズ版のお客様向けに長期サポートバージョンの説明が追加されます。
2020 年 12 月 1 日:Creative Cloud エンタープライズ版の IT 管理者の方に、重要なアップデートに関するお知らせを電子メールでお送りします。
2020 年 12 月 1 日 ~ 2021 年 2 月 4 日:Admin Console の「パッケージ」タブに LTS 通知バナーが表示されます。
2021 年 2 月 4 日:このポリシーに合わせてダウンロードが制限されます(Creative Cloud エンタープライズ版は N-2、Creative Cloud グループ版は N-1 にそれぞれ制限されます)。
ユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリケーションから Creative Cloud にセルフサービスでアクセスできる場合は、ユーザーにソフトウェアのアップグレードを促す必要があります。
製品をパッケージ化してユーザーにデプロイしている場合は、Adobe Admin Console で利用可能なバージョンからパッケージを作成します。
アドビでは、間違ったデプロイを防ぐため、サポートされていないバージョンをアンインストールし、既存のパッケージを削除することをおすすめします。
Creative Cloud ソフトウェアに関するサポートや質問については、アドビカスタマーケアまでお問い合わせください。