ColdFusion(2018 リリース)Performance Monitoring Toolset アップデート 1 の新機能および変更された機能について説明します。
新機能および変更された機能
HTTPS/SSL のサポート
セキュリティで保護された HTTPS/SSL を使用して、Performance Monitoring Toolset のダッシュボードにアクセスできます。
詳しくは、HTTPS のサポートを参照してください。
コードプロファイラーデータのツリー表示
コードプロファイラーの結果は、ColdFusion Builder のツリー構造の形式で表示できます。
詳しくは、コードプロファイラーの結果を参照してください。
データストアヘルスモニター
いずれかのパラメーターが定義されたしきい値を超えている場合は、警告を設定し、データストアの健全性を確認します。
詳しくは、データストアの正常性監視を参照してください。
テーマの変更
暗いテーマと明るい色を切り替えます。
詳しくは、テーマの変更を参照してください。
最も実行頻度の高いクエリ
最も実行頻度の高いクエリのグラフを表示し、クエリに関する SQL 統計情報を確認します。
詳しくは、最も実行頻度の高いクエリを参照してください。
追跡対象サーバーと追跡対象外サーバーの表示
「トポロジ」セクションで確認で追跡対象サーバーと追跡対象外を表示できます。
トポロジでは、ノードは現在のステータスに従って色分けされます。
詳しくはトポロジ内の追跡対象サーバーと追跡対象外サーバーの説明を参照してください。
このリリースの既知の問題
インストール
問題 1
インストール後に Performance Monitoring Toolset が起動しない場合は、JDK 11 をポイントします。
回避策
<Performance Monitoring Toolset Home>/config/ の jvm.config から --add-modules=java.xml を削除してから、Performance Monitoring Toolset を指し起動します。
問題 2
ユーザーアカウントが Performance Monitoring Toolset アップデート 1 で作成または変更されている場合、リリースバージョンの Performance Monitoring Toolset にログインすることはできません。
回避策
アップデート 1 をアンインストールした後、passwordreset.sh 内でユーザーアカウントを作成またはリセットします。
問題 3
Suse Linux では、Performance Monitoring Toolset をインストールできません。インストール中にランタイムユーザーを指定すると、次のようなエラーメッセージが表示されます。
「ユーザーアカウント '<user_name>' はルート権限を持っており、Performance Monitoring Toolset またはデータストアサービスを開始できません。サービスを開始するには、root 以外のユーザー名を入力します。」
REST
J2EE ノードの REST データが Performance Monitoring Toolset でキャプチャされません。
回避策
アプリケーションサーバーに既にデプロイされている J2EE インスタンスの場合は、cfusion/WEB-INF/web.xml の「CF Monitoring Filter mapping」セクションに以下のフィルターマッピングを追加します。
<filter-mapping>
<filter-name>CFMonitoringFilter</filter-name>
<servlet-name>CFRestServlet</servlet-name>
</filter-mapping>
SSL
ノードを SSL で実行している J2EE サーバーに接続すると、「ピアは認証されていません」というエラーメッセージが表示されます。