アカウント管理ツールを使用して Enterprise アカウントのアプリケーションロールを設定する際に、「コンテンツのセキュリティ保護を有効にする」を選択できます。このオプションを選択してから、「Folio を暗号化」オプションを選択して v30 以降の市販 Folio を公開すると、これらの Folio のコンテンツは、iOS デバイスでは次の方法で保護されます。

  • セキュアアカウント内の Folio は、Folio Producer Service(acrobat.com)を通じては使用できません。Folio は、Adobe Distribution Service に公開された場合のみ使用可能になります。
  • Adobe Distribution Service に公開される市販 Folio は暗号化されます。
  • アプリケーションに配信される Folio は暗号化されます。
  • デバイスをロックするか電源をオフにした場合、セキュア Folio は暗号化されたままになります。パスコードを使用してデバイスのロックを解除すると、Folio は使用可能になります。この機能は、オペレーティングシステムによって提供される iOS の標準機能を利用しています。セキュアアプリケーションについて詳しくは、Apple の iOS セキュリティドキュメント(PDF)を参照してください。

注意:

このオプションは、アプリケーションに機密情報や非公開情報がある場合のみ使用します。セキュアアカウントでは、ソーシャルシェア、Web Viewer、およびバックグラウンドダウンロードは使用できません。このオプションは、直接権利付与のアプリケーションと v30 以降で公開された市販 Folio に対してのみ使用できます。

コンテンツをセキュリティ保護する

Colin Fleming のビデオ「コンテンツのセキュリティ保護」(英語のみ)をご覧ください。

James Lockman 氏による記事DPS でのセキュリティ保護機能の使用について(英語のみ)をお読みください。

James Lockman氏による記事DPS で iOS デバイスのコンテンツを保護する(英語のみ)をお読みください。

コンテンツのセキュリティ保護の制約と制限

  • アプリケーションは直接権利付与を持つ必要があります。
  • 暗号化できるのは市販 Folio だけです。
  • Web Viewer を通じたソーシャルシェアは利用できません。
  • Folio Producer でのセキュア Folio のワイヤレスプレビューは設計上無効にされています。セキュア Folio をプレビューするには、デバイスでのプレビューまたは開発アプリケーションを使用してください。
  • バックグラウンドダウンロードとプログレッシブダウンロードはサポートされません。デバイスでは、Folio 全体をダウンロードしてから復号化する必要があります。
  • 現時点で、セキュア Folio が利用できるのは iOS Viewer だけであり、Android または Windows ストアでは利用できません。

コンテンツのセキュリティ保護を有効にする

アプリケーションアカウントでコンテンツのセキュリティ保護を有効にするには、以下の手順を実行します。

  1. アカウント管理を使用してアプリケーションアカウントを設定し(Enterprise のみ)、「コンテンツのセキュリティ保護を有効にする」を選択します。

    コンテンツのセキュリティ保護
  2. v30 以降の Viewer バージョンで Folio を作成します。

    v30 より前の Viewer バージョンの Folio は暗号化できません。

    すでに公開されている Folio は暗号化できません。その場合は、Folio を公開停止し、新しく v30 Folio を作成し、「Folio を暗号化」を選択して新しい Folio を公開します。

  3. Folio Producer を使用して Folio を公開する場合は、「Folio を暗号化」を選択し、Folio を「公開」および「市販」として公開します(無料の Folio は暗号化できません)。

    Folio を転送
  4. Apple iOS Developer サイトで、App ID を作成するか設定し、「Data Protection」を有効にします。新しい mobileprovision ファイルを作成し、DPS App Builder を使用してアプリケーションを構築します。

    「Data protection」を有効にするように App ID を設定する
  5. アプリケーションを Apple に送信する場合は、iTunes Connect の送信プロセス中に、アプリケーションに暗号化が含まれるよう指定します。詳しくは、Apple のガイドラインを参照してください。

    iTunes コンテンツの送信

Adobe Content Viewer にサインインしたときに、セキュア Folio は利用可能なダウンロードとしてライブラリに表示されません。これは、セキュア Folio が Folio Producer Service を通じて利用できないからです。セキュアカウントで Folio をプレビューするには、InDesign の Overlay Creator パネルと Folio Builder パネルの両方から、デバイスでのプレビューまたはデスクトップでのプレビューのメニュー設定を使用できます。別の方法として、カスタムアプリケーションを構築して、公開および市販として公開された Folio を表示できます。

セキュリティパッチレベルの更新

アドビは、コンテンツのセキュリティを確保するために、必要に応じてセキュリティパッチをリリースできます。セキュリティ違反が発生した場合、アドビは新しいせキュリティパッチを提供します。発行者は、最新のセキュリティパッチを指定し、アプリケーションの古いバージョンを非推奨とすることで、ユーザーのその後のセキュリティ違反を防ぐことができます。

セキュリティ違反を解決するために、アドビはサーバーコンポーネントとアプリケーションクライアントの両方を変更することが必要になる場合があります。セキュリティ違反によって新しいアプリケーションクライアントが必要になった場合、発行者は以下の手順に従って最新のパッチが適用された新しいバージョンのアプリケーションをビルドする必要があります。ユーザーは、新しいバージョンのアプリケーションをインストールしたキュリティパッチを取得する必要があります。この例では、新しいセキュリティパッチが適用されたアプリケーションは、アップグレードの必要性を検出し、ユーザーが余分なセキュア Folio をダウンロードするのを防ぎます。

必要があれば、アカウント管理ツールを使用して、最新のセキュリティパッチを指定できます。

  1. アカウント管理を使用して、コンテンツのセキュリティ保護が有効なアプリケーションアカウントを設定します。

  2. 「セキュリティパッチレベル」で、iOS に必要なセキュリティパッチを指定します。

    Android および Windows アプリケーションについては、コンテンツのセキュリティ保護はまだ有効になっていません。

  3. パッチレベルを指定したら、ウィンドウ最下部の「送信」をクリックします。

    セキュリティパッチの更新が有効になるまでに 15 分ほど要する場合があります。

  4. DPS App Builder を使用してアプリケーションを再構築し、App Store に再送信するか、個人用 Enterprise アプリケーションの場合は再投稿します。

  5. Folio Producer Organizer で、公開済み Folio を更新します。「コンテンツを更新」は選択されたままにしてしてください。

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