- ColdFusion の概要
-
ColdFusion の変更点
- ColdFusion の変更点
- JRun から Tomcat への変更
- セキュリティの機能強化
- ColdFusion WebSocket
- Java 統合の強化
- ColdFusion ORM 検索によるインデックス作成と検索
- Solr の機能強化
- スケジューラーの機能強化
- Microsoft Exchange Server 2010 との統合
- ColdFusion での RESTful web サービス
- ColdFusion でのクライアントとサーバー間の遅延読み込み
- Web サービスの機能強化
- 地理位置情報の表示
- クライアントサイドのチャート作成
- キャッシュ機能の強化
- ColdFusion Administrator を使用したサーバーの更新
- ColdFusion Administrator のセキュアプロファイル
- アプリケーション開発の概要
- CFML プログラミング言語
- ColdFusion アプリケーションのビルディングブロック
- CFML アプリケーションの開発
- データのアクセスと使用
- ColdFusion ORM
- ColdFusion と HTML 5
- ColdFusion での Flex と AIR の統合
- 情報の要求と提示
- Office ファイルとの相互運用性
- ColdFusion ポートレット
-
ドキュメント、チャート、レポートの操作
- ドキュメント、チャート、レポートの操作
- ColdFusion での PDF フォームの操作
- PDF ドキュメントの組み立て
- ColdFusion 画像の作成および操作
- チャートとグラフの作成
- 印刷用のレポートとドキュメントの作成
- Report Builder を使用したレポートの作成
- スライドプレゼンテーションの作成
- Web 要素および外部オブジェクトの使用
- 外部リソースの使用
すべてのモバイル機能とモバイル関連機能は ColdFusion(2025リリース)で削除されました。
詳しくは、ColdFusion の非推奨の機能を参照してください。
概要
Adobe ColdFusion(2018 リリース)および ColdFusion Builder(2018 リリース)(ColdFusion Mobile Platform の構成要素)を使用すると、複数のプラットフォームをターゲットにしたモバイルアプリケーションをすぐに構築できます。 様々なモバイルプラットフォームや補助的な Web ブラウザーについて、制約や機能に注目する必要はありません。 ColdFusion を全体的に使用してモバイルアプリケーションを構築でき、デスクトップブラウザー上でも、モバイルブラウザー上でも、インストールされる HTML5 ベースのネイティブアプリケーションとしてでも、同じように良好な状態で動作させることができます。
ColdFusion Mobile Platform の目的は、迅速かつ堅牢なモバイルアプリケーションの開発、デバッグ、パッケージ化、デプロイを容易にするサーバーおよび開発インフラストラクチャを提供することです。 このプラットフォームは次の主要コンポーネントにより構成されます。
- CFML 言語:CFML プログラミング言語に追加された機能。CFML コードからモバイルと相性のよい HTML/JavaScript への変換が容易になり、HTML5 などの最新の Web 標準を簡単に採用できます。
- ColdFusion Builder:ColdFusion サーバーと併用することによって、モバイルアプリケーションを迅速に構築、デバッグ、調査およびパッケージ化できるようになります。
CFML が促進するプログラミングのしやすさと、JavaScript の強力な機能を併せ持った ColdFusion Mobile Platform は、モバイルアプリケーション開発向けの堅牢なプラットフォームかつ完全なソリューションとなります。
ColdFusion Mobile Platform を利用すると、CFML によってモバイルアプリケーションを迅速に開発できます。 クライアントサイドのアプリケーション開発に関連する CFML コンストラクトは、ColdFusion によって自動的に JavaScript に変換されます。つまり、CFML の特性、関数、タグ、その他の機能の一部については、JavaScript への変換がサポートされません。
メモ:このプレリリースバンドル版では、ColdFusion Builder を使用したモバイルアプリケーション構築中のデバッグ機能がサポートされます。
モバイルアプリケーションのタイプ
ColdFusion Mobile Platform では、次のタイプのモバイルアプリケーションを作成できます。
- ColdFusion によりデプロイされた web アプリ:モバイルデバイスの web ブラウザー経由でレンダリングできます。デバイスのネイティブ機能はサポートされません。
- ハイブリッド/シェルアプリ:スタンドアロンのモバイルアプリケーションとして実行できます。 このタイプでは、デバイスのネイティブ機能がサポートされます。
ColdFusion サーバーの設定
インストールガイドに記載されている指示に従って、ColdFusion サーバーをインストールします。 インストール中に、モバイルアプリケーションをサポートするようにサーバーを設定する必要はありません。このサポートはデフォルトで利用できます。
ColdFusion Builder の設定
ColdFusion Builder のインストールガイドに記載されている指示に従って、ColdFusion Builder をインストールします。 このドキュメントを読み始める前に、Adobe ColdFusion Builder ユーザーガイドをお読みください。
Mobile プロジェクトの作成
ColdFusion Builder では「ColdFusion Mobile プロジェクト」という新しいプロジェクトタイプが導入されました。このプロジェクトタイプは、モバイルアプリケーションの構築とパッケージ化に役立ちます。 ただし、既存の ColdFusion プロジェクトを ColdFusion Mobile プロジェクトに自動的に変換することもできます。 既存のプロジェクトの移行を参照してください。
ColdFusion Mobile プロジェクトを作成するには、次のタスクを実行します。
- ファイル/新規/ColdFusion Mobile プロジェクトをクリックするか、ナビゲーター領域を右クリックして新規/ColdFusion Mobile プロジェクトをクリックします。 モバイルテンプレートを選択するように求められます。 独自のモバイルテンプレートの作成について詳しくは、モバイルテンプレートを参照してください。 既存のテンプレートをインポートするには、「インポート」をクリックします。 モバイルテンプレートは、モバイルテンプレートで説明している基準に従う必要があります。
- 「次へ」をクリックします。
- 「プロジェクト情報」セクションで、次の詳細情報を入力します。
- プロジェクト名を入力します。
- CFML 辞書のバージョンで「ColdFusion 2018」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- サーバーの詳細画面のサーバードロップダウンボックスで、「サーバーを追加」をクリックします。
- サーバーの設定画面で、サーバーの詳細を入力します。 「次へ」をクリックします。
- 「フォルダーをリンク」セクションで、サーバーの Web ルートの下にある特定の ColdFusion ディレクトリをプロジェクトにマッピングします。
- 「終了」をクリックします。
以上で、ColdFusion Mobile プロジェクトを作成できました。 これで、モバイルアプリケーションの構築作業を開始できます。
メモ
ColdFusion プラットフォームを使用したモバイルアプリケーションの開発中は、index.cfm および index.html ファイルを、選択されたアセットのルートディレクトリに置くようにします。
コードの記述
モバイルプロジェクトの用意ができましたので、デバイスカメラから画像を取得するコードを記述します。
<cfclientsettings enableDeviceAPI=true> |
既存のプロジェクトの移行
既存の ColdFusion プロジェクトを ColdFusion Mobile プロジェクトに自動的に変換できます。そのためには、次のスクリーンショットに示すように ColdFusion Mobile の性質を適用します。 :