以下の機能の多くは、プロフェッショナルレベルのプリンターを利用して作業する業界などで役立つ、より高度なオプションです。より基本的なトラブルシューティングについては、「Acrobat および Reader における PDF 印刷の問題解決」(cpsid_87346)を参照してください

PDF をバッチ印刷する 

PDF を 1 ページまたは 2 ページ同時に印刷します。印刷ができるページとできないページがある場合、特定のページや画像などのオブジェクトが原因となっている可能性があります。印刷できないページまたはオブジェクトを特定できたら、次の操作を行います。

  • 問題が起きているページまたはオブジェクトを削除します。
  • 問題の原因になっているページまたはオブジェクトをもう一度作成します。
    注意:このオプションにはPDF 変換を行う前のファイルが必要です。
  • PDF 変換を行う前のファイルがない場合は、問題のページを抽出し、そのページを画像として印刷してみてください。クイックフィックス | イメージとして PDF を印刷 | Acrobat、Reader (cpsid_87345)を参照してください。

印刷設定を初期設定に戻す。

Acrobat の初期設定を使用して印刷し、印刷設定の変更が問題の原因になっているのかどうかを判別します。

  1. ファイル/印刷を選択して、「詳細設定」ボタンをクリックします。

    Mac OS のみ対象:「詳細」ボタンが表示されない場合は、下向きの矢印(プリンターポップアップメニューの右側にある)をクリックします。

  2. 必要に応じて、「名前を付けて保存」をクリックし、現在の設定を保存します。
  3. 印刷の詳細設定ダイアログボックスで、設定ポップアップメニューから「Acrobat デフォルト」を選択し、「OK」(Windows)、または「プリント」(Mac OS)をクリックします。
  4. 「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じ、「印刷」をクリックします。

複数の断片化された画像を結合して、PDF のファイルサイズを減らす

透明な画像を含むドキュメントをPDFファイルに変換すると、透明な画像はPDFで小さい画像の集合として断片化されます。この処理によってPDFのファイルサイズが大きくなり、印刷時の問題の原因になる場合があります。Acrobat 8以降では、このような断片を結合して、PDFファイルサイズを減らすことができます。

  1. PDFファイルのバックアップ用コピーを作成します。
  2. コピー用のファイルを開き、アドバンスト/PDFの最適化を選択します。
  3. 「オブジェクトを破棄」を選択します。
  4. 「画像のフラグメントを検出して結合」を選択して、「OK」をクリックします。
  5. PDFファイルを保存します。
  6. 今回作成したPDFを印刷します。

PDF レイヤーの統合、結合

Adobe InDesign などのアプリケーションで作成したレイヤー化された文書から PDF ファイルを作成した場合、PDF にもレイヤー化されたコンテンツが含まれる可能性があります。その結果、単一ページの PDF ファイルに複数のコンテンツの複数のレイヤーが含まれる可能性があります。レイヤー化されたコンテンツが含まれているPDFを印刷する場合は、画面に表示されているコンテンツのみが印刷されます。Acrobat ProおよびPro Extendedでは、表示および印刷可能なレイヤーを指定できます。PDF内のレイヤーを結合または統合して、レイヤーのいずれかが印刷の問題の原因になっているかどうかを判断します。

注意:レイヤーの結合または統合を元に戻すことはできません。この手順では、PDF のコピーを使用します。

ご使用の Acrobat のバージョンを確認するには、「ヘルプ/Adobe Acrobat について」(Windows)または「Acrobat / Acrobat について」(Mac OS)を選択します。

Acrobat 8 Professional 以降の場合:

  1. 「ファイル/名前を付けて保存」を選択して、PDF ファイルのバックアップ用コピーを作成し、コピーに新しい名前を付けます。
  2. コピーを開き、アドバンスト/PDFの最適化を選択します。保存して続行するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。
  3. 「ユーザーデータを破棄」を選択します。
  4. 「非表示レイヤーの内容を破棄し、表示レイヤーを統合」を選択して、「OK」をクリックします。
  5. 名前を付けて最適化したPDFを保存します。
  6. レイヤーパネルを開きます(レイヤーパネルが表示されていない場合は、「表示/ナビゲーションパネル/レイヤー」を選択)。「オプション」ポップアップメニューをクリックし、「レイヤーを結合」または「レイヤーを統合」を選択します。結合したレイヤーでは、結合先のレイヤーのプロパティが取得されます。レイヤーを統合すると、画面に表示されないレイヤーコンテンツが破棄されます。

  7. PDF ファイルを保存し、印刷します。

Acrobat 7 Professionalの場合:

  1. PDFファイルのバックアップのコピーを作成します。
  2. コピーを開き、アドバンスト/PDFの最適化を選択します。
  3. 「クリーンアップ」タブをクリックします。
  4. 「Remove Hidden Layers Content and Flatten Layers」を選択して、「OK」をクリックします。
  5. 新しい名前を付けて最適化したPDFを保存します。
  6. レイヤーパネルで、「オプション」を選択してから、「レイヤーを結合」または「レイヤーを統合」を選択します。結合したレイヤーでは、結合先のレイヤーのプロパティが取得されます。レイヤーを統合すると、画面に表示されないレイヤーコンテンツが破棄されます。
  7. PDFファイルを保存し、印刷します。

透明なオブジェクトの平坦化を調整する 

透過を使用した画像など、ドキュメントに透明なオブジェクトが含まれる場合、Acrobatでは印刷前にドキュメントが統合されます。統合によって透明な情報が削除され、画像はプリンターで認識できるフォーマットに変換されます。Acrobat の統合の実行方法を調整して透過が問題の原因かどうかを判断します。

ご使用の Acrobat のバージョンを確認するには、「ヘルプ/Adobe Acrobat について」(Windows)または「Acrobat / Acrobat について」(Mac OS)を選択します。

Acrobat 8 Professional 以降の場合:

  1. PDFファイルのバックアップ用コピーを作成します。
  2. アドバンスト/印刷工程/分割・統合プレビューを選択します。
  3. 次のように「ラスタライズとベクトルのバランス」を調整します。
    • インクジェットプリンターに印刷する場合は、「ラスタライズとベクトルのバランス」スライダーをドラッグして、最低値に設定にします。
    • PostScriptプリンターに印刷する場合は、「ラスタライズとベクトルのバランス」スライダーをドラッグして、最高値に設定にします お使いのプリンターについて、ドキュメントをチェックして PostScript プリンターであるかどうかを判断できます。また、プリンターと FAX コントロールパネル(Windows)、またはシステム環境設定のプリントとファクス(Mac OS)でもドライバーのプロパティを確認できます。通常、PostScript プリンターの場合、プロパティに表示されるモデル名には「PS」という文字が含まれます。
  4. 「すべてのテキストをアウトラインに変換」を選択します。
  5. 「複雑な領域をクリップ」の選択を解除します。

    注意このオプションは、手順 3 で 1 ~ 99 の値を選択する場合にのみ使用できます。
  6. 「適用」をクリックしてPDFを統合し、分割・統合プレビューダイアログボックスを閉じます。
  7. ドキュメントを印刷します。

Acrobat 7 Professional の場合:

  1. PDFファイルのバックアップコピーを作成します。
  2. ファイル/印刷を選択して、「詳細設定」をクリックします。
  3. 左側のリストから、「透明の分割・統合」を選択します。
  4. 次のように「ラスタライズとベクトルのバランス」を調整します。
    • インクジェットプリンターに印刷する場合は、「ラスタライズとベクトルのバランス」スライダーをドラッグして、最低値に設定にします。
    • PostScriptプリンターに印刷する場合は、「ラスタライズとベクトルのバランス」スライダーをドラッグして、最高値に設定にしますお使いのプリンターについて、ドキュメントをチェックして PostScript プリンターであるかどうかを判断できます。また、プリンターと FAX コントロールパネル(Windows)、またはシステム環境設定のプリントとファクス(Mac OS)でもドライバーのプロパティを確認できます。通常、PostScript プリンターの場合、プロパティに表示されるモデル名には「PS」という文字が含まれます。
  5. 「すべてのテキストをアウトラインに変換」を選択します。
  6. 「複雑な領域をクリップ」を選択解除し、「OK」をクリックしてから、文書を印刷します。

PDF のコンポジットを印刷する 

色分解で PDF を印刷する場合は、コンポジットを印刷して、カラープレートのいずれかに問題がないかを判断します。コンポジットを印刷すると、個々の色を選択しているかどうかに関係なく、すべての色が1つのプレートに印刷されます。コンポジットが印刷される場合、個々のカラープレートのいずれかが問題の原因になっていることを示すこともあります。

  1. ファイル/プリントを選択します。
  2. 印刷ダイアログボックス(Windows)またはプリントダイアログボックス(Macintosh)で、「詳細設定」をクリックします。
  3. 左側の一覧で「カラー」を選択します。

  4. 出力ペインで、色メニューから「コンポジット」を選択します。
  5. 「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じ、ドキュメントを印刷します。

PostScript オプションを変更する 

初期設定のPostScriptオプションのバリエーションを使用して印刷し、特定の印刷設定が問題の原因になっているかどうかを判別します。

  1. ファイル/印刷を選択して、「詳細設定」をクリックします。
  2. 左側のリストからPostScriptオプションを選択します。
  3. 選択されていないPostScriptオプションを選択し、選択されているオプションを解除します。
  4. 「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じ、ドキュメントを印刷します。このオプションで問題がなくなる場合は、手順 3 の各 PostScript オプションを変更して、問題の原因であるオプションを判断します。 

Windows で PostScript エラーハンドラーを有効にする 

PostScriptプリンターに印刷する場合は、プリンターのPostScriptエラーハンドラーを有効にします(プリンターで使用可能な場合)。PostScriptエラーハンドラーによって、印刷時に発生するPostScriptエラーのリストが印刷されます。ヘルプの解釈と PostScript エラーの解決方法については、「PostScript エラーのトラブルシューティング」を参照してください(328515)。

  1. 次のいずれかの操作を行います。
    • スタート/設定/プリンタを選択します(Windows 2000)
    • スタート/プリンタとFAXを選択します(Windows XP)
    • スタート/コントロールパネル/プリンター(Windows Vista、Windows 7)
  2. 使用しているプリンターを右クリックし、「プリンタープロパティ」を選択します。
  3. 「全般」タブを選択して「印刷設定」を選択し、「詳細設定」をクリックします。
  4. 「ドキュメントのオプション」、「PostScript オプション」の順に展開します。
  5. 「PostScript エラーハンドラーを送信」を「はい」に設定します。このオプションが表示されない場合、そのプリンターに PostScript エラーハンドラー機能はありません。

Windows で Acrobat 一時ファイルを削除する 

Acrobat のフリーズや印刷時のフリーズは、一時ファイルが溜まっていることが原因で発生している可能性があります。

「ディスクのクリーンアップ」による一時ファイルの削除

  1. 開いているアプリケーションを閉じます。
  2. コンピューターを起動します。
  3. システムの起動ドライブ(通常はC:\ドライブ)を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  4. 「全般」タブで「ディスクのクリーンアップ」をクリックします。
  5. 「削除するファイル リスト」でスクロールダウンして、「一時ファイル」を選択します。
  6. 「OK」をクリックし、「はい」をクリックして削除を確定します。
  7. 「OK」をクリックしてシステムドライブのプロパティダイアログボックスを閉じます。

コマンドラインによる一時ファイルの削除

  1. 開いているアプリケーションを閉じます。
  2. Windows 2000 または Windows XP :「スタート」/「ファイル名を指定して実行」を選択し、「開く」テキストボックスに command と入力して、「OK」をクリックします。Windows 7 および Windows Vista :「スタート」をクリックし、検索ボックスに command と入力し、「コマンドプロンプト」をクリックします。

  3. このテキスト行の末尾に適切なコマンドを挿入し、Enter キーを押します。

Windows 簡易モードで印刷する

Windows簡易モードでは、スタートアップ項目とサービスが無効になります。簡易モードで起動すると、スタートアップ項目やサービスのいずれかが原因のエラーや競合の一部をなくすことができます。

Windows 2000 の場合:

Windows 2000には、スタートアップ項目を無効にするMSConfigユーティリティがありません。項目を手動で無効にするか、Windows XPのMSConfigユーティリティ(Windows 2000でも動作します)を入手します。コンピューターを再起動するたびにこれらのプロセスを無効にします。

スタートアップ項目を手動で無効にするには:

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. Windowsエクスプローラーで、すべてのアイコンとショートカットを次のフォルダーから別のフォルダーに移動します。
    • Documents and Settings/All Users/Start Menu/Programs/Startup
    • Documents and Settings/[ユーザープロファイル]/Start Menu/Programs/StartupRestart Windows。
  3. タスクバーを右クリックして、メニューから「タスクマネージャ」を選択します。

    注意:残りのすべてのプログラムを無効にする最も単純な方法は、システムの実行に必要としないプロセスを無効にすることです。Windows 2000 システムを深く理解していない場合でも、通常はプロセスの数を 19 に減らすことができます。プロセスが必須プロセスリストに含まれていない場合は、次の手順に従ってプロセスを無効にします。

    警告:次の必須プロセスは無効にしないでください: wuauclt.exe、WinMgmt.exe、WINLOGON.EXE、TASKMGR.EXE、System Idle Process、System、svchost.exe、spoolsv.exe、SMSS.EXE、SERVICES.EXE、regsvc.exe、mstask.exe、LSASS.EXE、explorer.exe、CSRSS.EXE。

  4. 「プロセス」タブをクリックします。
  5. プロセスを選択し、「プロセスの終了」をクリックして、「はい」を選択します。
  6. PDF ファイルの印刷を再試行します。

スタートアップ項目およびサービスを改めて有効にするには、次の手順を実行します。

  1. 手順2のアイコンとショートカットを、各スタートアップフォルダーに戻します。
  2. コンピューターを再起動します。

Windows XP の場合:

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. スタート/ファイル名を指定して実行を選択し、「名前」テキストボックスに msconfig と入力して、「OK」をクリックします。

  3. 「スタートアップ」タブをクリックし、選択を解除した項目名を書き留めます。
  4. 「全般」タブをクリックして、「スタートアップのオプションを選択」を選択します。
  5. 「スタートアップの項目を読み込む」の選択を解除します。「SYSTEM.INIファイルを処理する」、「WIN.INIファイルを処理する」、「システム サービスを読み込む」が選択されていることを確認します。
  6. 「サービス」タブをクリックして、「Microsoftのサービスをすべて隠す」を選択します。
  7. 「すべて無効」をクリックします。
  8. 「OK」をクリックして、Windowsを再起動します。

    注意:再起動するときに、システム構成ユーティリティによって Windows の起動方法が変更されたことを通知するダイアログボックスが表示されたら、「OK」をクリックします。システム構成ユーティリティが表示されたら、「キャンセル」をクリックします。
  9. タスクバーの通知領域(以前のバージョンの Windows ではシステムトレイとも呼ばれます)のアイコンを右クリックし、閉じるか、無効にします。

  10. PDFファイルを印刷します。

スタートアップ項目およびサービスを改めて有効にするには、次の手順を実行します。

  1. スタート/ファイル名を指定して実行を選択し、「名前」テキストボックスに msconfig と入力して、「OK」をクリックします。

  2. 「全般タブ」で「通常スタートアップ」を選択し、「OK」をクリックしてコンピューターを再起動します。
  3. 「スタートアップ項目とサービスを無効にする」の手順3で書き留めた項目の選択を解除します。
  4. コンピューターを再起動します。

Windows Vista または Windows 7 :

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. 「スタート」をクリックし、検索ボックスに msconfig と入力し、Enter キーを押します。
  3. 「スタートアップ」タブで、「すべて無効にする」をクリックします。
  4. 「サービス」タブで「Microsoftのサービスをすべて隠す」を選択し、「すべて無効にする」をクリックしてから、「OK」をクリックします。
  5. システム構成ダイアログボックスで「再起動」をクリックします。

スタートアップ項目およびサービスを改めて有効にするには、次の手順を実行します。

  1. 「スタート」を選択し、検索ボックスに msconfig と入力し、Enter キーを押します。
  2. 「全般タブ」で「通常スタートアップ」を選択し、「OK」をクリックしてコンピューターを再起動します。

Windows で 標準 VGA ビデオドライバーに切り替える

標準のVGAビデオドライバーに切り替えてから、VGAモードでWindowsを再起動します。標準VGAドライバーを使用して印刷エラーが発生しない場合は、更新されたドライバーについてビデオカードのベンダーに問い合わせてください。既に現在のバージョンを使用している場合は、異なるビデオ解像度を試してください(例えば、1024×768ではなく800×600)。

注意: 標準VGAドライバーでは16色のみが表示されます。Adobe Photoshop、Adobe Premiere Pro、または Adobe Illustrator などの 256 色以上が要求されるアプリケーションでは、スーパー VGA に切り替えます。

現行のバージョンの Adobe Reader または Acrobat を使用する

アドビ製品のアップデートサイトで、Adobe Reader または Acrobat の最新のバージョンをダウンロードします。または、Adobe Reader または Acrobat で、「ヘルプ/アップデートを確認する」を選択します。

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