次のチュートリアルは、Adobe Captivate でスクリプトの使用を開始する際に役立ちます。

ユーザー名とパスワードを入力するフィールドがあるログインスライドを作成するよう依頼されているとします。

ユーザーが正しい値を入力すると、次のアクションが発生します。

  • プロジェクトが次のスライドに進みます。

  • 次のスライドのテキストキャプションに「Welcome <ユーザー名>」というメッセージが表示されます。

  • デフォルトの電子メールエディターが起動して、このログインについて通知を受ける必要がある人物の電子メール ID が表示されます。

ユーザーが入力した情報が正しくない場合、情報を再入力するよう促すテキストキャプションが表示されます。

プロジェクト用の変数の作成

  1. プロジェクト/変数を選択します。

  2. varUserName という名前の変数を作成し、値を user にします。詳しくは、ユーザー定義変数の作成を参照してください。

  3. varPassword という名前の変数を作成し、値を password にします。

スライド用のオブジェクトの作成

  1. プロジェクトを 1 つ開き、テキスト入力ボックスを 2 つ(ユーザー名用とパスワード用)挿入します。このテキスト入力ボックスは、フォームフィールドとして設定する必要があります。

    注意:

    テキスト入力ボックスがフォームフィールドとして機能するように設定するには、テキスト入力ボックスを選択し、プロパティインスペクターで「ユーザー入力を検証」をオフにします。 

  2. ユーザー名フィールドから「送信」ボタンを削除します。

  3. ユーザー名の以下のオプションを設定します。

    • 「アクション」で、「成功の場合」に移動し、「アクションなし」を選択します。

    • 「試行回数無制限」の選択を解除します。

    注意:

    このオプションは、「ユーザー入力を検証」を無効にすると、自動的に無効になります。

    • プロパティインスペクターの「アクション」領域で、「最終試行」フィールドの「続行」を選択します。
    • このフィールドに変数 varUserName を(プロパティインスペクターの「一般」領域の「関連付けられた変数」フィールドで)関連付けます。
  4. パスワードのテキスト入力フィールドをダブルクリックして、次のオプションを設定します。

    • 「成功時」フィールドで「続行」を選択します。

    • 「試行回数無制限」の選択を解除します。

    • 最終試行の後メニューで「続行」を選択します。

    • 「関連付けられた変数」で、varPassword を選択します。

  5. テキストキャプションを挿入し、次の操作を実行します。

    • キャプションに「ユーザー名またはパスワードが無効です。もう一度試してください。」というテキストを入力します。

    • 「名前」で、キャプション名を FailureCaption に変更します。「表示」オプションを選択解除します。これで、スクリプトの条件をクリアしてキャプションが有効になるまで、キャプションが非表示になります。

  6. 空白スライドを挿入します。

  7. テキスト「Welcome」と変数 varUserName を「Welcome $$varUserName$$」の形式で含めたテキストキャプションを挿入します。

  8. variables.cp としてプロジェクトを保存します。

ログインスライドの高度なアクションの作成

ログインスライドの高度なアクションでは、以下を実行する必要があります。

  • ログインフィールドとパスワードフィールドに正しい情報が入力されたかどうかをチェックします。

  • 情報が正しい場合、次のスライドに進みます。

  • 情報が正しくない場合は、ログインスライドのまま、ログイン情報を再度入力するようユーザーに促すテキストキャプションを表示します。

  1. プロジェクト/高度なアクションを選択します。

  2. スクリプトウィンドウで、次の操作を実行します。

    1. 「アクションのタイプ」で、「条件付きアクション」をクリックします。

    2. スクリプトの名前として「validate」と入力します。

    3. 「IF」セクションで、行をダブルクリックし、ドロップダウンリストから適切なオプションを選択します。選択するオプションについては、次の図を参照してください。

      高度なアクション「validate」の「IF」条件設定
      高度なアクション「validate」の「IF」条件設定

    4. 「アクション」セクションで、先頭の行をダブルクリックし、アクションとして「続行」を指定します。

    5. 「ELSE」ヘッダーをクリックし、行をダブルクリックして、次の図のように適切なオプションを指定します。

      高度なアクション「validate」の「ELSE」条件設定
      高度なアクション「validate」の「ELSE」条件設定

設定したコードの意味を行ごとに説明すると、次のようになります。

「IF」条件のコード行
「IF」条件のコード行

このコードでは、ユーザーがユーザー名およびパスワードのログイン資格情報をそれぞれ該当するフィールドで使用しているかどうかをチェックします。

「IF」の条件が成立した場合に実行するアクション
「IF」の条件が成立した場合に実行するアクション

ユーザー名およびパスワードが正しく入力されている場合、次のスライドに進みます。

「ELSE」条件のコード行
「ELSE」条件のコード行

ユーザー情報が正しくない場合、プロジェクトはログインスライドのままです。FailureCaption という名前のテキストキャプションが表示されます。

電子メールおよび開始スライド用の高度なアクションの作成

スクリプトウィンドウで、次の操作を実行します。

「sequentialaction」という名前のスクリプトを作成し、次に示すコードを設定します。

  1. 「アクションのタイプ」で、「標準アクション」をクリックします。

  2. スクリプトの名前として「sequentialaction」と入力します。

  3. 行をダブルクリックして、次の図のようにオプションを指定します。

「sequentialaction」のコード行
「sequentialaction」のコード行

設定したコードの意味を行ごとに説明すると、次のようになります。

「sequentialaction」コードの 1 行目
「sequentialaction」コードの 1 行目

正常にログインした場合、このコードによりデフォルトの電子メールエディターが起動し、宛先フィールドに「xyz@company.com」という電子メール ID が表示されます。

「sequentialaction」コードの 2 行目
「sequentialaction」コードの 2 行目

「Welcome <ログイン名>」というテキストを含むテキストキャプションが表示されます。

ログインスライドへの高度なアクションの適用

  1. ログインスライドをダブルクリックし、プロパティインスペクターで以下のアクションを設定します。

    • 入力時:「続行」を選択します。

    • 終了時:「高度なアクションを実行」を選択し、アクションメニューで「検証」を選択します。

ログイン後の次のスライドへの高度なアクションの適用

  1. 表示スライドをダブルクリックし、プロパティインスペクターで以下のアクションを設定します。

    • 入力時:「高度なアクションを実行」を選択し、アクションメニューで「sequential action」を選択します。

    • 終了時:「次のスライドに移動」を選択します。

プロジェクトを実行して、プロジェクトの目的を達成できたかどうかをチェックします。

その他のチュートリアルと例

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