新機能の概要

Acrobat DC の最新リリースをご利用いただけます。詳しくは、新機能の概要 | Acrobat DC 最新リリースを参照してください。

Acrobat DC 2016 年 10 月リリース

まったく新しいファイルの比較ツール

  対応バージョン:Acrobat DC Continuous

新しいファイルを比較ツールを使用すると、2 つのバージョンの PDF ファイルの差異をすばやく正確に検出できます。

  • 文書の 2 つのバージョンを比較して、テキストおよび画像のすべての変更を検出できます。
  • ファイルの差異の概要を示す、見やすい結果概要が表示されます。
  • 左右に並べて表示または単一ページ表示を使用して、簡単に文書内を移動し、それぞれの差異を確認できます。
  • 変更のフィルター機能を使用して、テキスト、画像、注釈、書式設定、ヘッダー/フッター、背景のすべての差異をすばやく確認できます。
  1. ツールファイルを比較を選択します。

    注意:このツールの旧称は「文書の比較」です。

    比較するファイルを選択

  2. 左側の「ファイルを選択」をクリックし、比較対象の古いファイルのバージョンを選択します。右側の「ファイルを選択」をクリックし、比較対象の新しいファイルのバージョンを選択します。

  3. 比較」をクリックします。

  4. 結果が新しい文書に表示され、ファイルのすべての相違点に関する分かりやすい概要が示されます。

    結果を比較

  5. それぞれのファイルの相違点を詳しく確認するには、「最初の変更に移動」ボタンをクリックします。

詳しくは、PDF ファイルの 2 つのバージョンの比較を参照してください。

機能拡張された証明書ツール

  対応バージョン:Acrobat DC Continuous

まったく新しい証明書ツールにより、デジタル ID を使用して、文書の電子署名、証明、検証をこれまでになく容易に実行できるようになります。

  • 設定は簡単です。ファイル、スマートカード、または USB トークンデバイスから既存のデジタル ID を検索し、署名用に簡単に設定します。
  • 署名の表示方法をカスタマイズできます。ロゴ、日付、場所、または署名理由など、署名に関する重要な情報を追加します。
  • 署名の画像を使用します。署名を描画するか、スキャンした画像をアップロードしてデジタル ID に追加します。

新しいデジタル ID の設定ワークフロー

既存のデジタル ID を使用するか、新しい ID を作成することができます。デジタル ID がご使用のコンピューターで使用できるかどうかによって、次に示す 2 つのワークフローのうち、いずれかを参照してください。

利用できるデジタル ID がない場合

  1. 使用できるデジタル ID がない場合に、署名フィールドを作成またはクリックすると、次のプロンプトが表示されます。

    デジタル ID の設定プロンプト

  2. デジタル ID を設定」をクリックします。署名に使用するデジタル ID の設定ダイアログボックスが表示されます。

    デジタル ID の種類を選択

  3. 希望するデジタル ID の種類を選択して、「続行」をクリックした後、ウィザードに従って ID を作成します。

    新しいデジタル ID の作成」を選択した場合は、オペレーティングシステムに基づいて次のオプションのセットが表示されます。

    デジタル ID の保存先を選択
    Windows の場合

    デジタル ID の保存先を選択
    Mac OS の場合は、「Apple キーチェーンに保存」という新しいオプションが表示されます

1 つまたは複数のデジタル ID が利用できる場合

  1. 署名フィールドを作成またはクリックした際に、1 つ以上の有効なデジタル ID が署名に使用できる場合は、次のダイアログボックスが表示され、優先的に使用するデジタル ID をここで選択します。

    リストからデジタル ID を選択します

  2. 希望する ID を選択して、署名を続行します。

詳しくは、デジタル ID を参照してください。

注意:

デジタル署名を適用する際に従来のユーザーインターフェイスを依然として使用することを希望する場合は、次の新しい環境設定を使用すると、新しいインターフェイスと以前のインターフェイスを切り替えることができます。

編集/環境設定/署名/デジタル署名/詳細/作成署名およびデジタル ID の設定に最新のユーザーインターフェイスを使用する

新しい DirectInk のサポート

  対応バージョン:Acrobat DC Continuous

Acrobat では、Microsoft の新しい DirectInk テクノロジーをサポートするようになりました。DirectInk テクノロジーを利用して改良されたペンツールを使用して、PDF 内でより滑らかかつ正確に描画できます。DirectInk の効果を高めるには、Microsoft Surface Pro などの Windows 10 デバイスでハードウェアペンを使用します。

タグエディターでの取り消しとやり直しのサポート

  対応バージョン:Acrobat DC Continuous

タグエディターで取り消しとやり直しの操作がサポートされるようになりました(表示/表示切り替え/ナビゲーションパネル/タグ)。

  • 新しいタグの作成:取り消しアクションでは直前に作成したタグが削除され、やり直しアクションではそのタグが復元されます。
  • タグの削除:取り消しアクションでは削除済みのタグが復元され、やり直しアクションではそのタグが削除されます。
  • タグの編集:取り消しアクションでは直前のタグ編集が取り消され、やり直しアクションでは取り消しを実行する前の状態に戻ります。
  • タグのカット&ペースト:取り消しアクションではカット&ペースト操作がキャンセルされ、やり直しアクションではその状態が復元されます。
  • 選択項目から作成された複数のタグ:取り消しアクションでは、選択項目から作成されたすべてのタグが削除されます。やり直しアクションでは、これらのタグすべてが復元されます。

PDF として保存ダイアログボックスの機能拡張

  対応バージョン:Acrobat DC Continuous

クラウド(Creative Cloud、Document Cloud、Dropbox、OneDrive など)からファイルを開いている 場合 に、PDF として保存ダイアログボックスに、マイコンピューターではなく、ファイルの元の場所がデフォルトで表示されるようになりました。

カスタムの保存ダイアログボックス

Mac OS での 64 ビット版 Office 2016 用 PDFMaker のサポート

  対応バージョン:Acrobat DC Continuous

新しい PDFMaker アドインのサポートにより、Acrobat リボン(Acrobat/PDF を作成)を使用して、Mac 向けの 64-bit 版 Microsoft Word 2016 および PowerPoint 2016 内から高品質の Adobe PDF ファイルを作成できるようになりました。

Mac での ICA を使用した両面スキャン

  対応バージョン:Acrobat DC Continuous

Mac OS での ICA を使用した両面スキャンが有効になりました。スキャナーが両面スキャンに対応していない場合でも、両面のスキャンをおこなうことができます。

新しい OCR ライブラリ

  対応バージョン:Acrobat DC Continuous

Acrobat DC で、新しいバージョン の OCR ライブラリ(iDRS 15.2.2.1819)が利用できるようになりました。

Windows での QuickTime サポートの廃止

  対応バージョン:Acrobat DC Continuous および Classic

Apple では従来の Windows 向け QuickTime ソフトウェアに対するセキュリティアップデートの提供を終了しているため、このソフトウェアの攻撃に対する脆弱性が生じています。アドビでは、Acrobat および Readerを保護するために、Windows 上の QuickTime のサポートも廃止しています。Acrobat DC と Reader DC で組み込みの Windows ビデオプレーヤーを使用して、従来の QuickTime ビデオ(Acrobat 9 以前で作成された PDF に埋め込まれたビデオ)を再生できるようになりました。

詳しくは、Windows での QuickTime サポートの廃止を参照してください。

Acrobat DC 2016 年 7 月リリース

Acrobat DC 2016 年 5 月リリース

Acrobat DC 2016 年 1 月リリース

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新規ユーザーの場合

Adobe Acrobat 2020 (永続版)のサポートは 2025年6月1日に終了します

セキュリティリスクを避け、安心してお使いいただくため、サブスクリプション版へのアップデートを推奨します。

Adobe Acrobat 2020 (永続版)のサポートは 2025年6月1日に終了します

セキュリティリスクを避け、安心してお使いいただくため、サブスクリプション版へのアップデートを推奨します。