Web Viewer のレンディションとして使用する Folio を作成します。
Web 用 Content Viewer(Web Viewer)の設定をカスタマイズするには、アカウント管理ツールを使用します。Web Viewer を有効にする、有料のしきい値を設定する、共有されたリンクが無効な URL を指定しているときに表示される Web ページを指定するなどの操作を実行できます。詳しくは、 アカウント管理ツールを参照してください。ソーシャルシェアのワークフローについては、ソーシャルシェアを使用するを参照してください。
Web Viewer 専用のレンディションの作成
Web Viewer 専用の Folio レンディションを作成して、デバイスの Viewer には表示させずに Web Viewer ブラウザーにのみ表示させることができます。例えば、水平方向に表示を限定し、「タップ」ではなく「クリック」などの用語を使用し、サポートされないパノラマを静止画像で置き換える 1024x580 の Folio を作成できます。
「Web Viewer のみ」オプションを選択するのは、Web Viewer のブラウザーで記事を表示する場合に限りません。このオプションを選択しない場合、1024x768 の iPad 向けレンディションが Web Viewer に表示されます。
-
Web Viewer のレンディションは、1024x600 や 800x600 など、どのようなサイズでも指定できます。ただし、この Folio に記事を追加する場合、Folio とソースドキュメントの縦横比が一致している必要があります。例えば、1024x768 の記事は 800x600 の Folio に追加できますが(どちらも 4:3)、1024x600 の Folio には追加できません。
一方を Web Viewer のみと設定すれば、同じサイズの Folio レンディションを 2 つ作成することができます。
-
Web Viewer のレンディション用にソースファイルを作成します。
1 つの方法として、既存の InDesign ドキュメントにレンディションのレイヤーを作成します。例えば、記事を追加または読み込む準備ができたら、Web Viewer のレイヤーをオンにして、iPad HD のレイヤーをオフにします。もう 1 つの方法は、InDesign CS6 以降で代替レイアウトを作成します。
-
適切なメタデータ情報を指定して、レンディションを作成します。他の Folio レンディションで使用されるものと同じ Folio 名情報を指定します。市販 Folio には同じ製品 ID を指定します。
-
Folio Producer Organizer で、Folio を選択してから「Web Viewer のみ」を選択します。
-
ソーシャルシェアを有効にしてアプリケーションを構築し、Web Viewer のレンディションをテストします。
Web Viewer の Web サイトへの埋め込み
iframe タグを使用し、Web Viewer の共有記事を Web サイトに埋め込めます。共有記事コンテンツを独自のデザイン要素内に表示すれば、ユーザーに一貫したブランド体験を届けることができます。
Web サイトへのパブリケーションの埋め込みのビデオ(英語のみ)をご覧ください。
手順について詳しくは、Web Viewer コンテンツの Web ページへの埋め込み(英語のみ)を参照してください。
DPS Enterprise Edition アカウントを持ち、直接権利付与を有効にされた 1 つ以上のアプリケーションを持っている場合にのみ、組み込み Web Viewer に「サインイン」機能を含めることができます。このサインインオプションにより、App Store を介さずに発行者から雑誌号または購読を直接購入した読者にのみアクセスを許可します。この機能は、Professional Edition アカウントには提供されていません。Web Viewer でサインインを有効にするには、アドビの営業担当者またはカスタマーサポートにお問い合わせください。
Web Viewer コンテンツのオフライン表示
Chrome 用 Adobe Content Viewer offline extension を使用すると、Chrome ブラウザーで DPS Web Viewer コンテンツをオフライン表示できます。Chrome でのオフライン Web Viewer のブラウズを参照してください。