Creative Cloud ライブラリエンタープライズ版

Creative Cloud ライブラリを使用すると、クリエイティブエレメントをキャプチャし、整理して、クリエイティブチームと共有できます。Creative Cloud ライブラリを使用すると、クリエイティブプロセスのクリック数が減少して作業がスピードアップします。またデザイナーが適切なアセットを簡単に使用でき、企業がアセットの使用を管理できます。

他のユーザーをライブラリに招待します
1. 他のユーザーをライブラリに招待します。

招待されたユーザーが招待に応じます
2. 招待されたユーザーが招待に応じます

ライブラリとコンテンツが同期されます
3. ライブラリとコンテンツが、招待されたユーザーのコンピューターと同期されます。

注意:

Creative Cloud ライブラリエンタープライズ版は、お客様組織が法人向けアドビストレージ(世界に向けて段階的に展開中)を使用している場合にのみ利用できます。法人向けアドビストレージは、2021 年中にすべてのお客様に導入される予定です。

ライブラリアセットが更新されると、そのアセットは Creative Cloud と同期し、購読している各ユーザーに変更内容が送信されます。ライブラリアセットはハードドライブとクラウドの間で同期されるため、オンラインでなくてもライブラリアセットを使用することができます。例えば、旅行中の場合は、次回コンピューターがインターネットに接続したときに、ライブラリが最新の変更で更新されます。

詳細情報:

以下では、チームライブラリまたは Creative Cloud ライブラリエンタープライズ版の使用例をいくつか示します。

コーポレートスタイルガイド

コーポレートカラー、文字スタイル、ブランドアセットを読み取り専用のライブラリに保存することで、管理を維持し、ブランドの一貫性を確保できるとともに、デザイナーが常に最新のアセットを使用できます。詳細情報

共有プロジェクトライブラリ

共同作業する際に、デザイン要素、カラー、テキストスタイル、Adobe Stock 写真、ブラシ、ビデオなどを簡単に共有できます。これらのアイテムとアップデートは、すべてのユーザー間で自動的に同期されます。

ユーザーエクスペリエンス要素ライブラリ

Web、モバイル、および UX のデザインチームは、多くの場合、複数のデザインプロジェクトにわたってボタン、メニュー、その他のユーザーインターフェイス要素を参照します。これらの要素は Adobe XD から保存して、複数の XD プロジェクトでコンポーネントとして使用できます。

Creative Cloud ライブラリ実装ガイド

ライブラリを使用して企業スタイルガイドを作成する方法、Adobe XD を使用して UI/UX デザインシステムを作成する方法などについて詳しくは、「 Creative Cloud ライブラリ実装ガイド」を参照してください。

ダウンロード

所有権と継続性

ライブラリ所有者の ID タイプは、アセットの寿命とセキュリティに影響を与える可能性があります。ライブラリの保存方法には、ユーザーの個人用スペースへの保存と、チームスペースへの保存の 2 つの方法があります。組織やチームに所属しているユーザーは、チームライブラリにアクセスできる必要があります。これにより、ライブラリをチームスペース(共有リソース)に保存できます。どちらのタイプのライブラリにも、同じ方法でアクセスできます。両方のタイプのライブラリが、Creative Cloud のデスクトップアプリやパネルのライブラリビューに一緒に表示されます。グループライブラリは
のアイコンで識別できます。

個人ライブラリとは異なり、チームライブラリは個人のユーザーアカウントに関連付けられていません。チームライブラリの作成者はライブラリの所有者にはならず、ライブラリはチームに属します。所有者を 1 人にするのではなく、任意の数の編集者をライブラリに割り当てることができます。編集者は、他のユーザーのライブラリへのアクセスに影響を与えることなく、共同作業に参加またはそこから退出できます。

共同作業

招待

チームライブラリでは、個々のユーザーまたはユーザーのグループを招待することができます。チームライブラリに含めることができる共同編集者の数に制限はありません。

  • 個人:単一のユーザー。組織内または組織外のユーザーを指定できます。

  • グループ:Active Directory で同期されているグループ。サポートされているグループには、以下の 2 つの種類があります。

    • Azure Active Directory 同期グループ:組織の Azure Active Directory 内に管理者が作成するグループです。Admin Console を介して組織のアドレス帳に同期されます。
    • カスタムグループ:アドビユーザーが Creative Cloud インターフェイスを使用して作成するカスタムグループ。アドビアセットを共有するために使用されます。

詳しくは、「共同作業のために編集者と閲覧者を追加する」を参照してください。

「招待する」を選択する

権限

個人ライブラリと同様、チームライブラリでも、メンバーを招待する際に、ライブラリの編集権限または表示権限を付与するオプションを選択できます。

  • 編集:ライブラリへの投稿、新規アセットの作成、説明の追加、アセットの整理、他のユーザーの招待、ライブラリ内のアセットの使用が許可されます。

  • 表示:ライブラリ内のアセットを表示および使用できます。また、他のユーザーを招待できますが、付与できるのは表示権限のみです。

詳しくは、招待状を送信する際に、各招待者に権限を設定する方法を参照してください。

招待

アクセス設定

チームライブラリでは、アクセスレベルをライブラリに設定できる、新しい概念のアクセス設定が採用されています。ライブラリは、以下の 2 つのレベルのアクセス設定をサポートしています。

  • メンバーのみ:ライブラリに招待されたユーザーのみがライブラリにアクセスできます

  • 組織とメンバー:ライブラリに招待されたユーザーに加え、組織のすべてのメンバーにライブラリへの表示アクセスが付与されます。

管理

ライブラリブラウザー

ライブラリブラウザーでは、ユーザーに共有されているすべてのライブラリが表示されます。このブラウザーには、ユーザーに共有されている個人ライブラリとチームライブラリの両方が含まれます。ブラウザーには、Creative Cloud デスクトップまたは Creative Cloud アセット web サイトからアクセスできます。

フォローとフォロー解除

ライブラリーのフォローやフォロー解除は、ライブラリブラウザーから選択できます。フォローされているライブラリは、Creative Cloud アプリケーションからアクセスでき、ローカルにキャッシュされます。ライブラリへのアクセスが不要になった場合は、ライブラリのフォローを解除できます。フォローを解除するには、ライブラリに移動し、パネルメニューを展開して、「フォロー解除」を選択します。フォローを解除されたライブラリは、ライブラリのリストから除外されますが、引き続きライブラリブラウザーからアクセスしてフォローすることができます。これにより、アクセス可能なすべてのライブラリから一部を選択する管理レイヤーが提供され、よく使用するライブラリを選択できます。 詳細情報

削除

ライブラリを削除しても、ライブラリにリンクされているすべてのアセットは、様々なファイル、プロジェクト、タイムラインに残ります。Illustrator を除き、現在配置されているすべてのアセットは、それらがドキュメントに配置された解像度でレンディションを保存する必要があります。壊れたリンク先のアセットは、サイズ変更できません。 

壊れたリンク先のアセットには、以前ライブラリに関連付けられていたという情報が残っています。アセットは、再リンクが必要であることを示すエラーメッセージを表示します。そのアセットをファイルに埋め込むことも、別のライブラリから新しいアセットにリンクし直すこともできます。

書き出しと読み込み

ライブラリの書き出しは、コンテンツをアーカイブするために、特定のストレージソリューションにライブラリのコピーをバックアップする必要がある場合に便利です。書き出されたライブラリにはリンク情報が保持されるため、アカウントからライブラリを削除してストレージスペースをクリーンアップできます。書き出されたライブラリを使用していたプロジェクトに再度アクセスする場合は、そのライブラリを読み込むことで、既存のリンクされたすべてのアセットが自動的に解決されます。詳細情報

チームライブラリのベストプラクティス

以下では、チームライブラリの使用に関する便利なヒントや回避策を紹介します。

ライブラリには、色空間に応じてアイテムをフィルタリングする機能はありません。この回避策として、以下の 3 つが考えられます。

  • ライブラリアセット名に、「ロゴ(RGB)」や 「ロゴ(CMYK)」などのテキストを追加する。
  • 1 つのライブラリ内に、RGB グループと CMYK グループを別々に作成する。
  • RGB ライブラリと CMYK ライブラリを別々に作成する。

ライブラリ内のスポットカラーは、Illustrator と InDesign でのみサポートされています。他の Creative Cloud デスクトップアプリやモバイルアプリではサポートされていません。

UX デザインなどの一部の分野では、特定の解像度のソースファイルが必要です。ライブラリには、サイズや解像度に応じてフィルタリングする機能はありません。次の回避策を検討してみてください。

  • 「1920 x 1080 ロゴ」や「1024 x 768 ロゴ」のように、アセットに説明を追加する。
  • 1 つのライブラリ内に、必要な解像度ごとに個別のグループを作成する。
  • 必要な解像度ごとに個別のライブラリを作成する。

Illustrator または Photoshop で InDesign のテキストスタイルのアセットを使用すると、それらのアプリケーションが、アセットのプロパティを、ホストアプリケーションで利用可能なテキストスタイルのプロパティにマッピングしようと試みます。ホストアプリケーションにないプロパティは無視されます。

ライブラリ要素の名前の付け方に注意してください。ライブラリ要素を検索する方法は、目視で確認する方法と、アイテム名のテキストを検索する方法のみです。命名規則に従って、一貫性のある名前を付けてください。

ライブラリはマルチレベルリンクをサポートしていません。例えば、作成するライブラリ項目に、別のライブラリ項目を含めることはできません。同様に、ローカルファイルシステムやサーバー上にある別のファイルとリンク依存関係を持つライブラリアイテムを作成しないでください。1 つの回避策として、InDesign と Illustrator では、アセットをライブラリに追加する前に、リンクされたアイテムを埋め込むことができます。

各リンクは個別に更新する必要があるため、1 つのライブラリから別のライブラリにリンクをリダイレクトするのは大変な作業です。

時間の経過とともに、ライブラリ要素の追加や更新が必要になることはよくあります。そこで、ライブラリごとに少なくとも 1 名、別の社内ユーザーを「編集者」(「編集可能」権限を持つ共同作業者)として追加しておくことをお勧めします。これにより、ライブラリの所有者が不在でも、編集者がライブラリ内で必要な変更を行って、全員が締め切りに間に合うように対処することができます。

多くのチームに属する複数のクリエイターが、ライブラリアセットを使ってファイルにアクセスする必要がある場合は、まずライブラリを共有するのが最良の方法です。ソースファイルをまず共有すれば、欠落しているリンクがアプリケーションによって報告され、それに基づいて、各クラウドアセットを再リンクします。常に最初にライブラリを共有してください。

よくある質問

作成できるライブラリの数に制限はありません。Creative Cloud のストレージ容量によってのみ制限されます。

ライブラリには最大 10,000 個の要素を格納できますが、アセットをより効率的に整理するために、グループを使用することをお勧めします。大きなライブラリをスクロールするのは面倒な場合があります。

1 つのアセットの最大ファイルサイズは 1 GB です。ライブラリのアセットはクラウドに同期する必要があり、巨大なファイルはアップロードに時間がかかります。他のクリエイターが同じライブラリを使用している可能性があることに注意してください。カラースウォッチ、テキスト、段落スタイルや文字スタイルなどの要素のファイルサイズはごくわずかですが、複数レイヤーの高解像度 Photoshop コンテンツなどのアセットは、ファイルサイズが非常に大きくなります。

ライブラリには、共同編集者を何人でも含めることができます。

招待では、複数のユーザーが安全に共同作業をおこなうことができ、作業をおこなえるのは招待されたユーザーのみです。リンクの取得では、公開リンクが作成され、リンクを知っているすべてのユーザーがライブラリアセットのコピーをダウンロードできます。コピーは独立しており、元のライブラリにリンクされていません。

個人ライブラリは、2021 年からユーザーのクォータを使用するようになります。チームライブラリは、チームのクォータが使用されます。ユーザーのクォータが使用されることはありません。チームライブラリを 10 人のユーザーと共有している場合、クォータはチームのクォータに対してのみ適用され、個々のユーザーには適用されません。

Adobe Bridge は、ローカルハードドライブまたはファイルサーバーに保存されている様々なグラフィックファイル形式の多数のファイルを簡単に検索して表示できるデスクトップアプリケーションです。例えば、ハードドライブ上に複数のフォルダーから成るアセットの「ライブラリ」を構築し、Adobe Bridge を使用してそれらのフォルダーを高速で移動してアセットを操作することもできます。このワークフローは Creative Cloud ライブラリのワークフローと似ている点もありますが、Creative Cloud ライブラリのアセットはクラウド内に保存されるとともに、デスクトップアプリケーションのパネルに表示され、Creative Cloud アプリケーションの機能とより密接に統合されています。また、Creative Cloud ライブラリは、Adobe Bridge にはない方法で、Creative Cloud のモバイルアプリや特定のサードパーティ製アプリケーションと密接に連携します。

MS Word および PowerPoint

Microsoft Word と PowerPoint の Creative Cloud アドオンを使用すると、Word や PowerPoint の中でライブラリにアクセスできます。これにより、デザインアセットをプレゼンテーション、レポート、パンフレットなどの資料に組み込むことができます。詳しくは、「Adobe Creative Cloud Word/PowerPoint 向けアドイン」を参照してください。

Zapier

Creative Cloud ライブラリを Google シート、Slack、または Zapier で利用可能な他の 1,500 以上のアプリケーションと接続して、zap と呼ばれる自動ワークフローを作成します。詳しくは、「Creative Cloud ライブラリ Zapier 版」を参照してください。

Gmail

Adobe Creative Cloud for Gmail では、Creative Cloud Files、ライブラリ、モバイル作品に保存されているコンテンツへのリンクを Gmail メッセージで直接共有できます。

Creative Cloud ライブラリは、DAM(Digital Asset Management)システムに代わるものではありません。DAM システムは、主に多くの承認された画像アセットの管理を目的としています。Creative Cloud ライブラリは、カラー、段落スタイル、ページ要素、アセットの作成や適用など、アプリケーション内のタスクを高速化するデザイン要素に最適です。Creative Cloud ライブラリは、各ユーザーのデスクトップに同期されます。これに対して、DAM はサーバー上またはクラウド内でのみ実行されます。

アドビのロゴ

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