ここでは、RoboHelp でマスターページを使用して、トピックのレイアウトを素早くカスタマイズする方法について説明します。

マスターページとは

HTML ページは、コンテンツ、レイアウト、スタイルという 3 つの要素から構成されています。 シングルソースという考え方において、コンテンツをレイアウトとスタイルから切り離すことがベストプラクティスです。 CSS ファイルによってコンテンツとスタイルは分離されますが、レイアウトは HTML コード内に埋め込まれたままになります。マスターページを使用すると、レイアウトとスタイルをコンテンツから切り離すことができます。

マスターページにはレイアウト情報が含まれていて、CSS ファイルに関連付けられています。マスターページは HTML トピックのテンプレートです。ヘッダー、フッター、トピックのプレースホルダーを定義することができます。 また、ブレッドクラム、トピックの目次、スニペット、変数、フィールド、記号をマスターページに含めることができます。 マスターページにコンディションタグを適用することもできます。

マスターページを使用してトピックを作成することも、既存のトピックをマスターページに関連付けることもできます。マスターページを使用してトピックを作成すると、そのトピック内にトピック用のプレースホルダーコンテンツが挿入されます。既存のトピックにマスターページを適用すると、トピックのプレースホルダーコンテンツが無視されます。この場合、出力のプレビュー表示や生成を行うと、マスターページ内のトピックプレースホルダーが実際のコンテンツで置き換えられます。

マスターページ内で定義されたレイアウト情報は、作成者ビューには表示されません。出力の生成時や、関連トピックのプレビュー時に、レイアウトを表示することができます。 トピックのコンテンツはトピックプレースホルダー内に配置され、マスターページからレイアウトが継承されます。また、マスターページで定義されているすべてのプレースホルダーで、出力を生成したときの関連情報が設定されます。 

マスターページの読み込みと書き出しを行い、そのマスターページを複数のプロジェクトで使用することもできます。

マスターページの追加

マスターページは、以下に示す 2 つの方法で追加することができます。

  • マスターページパネルを使用する方法:
    マスターページパネルを使用してマスターページを追加すると(または、古いバージョンを RoboHelp 2019 にアップグレードすると)、コンテンツパネルの assets/masterpages フォルダーに、マスターページのファイルがデフォルトで保存されます。
  • コンテンツパネルを使用する方法:
    コンテンツパネルで、別のプロジェクトフォルダーにマスターページを追加すると、そのプロジェクトフォルダーにマスターページが保存されます。

マスターページをどのフォルダーに追加するかに関係なく、マスターページパネルを使用して、プロジェクト内のすべてのマスターページにアクセスして管理することができます。

マスターページを追加するには、以下の手順を実行します。

  1. 標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。

    作成者ビューが表示されます。

  2. マスターページパネルを使用してマスターページを追加する場合は、以下の手順を実行します。

    1. 作成者ツールバーで、「マスターページ」をクリックします。 マスターページパネルが表示されます。
    2. パネルの右上隅に表示されている  アイコンをクリックします
      新規マスターページダイアログボックスが表示されます。

    コンテンツパネルを使用してマスターページを追加する場合は、以下の手順を実行します。

    1. 作成者ツールバーで、「コンテンツ」をクリックします。コンテンツパネルが表示されます。
    2. コンテンツパネルで、フォルダーを右クリックするかオプションアイコン()をクリックし、「新規/新規マスターページ」を選択します。
      新規マスターページダイアログボックスが表示されます。
  3. 新規マスターページダイアログボックスで、マスターページの名前を入力して「終了」をクリックします。

    新しいマスターページがマスターページパネルに追加され、アルファベット順に表示されます。

  4. 標準ツールバーの左側に表示されているすべてを保存アイコン()をクリックします。

マスターページの編集

ニーズに合わせて、マスターページを簡単にカスタマイズすることができます。マスターページを編集するには、以下の手順を実行します。

  1. 標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。

    作成者ビューが表示されます。

  2. 作成者ツールバーで、「マスターページ」をクリックします。 マスターページパネルが表示されます。

  3. マスターページパネルで、カスタマイズするマスターページのオプションアイコン()を選択して「編集」をクリックします。

    マスターページがタブとして開き、ヘッダー、トピック、フッターのプレースホルダーがこのタブに表示されます。

    マスターページからトピックを作成する場合、トピックにはマスターページのコンテンツが含まれます。例としては著作権情報があります。マスターページをトピックに適用すると、出力のプレビュー時や生成時に、トピックのプレースホルダーが実際のコンテンツで置き換えられます。

  4. 必要に応じて、ヘッダー、トピック、フッターのプレースホルダーをカスタマイズします。これらのプレースホルダーをカスタマイズするには、ブレッドクラム、変数、トピックの目次、フィールド、記号を挿入します。 マスターページにコンディションタグを適用することもできます。

    詳しくは、以下のリソースを参照してください。

  5. プレースホルダー間に段落を挿入するには、目的のプレースホルダーにポインターを置いて段落挿入インジケーターをクリックします。

    master_page
    段落挿入インジケーター
  6. 標準ツールバーの左側に表示されているすべてを保存アイコン()をクリックします。

開いているマスターページで、ブレッドクラムプレースホルダーを挿入することができます。 このプレースホルダーには、ヘルプトピックの作成時に自動的に生成されるブレッドクラムが表示されます。ブレッドクラムは目次に基づいて生成されます。 

  1. 標準ツールバーで、ブレッドクラムプレースホルダーの挿入アイコン()をクリックします。ポインターを置いた場所に、ブレッドクラムプレースホルダーが配置されます。

    breadcrumbs_placeholder
    ブレッドクラムプレースホルダー
  2. ブレッドクラムプレースホルダーをクリックして、プロパティを設定します。

    プロパティパネルの「全般」タブに、「タイプ」として「ブレッドクラム」が表示されます。

  3. 全般」タブで、以下の項目を設定します。

    ホームページ名:ヘルプのホームページ名を入力します。

    区切り文字:ブレッドクラムの要素を分割するための区切り文字を指定します。 デフォルトの区切り文字は「>」です。

    接頭辞ラベル:ブレッドクラムの先頭に付加されるラベルを指定します。 例えば、「Navigate to:」などを指定します。

  4. 標準ツールバーの左側に表示されているすべてを保存アイコン()をクリックします。

トピックの目次の挿入とカスタマイズ

開いているトピックまたはマスターページに、トピックの目次を挿入することができます。 トピックの目次プレースホルダーには、ヘルプトピックの生成時またはプレビュー時に自動的に生成されるトピックの目次が表示されます。マスターページのレイアウトを設定する際に、トピックの目次の正確な位置と書式を定義することができます。また、必要に応じて見出しレベルをカスタマイズすることもできます。 

開いているトピックまたはマスターページにトピックの目次を挿入するには、以下の手順を実行します。

  1. 標準ツールバーで、トピックの目次プレースホルダーを挿入アイコン()をクリックします。 ポインターを置いた場所に、トピックの目次プレースホルダーが配置されます。

    topic_toc
    トピックの目次プレースホルダー
  2. トピックの目次をクリックして、プロパティを設定します。

    プロパティパネルの「全般」タブに、「タイプ」として「目次のキャプション」または「目次の本文」が表示されます。どちらが表示されるかは、ポインターの位置によって異なります。

    全般」タブを使用してインラインの書式設定を適用することも、「スタイル」タブを使用してスタイルシートのスタイルを適用することもできます。

  3. インライン書式を適用する場合は、「全般」タブで以下の操作を実行します。

    タイプが目次のキャプションである場合:

    • キャプション」フィールドで、デフォルトのキャプションを編集します。
    • フォントファミリー、フォントのスタイル、サイズ、色などを変更する場合は、各種の「フォント」オプションを使用します。
    • 背景の影を変更する場合や、背景画像を追加してそのサイズをカスタマイズする場合は、「背景」オプションを使用します。

    タイプが目次の本文である場合:

    • 見出しレベルをカスタマイズする場合は、「見出しを使用」フィールドで「開始」ドロップダウンと「終了」ドロップダウンを使用します。 見出しレベルのデフォルトの範囲は、2 ~ 6 です。 レベル 1 の見出しを含めることもできます。
    • 展開形式で目次を表示したくない場合は、「展開形式で目次を表示」フィールドをクリアします。
    • フォントファミリー、フォントのスタイル、サイズ、色などを変更する場合は、各種の「フォント」オプションを使用します。
    • 背景の影を変更する場合や、背景画像を追加してそのサイズをカスタマイズする場合は、「背景」オプションを使用します。
  4. スタイルシートのスタイルを適用する場合は、「スタイル」タブで以下の操作を実行します。

    タイプが目次のキャプションである場合:

    • 「スタイル」ドロップダウンリストで、「段落スタイル」を選択します。
    • スタイルのリストで、適用するスタイルを選択します。

    タイプが目次の本文である場合:

    • 「スタイル」ドロップダウンリストで、「リストスタイル」を選択します。
    • スタイルのリストで、適用するスタイルを選択します。
  5. 標準ツールバーの左側に表示されているすべてを保存アイコン()をクリックします。

フィールドの挿入

開いているトピックまたはマスターページに、システム変数やプロジェクト変数(日付、時刻、プロジェクトのタイトルなど)をフィールドとして挿入することができます。 フィールドは読み取り専用で、カスタマイズすることはできません。

開いているトピックまたはマスターページにフィールドを挿入するには、以下の手順を実行します。

  1. 標準ツールバーで変数/スニペット/フィールドの挿入アイコン()をクリックして、次に「フィールド」をクリックします。 フィールドダイアログボックスが表示されます。

  2. フィールドダイアログボックスで ドロップダウンを使用してフィールドを選択し、そのフィールドの書式を設定します。 例えば、「フィールド」を「日付」として選択した場合は、「書式」として、「デフォルト」、「DD-MM-YYYY」、または「MM-DD-YYYY」を選択します。

  3. 挿入」をクリックします。ポインターを置いた場所に、選択したフィールドが選択した書式で挿入されます。

  4. 標準ツールバーの左側に表示されているすべてを保存アイコン()をクリックします。

記号の挿入

開いているトピックまたはマスターページに、記号を挿入することができます。 記号を挿入するには、標準ツールバーで記号を挿入アイコン()をクリックします。記号が表示されたら、目的の記号を選択します。 ポインターを置いた場所に、選択した記号が挿入されます。

マスターページを使用してトピックを作成する

トピックを作成する際に、そのトピックをマスターページに関連付けることができます。 詳しくは、「トピックの作成」を参照してください。

トピックをマスターページに関連付ける

既存のトピックのプロパティを編集することにより、そのトピックをマスターページに関連付けることができます。 詳しくは、「トピックのプロパティの設定」を参照してください。

複製マスターページの作成

別の名前でマスターページの複製コピーを作成し、要件に合わせてそのコピーを編集することができます。

  1. 標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。

    作成者ビューが表示されます。

  2. 作成者ツールバーで、「マスターページ」をクリックします。 マスターページパネルが表示されます。

  3. マスターページパネルで、複製するマスターページのオプションアイコン()を選択して「複製」をクリックします。

  4. マスターページを複製ダイアログボックスで、複製コピーの名前を入力して「終了」をクリックします。

    複製マスターページがマスターページパネルに追加され、アルファベット順に表示されます。

  5. 必要に応じて、複製マスターページをカスタマイズします。 詳しくは、「マスターページの編集」を参照してください。

  6. 標準ツールバーの左側に表示されているすべてを保存アイコン()をクリックします。

マスターページの削除

マスターページを削除するには、以下の手順を実行します。

  1. 標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。

    作成者ビューが表示されます。

  2. 作成者ツールバーで、「マスターページ」をクリックします。 マスターページパネルが表示されます。

  3. マスターページパネルで、削除するマスターページのオプションアイコン()を選択して「削除」をクリックします。

  4. 確認ダイアログボックスで「はい」をクリックして、削除操作を確定します。

    マスターページが削除されます。 

  5. 標準ツールバーの左側に表示されているすべてを保存アイコン()をクリックします。

マスターページの検索

プロジェクト内のマスターページの場所を確認するには、以下の手順を実行します。

  1. 標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。

    作成者ビューが表示されます。

  2. 作成者ツールバーで、「マスターページ」をクリックします。 マスターページパネルが表示されます。

  3. マスターページパネルで、検索するマスターページのオプションアイコン()を選択して「エクスプローラーで表示」をクリックします。

    Windows エクスプローラーに、マスターページファイルとその場所が表示されます。

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