出力設定ダイアログボックスを表示するには、次のいずれかの操作を行います。
出力オプションの設定
出力設定によって、最適化した画像を保存するときの HTML ファイルの書式設定方法、ファイルおよびスライスの名前の付け方、背景画像の扱い方を制御します。 これらのオプションは 出力設定ダイアログボックスで設定します。
出力設定を保存して別のファイルに適用することができます。
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最適化した画像を保存する場合は、最適化ファイルを保存ダイアログボックスまたは最適化ファイルを別名で保存ダイアログボックスの設定ポップアップメニューから「その他」を選択します。
Web およびデバイス用に保存ダイアログボックスの最適化ポップアップメニュー(プリセットメニューの右)から「出力設定の編集」を選択します。
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(オプション)既定の出力オプションを表示するには、設定ポップアップメニューからオプションを選択します。
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必要に応じて、各オプションセットを編集します。 別のオプションセットに切り替えるには、設定メニューの下のポップアップメニューからオプションセットを選択します。 「次へ」をクリックするとメニューリストに次のセットが表示され、「前へ」をクリックすると前のセットが表示されます。
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(オプション)出力オプションを保存するには、オプションを設定して「保存」をクリックします。 ファイル名を入力してファイルの保存場所を選択し、「保存」をクリックします。
出力設定は任意の場所に保存できます。 しかし、ファイルを Animate フォルダー内の最適化出力設定フォルダーに保存すると、ファイルは設定のポップアップメニューに表示されます。
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(オプション)出力設定を読み込むには、「読み込み」をクリックし、ファイルを選択して「開く」をクリックします。
HTML 出力オプション
HTML セットには次のオプションを設定できます。
XHTML の出力
書き出し時に XHTML 標準に準拠した Web ページを作成します。 「XHTML の出力」を選択すると、XHTML 標準と矛盾する他の出力オプションは使用できなくなります。 このオプションを選択すると、「 タグケースおよび属性ケースオプション。
タグの書式
タグ名の大文字、小文字による表記方法を指定します。
属性の書式
属性での大文字と小文字の使い方を指定します。
一行目インデント
コード行をインデントする方法を指定します。オーサリングアプリケーションのタブ設定を使用するか、指定した個数のスペースを使用するか、またはインデントを行わないかを選択します。
改行コード
改行コードの互換性を確保するため、使用するプラットフォームを指定します。
エンコーディング
Web ページ用の初期設定の文字エンコーディングを指定します(このオプションは Illustrator だけで使用できます。Photoshop では常に UTF-8 エンコーディングを使用します)。
コメントを含める
説明のコメントを HTML コードに追加します。
常に Alt 属性を追加する
一般的な Web アクセス標準に準拠するよう IMG 要素に ALT 属性を追加します。
常に属性に引用符を付ける
タグ属性を常に引用符で囲みます。 旧式のブラウザーや厳密な HTML 標準に準拠するには、属性に引用符を使用することが必須です。 ただし、常に属性の値を引用符で囲むことはお勧めできません。 このオプションの選択を解除している場合は、必要に応じて引用符が使用され、ほとんどのブラウザーに対応できます。
すべてのタグを閉じる
XHTML に準拠するようファイル内のすべての HTML 要素に終了タグを追加します。
Body タグにマージンゼロの属性を含める
ブラウザーウィンドウ内の初期設定の余白を削除します。 値が 0 に設定された marginwidth タグ、marginheight タグ、leftmargin タグおよび topmargin タグを Body タグに追加します。
スライス出力オプション
スライスセットには次のオプションを設定できます。
テーブルを生成
カスケーディングスタイルシートではなく、HTML テーブルを使用してスライスを配置します。
空のセル
空のスライスをテーブルセルに変換する方法を指定します。 IMG タグで指定されている幅と高さの 1 ピクセル GIF を使用するには、「GIF, IMG W&H」を選択します。 TD タグで指定されている幅と高さの 1 ピクセル GIF を使用するには、「GIF, TD W&H」を選択します。 テーブルデータにセル内で折り返さない属性を使用して、TD タグで指定されている幅と高さを使用するには、「NoWrap, TD W&H」を選択します。
TD W&H
テーブルデータの幅および高さの属性を追加するかどうかを指定します。「必ず追加」、「追加しない」または「自動」(推奨設定)があります。
スペーサーのセル
生成されたテーブルの周囲に空のセルスぺーサーの行と列を追加するかどうかを指定します。「自動」、「自動(下)」(推奨設定)、「必ず追加」、「必ず追加(下)」、「追加しない」のいずれかを選択します。 スライスが整列していないテーブルレイアウトの場合、セルスペーサーを追加することで、一部のブラウザーで発生するテーブルの分割を防止できます。
CSS を生成
HTML テーブルではなく、カスケーディングスタイルシートを生成します。
参照先
CSS を使用する場合に HTML ファイルでスライスの位置の参照方法を指定します。
ID ごと 一意の ID で参照されるスタイルを使用して各スライスを配置します。
インラインブロックオブジェクトである <DIV> タグの宣言にスタイル要素を含めます。
クラスごとに一意の ID で参照されるクラスを使用して各スライスを配置します。
スライス名の初期設定
ポップアップメニューからオブジェクトを選択するか、またはテキストをフィールドに入力して、スライス名を初期設定します。 選択できるオブジェクトには、ドキュメント名、 スライスという単語、スライスまたはロールオーバーステートを示す番号または文字、スライスの作成日、句読点、または「なし」があります。
背景の出力設定
出力設定ダイアログボックスでは、次の背景オプションを設定できます。
ドキュメントの表示形式
Web ページで現在の画像の背景に画像または単一色を表示するには、「画像」を選択します。 Web ページで最適化した画像をタイル形式の背景として表示するには、「背景」を選択します。
背景画像
画像ファイルの場所を入力するか、「選択」をクリックして画像を選択します。 指定したファイルが Web ページ上の最適化画像の背景画像としてタイル形式で表示されます。
カラー
カラーボックスをクリックし、カラーピッカーを使用して背景カラーを選択します。または、ポップアップメニューでオプションを選択します。
ファイルの保存の出力設定
出力設定ダイアログボックスでは、次のファイルの保存オプションを設定できます。
ファイルの名前
ポップアップメニューでオブジェクトを選択するか、ボックスにテキストを入力して、すべてのファイルで使用するベースファイル名を作成します。 オブジェクトには、ファイルの名前、スライス名、ロールオーバーステート、トリガー名、ファイル作成日、スライス番号、区切り記号、ファイル拡張子があります。 オプションによっては、ファイルにスライスまたはロールオーバーステートが含まれている場合にだけ意味を持つものがあります。
これらのテキストボックスでは、ファイル名の各部の順序と書式を変更できます(例えば、ロールオーバーステートを正式な用語ではなく短縮形で表すことができます)。
ファイル名の互換性
Windows(長いファイル名が可能)、Mac OS、UNIX でファイル名の互換性を持たせるものを選択します。
画像をフォルダーに保存
最適化した画像を保存するフォルダーを指定します(ドキュメントにスライスが複数含まれている場合にだけ使用可能です)。
保存時に背景画像をコピー
背景の環境設定で指定された背景画像を保存します。
タイトルと著作権情報を画像に含める
ファイル情報ダイアログボックスに情報を入力することで、Web ページにタイトルおよび著作権情報を追加できます。画像が HTML ファイルと共に書き出されると、Web ブラウザーのタイトルバーにタイトル情報が表示されます。 著作権情報は、ブラウザーには表示されませんが、HTML ファイルにコメントとして追加され、画像ファイルにはメタデータとして追加されます。
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ファイル/ ファイル情報を選択します。
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Web ブラウザーのタイトルバーに表示するタイトルは、ファイル情報ダイアログボックスの「説明」セクションの「ドキュメントタイトル」テキストボックスに入力します。
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著作権情報は、ファイル情報ダイアログボックスの「説明」セクションの「著作権情報」テキストボックスに入力します。
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「OK」をクリックします。